|
カテゴリ
全体
作品/art music art&music foods 展覧会/schedule works 版eqip画展示企画ユニット willow pattern movie 単なる日記 MaskingMask 『B&W』Shopping 松本清志 その他 検索
リンク
最新の記事
お気に入りブログ
最新のコメント
以前の記事
ライフログ
出版してます
銅版画
CD
ファン
|
![]() 今展示中の「柳ホテル」では、ホテルの従業員や客のそれぞれのストーリーがあり、ある時は、別々の絵の登場人物が別の絵の中に一緒に登場したりします。 上の版画は2007年のものです。 登場人物の二人がついに結婚。 そのころちょうど「Bronze & Willow」の曲も作っていて、「Wedding tune」という結婚式の曲も作っていたのでした。東欧のブラスバンドが好きで、冠婚葬祭に必ず村を演奏しながら歩いて行くロマバンドを描きたかった。この曲もその理想の姿を実現するべく、その時知合った関西の大人数ロマバンド「フレイレフジャンボリー」に演奏をお願いすることになったのでした。 外での結婚式の様子です。小さい頃に経験したお姉さんの結婚式の様子は8ミリフィルムに残っていて、それを見ながらあの日のことを思い出す・・・という内容の曲です。 レコーディングは、人数が多いのでスタジオではなくて、門前仲町の「門仲天井ホール」で録音しました。音楽プロデューサーの近藤達郎さんが手持ちのマイクをたくさん持参して楽器に合わせたセッティングを駆使されてました。 ここはすばらしいところです。でもことしの9月には閉じられてしまうらしいのですね・・・残念です。 わたしの妄想そのままのロマ風曲に仕上がり、このアルバムはこれで大団円となります。 そんなわけで、左の絵は「万華鏡の夜」というクストリッツア風に空を飛ぶ二人の絵となり。右は教会から結婚式のパーティ会場に向うブラスバンドの様子を描いた「一緒にいくかい?」という作品になりました。人も動物もみんな一緒に練り歩く。楽しい・・・・・ さて、きょうは3時にはギャラリーに到着している予定です。 あしたは2時半くらい。 そして、すっかり忘れてしまうところでしたが、21日から工房展が始まります。 今回はみんさん複数枚だすようです。わたしは豪華一点主義宣言したので、自信作1点です!!!! 第20回ザボハウス展 2012年 5月21日(月)~26日(土) 時間 11:00am - 18:30pm (最終日17:00pmまで) 文房堂ギャラリー http://www.bumpodo.co.jp/ 東京都千代田区神田神保町1-21-1 文房堂ビル4F TEL 03-5282-7941 ・ザボハウスの会員による展覧会です。今回で20回目となります。 ・初日21日(月) 5:00pmより、オープニング・パーティーがあります。(誰でも参加OK。わたしも遅れて行きます) http://www.zabohouse.com/exhibition.html その搬入が20日の12時からあるため、20日日曜日は夕方になってしまうと思います。 どちらもよろしくお願いいたします。 ![]() 「女神たちの刻む銅版画物語」展5日目でした。 雨でも結構見にきてくださってて、嬉しいです! 今回わたしは2002年からライフワークのようにつづいているシリーズ「柳ホテル」をほぼ出しています。 ズラッと並べることができたのはこれで4回目で、「グランドホテル形式」だから、いくらでも話は膨らみ、増えています。 写真は2002年の個展の時にすでに確立されていたホテルの従業員6名です。従業員関係はだいたい「赤」で表されていて、お客はプルシャンブルーで表されています。 今回初めて見た方にはホテルを描こうとしたキッカケから懇切丁寧にご説明。前に見たことのある方には、その後のストーリーや、隠れキャラとかどう見ると面白いかなど話しています。 広島でやった2回目の時には、登場人物やペットの相関図をギャラリーのIさんが作ってくれていました。今回も、何人もの方にそうゆうパンフレットなり、まとめた本があるとおもしろいのじゃないか、と言われ、「ああ、そんなの作りたいな〜」と本気で思ってしまいました。 多分一番おもしろいのは、どの絵にもその絵を描いている時に聞いていた曲とか、アルバムとか、影響をうけた映画とかが如実に表れていて、さらに曲や歌詞が閃いて、そのまま版画に突入した絵も多数なので、そのあたりのわたし自身の物語と共に書いたら、すっごくおもしろい・・・ 是非、本にしたい!どなたか本にしていただけないかしらぁ〜〜〜、とここでほざいてみます。 曲もあれから増えているし、ミニアルバムも作れるかも〜〜・・・・ ようするにこの「柳ホテル」はわたしの「妄想ホテル」です。 でもね、しっかりとした裏付けのある、確固たる存在理由のあるホテルなのでありまーす 7月の個展では、また違うシリーズを出しますが、柳ホテルの一人も登場する予定。 お話はいつまでも続きます・・・・・・ わたしのいない時に来てくださったみなさま、会えなくて残念でした。すみません。ありがとうございました。 小さなノートを置いていますので、わたしがいない時にはひと言メッセージをお願いいたします! 感想もとても、楽しく読ませて頂いています。 あしたは「裏切りのサーカス」を見に行きます。出ている人も好きだし、男のスーツが大好き!!なのです。 それからギャラリーに行くので、15時少しすぎになります。18時くらいまでいます。 お待ちしております。
きのうから始まりました「女神たちが刻む銅版画物語」展、見応えのある展示になっております!
![]() 東京国際フォーラムの広場左側にある「フォーラム・アート・ショップ」の中にある広いギャラリーです。 外からも奥の方に見えてます。 大きな作品の舟田さん、ドライポイントの黒が迫力ある蟹江さん、そして「柳ホテル」ほぼ全作品のわたしの3人の女神(!!!!!)の作品展です。 きょうは13時から18時までおります。 あしたは12時くらいからやはり18時くらいまでおりますので、是非お立ちよりください。 お待ちしております。 http://www.satomin.jp/info/exhib/12forum.html
告知といっても展覧会の告知であります!
![]() ![]() ☆2012年5月11日(fri)~28日(mon) 「女神たちが刻む銅版画物語」 舟田潤子/蟹江杏/松本里美 時間10:00~20:00(最終日5月28日(月)のみ17時閉場) 100-0005 東京都千代田区丸の内3-5-1 東京国際フォーラム 1Fアートショップ内ギャラリー Tel:03-3286-6716 有楽町駅前ビックカメラの右です。 広場の左手にあるアートショップの中左奥です。 3人展ですが、結構広いです。 わたしは2002年からライフワークの一つとなっている「柳ホテル」シリーズほぼ全作品です。 そして、凄いんですよ〜! 2010年に国立の亀福ギャラリーでの個展「柳模様の物語」で、あの時にmamaclioと一緒に音楽つきでやった紙芝居BOXそのまま展示することになりました。テキストも置きますので、是非見てくださいね。 ![]() 手製の木製紙芝居BOXです。 そのほか、CDや本の物販もあります。重版になった「英国フード記A to Z」や「スウェーデン民話名作集」の1と2、「Bronze & Willow」のほかサボテンのCDも置かせてもらおうかと思っています。 在廊日は決まっていませんが、ご連絡いただければできるだけ馳せ参じます〜 初日は昼前から4時くらいまでいる予定です。 26日と27日は行くことができません。 最終日はずっと在廊です。 ![]() 『ガンを告知された50代子持ちフリー歴24年Webデザイナー妻不良アーティストという一見危ういアヴァンギャルドな男と家族の4年半』 というのが「メメント・マツキヨ」コラムのかいつまんだ内容です。 癌であると「告知」・・・という言葉自体が重苦しいですね。実際マツキヨの場合は「お知らせ」といった軽さがあった・・・「存在の絶えられない軽さ」という文字さえ頭をよぎる瞬間を味わうことになる。 ●告知はこんな風にやってくる 2007年の11月(「Bronze & Willow」ができあがった日で、1冊目をジパングレーベルの社長にお届けしよう!としていた日)のとある朝に食道静脈瘤破裂で救急で運ばれて九死に一生を得てから約1年間の検査通院。 そして、2009年の2月一番最初にガンの告知を受けた時のことは忘れることができない。(その間転院することになったことについては改めて書く) テレビドラマのように個室にヒッソリ呼ばれて「実は奥さん、落ち着いてきいてくださいね」という風とおもいきや、ざわざわしたナースステーションで、本人とわたしの二人に思いっきりクールに「ガンです。ステージ3です。」 思わずわたしはそれこそドラマのように早めのまばたきをして医者を二度見し、「は〜?今何ておっしゃいましたか?」と聞いたほどだ。 しかし、外国ではこうゆうやり方は普通のことだというのも知っていたので、やはりそうきたか・・・という感じではあった。 わたしは家に帰って「ステージ3」とはどうゆうものなのだろうか?肝臓に腫瘍ができた場合は切り取るのではなく、カテーテルで腫瘍を兵糧攻めにして消滅させるかラジオ波でやっつけるというのが最新医療で、それをするしかない、とその医者がいうのは本当なのだろうか等々インターネットで調べまくった。絶望的なことが書かれているサイトもあれば、そうでもないものもあり、グラングランする。マツキヨも病院に持っていっているMacで同じように調べていた。ステージ3と言われたら、まずあと2年か、3年か、4年か・・・もっと長く生きている人がいるということも知ったが、人はそうそうポジティブにはなれないものだから、Macのモニターを見ながら心臓はバクバクし続けた。 開腹手術ではないので翌日にはだいたい普通の生活に戻れる。あっけないのだ。 ある日外出許可が出て、マツキヨから家族揃って秋葉原ラオックスに呼ばれた。 なんということか!こんな時でも海を見に行くとか東京タワーに(病院から見えるくらい東京タワーは近い)登るとかではなくアキバかい!?と思ったら、この時の方がマツキヨは余命宣告6ヶ月とされた時のスティーブ・ジョブズに近い意識があったようで、自分がせっかくパソコンで仕事をして生活できているのだから、子どもたちやわたしにもパソコンをちゃんと使えるようになって貰いたい。きっと役立つのだから。いいMacをみんなに買い、自分がちゃんと教えるから。まずはそれだ、とゆう思考回路になっていたのでした。 ![]() ということでMacをドーンを買いにきたわけなのでした。今わたしが使っている大きなモニターのMacはその時のもので、Flashをこれで少し覚えた。が、実はあまりFlashを覚えても意味ないのではないか?とコッソリ思っていたので、中途半端でやめてしまった。今もチョコっとしかFlashは使えない。とはいえ少し仕事で使ったりして、まったくというわけでもない。ようはアニメーションだから、面白くなくもない。 ようするに、アルジ亡きあとの家族の行く末を心配してくれていたわけです。わたしはあまりそうゆうことは考えなかったけれど(だいたいいつもなんとかなる〜!と思う性格だから)、確かに子どももいるし、わたし自身も危ういア〜〜ティストだからねえ。けれども何度かそうゆう危機はあったのに、いつもわたしはそんなに暗い気分にはならんかったのです。お金の問題よりも、これからの闘病の大変さのことの方が気にかかっていたから、 『今パソコンじゃないべ〜!そのお金は闘病生活に使うべきでないの???これからきっと何度も入院してガン治療でお金はいるに違いないのだもの。わたしはなんとでもなるんだから(元の踊り子で〜また暮らせるわ〜、と何故かペドロ&カプリシャスの歌がよぎっていたのでした。踊り子じゃないけど)、今どうするかということにお金は使った方が良いではないか』 しかし、そこがそれマツキヨ・デラックスでして、Mac買うとなんとかなる、という絶対的なモンがあったのですね。(実際に今もマツキヨがしていた仕事は継続してやれてるものが多く、確かにパソコンができるというのはすばらしいのです。「何も残したいと思ったことはない」といってはいたけれど、素晴らしいものを残していってくれたと思っている。) 「では今後どうしていけば良いのでしょうか?」 とその時の医者に聞いたところ、食事に気をつける。規則正しい生活をする。3ヶ月ごとにMRIを撮り、腫瘍が見つかればその都度ラジオ波等で消滅させる。この繰り返しだ、ということだった。そして仕事はやらずに家でゆっくりするように、とのことだった。 が、しかし、元々家にいる人なのでありました。 ●家で仕事をしている人はこうゆう感じになる 会社員だったら即会社を辞めねばならないです。辞めたらどうなっちゃうのかしらん・・・ずっとフリーで家で仕事していた者としては、そのあたりの想像がつかない。 結局我が家の場合は、以前と変わらない生活が続いたわけです。いつもと同じように朝は犬の散歩に行き、塩分控えめな食事をし、PCの前に座り仕事して、だる気を感じたら即横のソファに横になる。昼も控えめな食事をする。わたしは工房へ出掛け夕方帰宅する。その間もPCの前にいたり、たまに自転車や車に乗って買い物にでかけたり、横になったりする。 けれど、仕事部屋に一人でいるのは寂しく思ったようで、その頃からリビングにPCを設置(といってもMac book proなので身軽)し、家族がテレビを見ている横で一緒に仕事したり寝たり犬と遊んだり、ずっと一緒に過ごすようになった。少しづつ子ども一人を仕事部屋に移動するようにして、断捨離もすすめる。 無理はしないようにしていたけれど、3ヶ月ごとのMRIではドキドキするわけで、何も腫瘍の影が見えない時は本当にホッとしたものだった。がそのあとも年に1回はひっかかってしまい、ラジオ波での手術入院はその後も3回したのでした。 入院にかかる費用というものは前回書いたように実際にはそんなに負担にはならなかったので(通院や薬代等はかかりますが)、そんなわけでMacをドン!と買っても大丈夫だったわけです。 ●肝臓 しかしながら、肝臓というのは意志が強固でなければなかなか地道な闘病というのはできないのであります。というのも、「痛い」ということがほとんどないからです。痛みがあれば節制する気持ちがキュキュッと引き締まるのでしょうが、時々だるくなって横にゴロンとなりたくなるが痛くはない、という状態なわけですから、今まで暴食(暴飲は全然してないです)していた身としては(2007年は肝硬変となっていたわけで、これは明らかに肝脂肪からきています)、大好きなおまんじゅうとかジャンクなラーメンとか時々どうしてもグオ〜ッと食べたくなっちゃうんですねえ。元々やはりソースやお醤油もかけずにいられないタイプで、止めても、わかっていても、痛みがないものだからついつい濃い味にしちゃう。 しかし、子どもというのはすばらしいもので、わたしが言っても「うるさいなあ」ってなもんですが子どもに言われると「そうだね、やめとく」となる。そういえば、たばこも子どもがしつこく怒ったので早いうちにやめてました。 わたしは良く子どもの足をテーブルの下で小突きまして、注意してもらってましたが、その内小突かなくても自発的に子どもが注意をするようになり、助かってたり。エラいもんですね、子どもって。父親の気持ちも母親の気持ちもわかるんです。 我が家はとにかく身体に関しては注意するけれど、あとは何事も普段通りにするということで、わたしも普通に絵の仕事をし、個展をし、ライブも時々していて、さらに子どもは高校受験になったりなんだかんだとずっと忙しかったけれど、休み休み仕事をしながら、サッカー観戦や海や、普通に過ごしていたのでした。 ガンであることは自分の親しい友人数人にのみ話していたと思います。心配し合い、助言をしてくれる友達がいることはなによりの宝ですね。 マツキヨは、このまま生活や食事に注意している間に劇的な医療技術が生まれるだろう、と信じていました。それは叶わないことだったけれど、きっと近い将来そうゆうことになるのだろうな〜とわたしも思っています。 では、きょうはここまでに 次回は昨年の大震災のあとのことを
春を越えて梅雨にはいらん
![]() 松本氏が亡くなって1ヶ月たたないですが、泣く暇もないような毎日であります。先日久々にウッとなってしまったのは、2007年からの病院の書類の整理に手をつけねばならなくなった時だった。たくさんの予約票や検査結果。また、わざわざ肝臓のMRIデータをCD-Rにしてもらっていたので、その画像なども多数出て来た。最初の頃はこれをPCに取り込み、BGMをつけてスライドショーにして見ていたのだ。 グループ展や個展がもう矢継ぎ早なので、制作をせねばならないのだけれど、マツキヨ・デラックスのことも時々は書こうと思うのだ。思い出に浸るためではないのだ。それよりも読んでくれた人の何かの助けになることが多いのではないかしらん?と考えたからなのだ。 ガンと宣告された50代の人、子どもがいる人、フリーで生活している人、パソコンの仕事をしている人、いろんな方向から手助けができるような気がしてならないのだ。病院のこと、保険のこと、肝臓ガンのこと、その他もろもろ。 それを「メメント・マツキヨ」というタイトルにしてみた。「記憶」です。 さて、Facebookをやっているおかげというのか、数日前マツキヨの友達が胸騒ぎがしたのかマツキヨのfbを捜した末に(マツキヨはfbは見るだけだった)わたしのfbページを発見してマツキヨの訃報を知り、丁寧かつ悲しみに溢れた手紙を送ってくださった。ずっと会ってなかった友達だけれど年賀状が来ていたのも知っていたので、お知らせすべきかどうしたらよいのか迷う日々だった。ほかにも知らせたいが知らせていない方はたくさんいて、胸が痛い。 全然会ってない友達が、その奥さんのブログでその死を知るなんて、どんなにショックだろうか。申し訳ない。けれど、マツキヨは実は余命宣告を受けていたのだけれど、ジョブズと違って自分でそれを信じなかった。最後まで「復活すると思う」と言っていたものだから誰彼無くわたしには言うことができなかったのであります。勘弁してね。 そうゆう場合もあるのです。子どもの頃から身体がそう強くはなかったので、医者にはよくかかっており、何度となく医者の予想に反して復活していた(と豪語していた)ので、今度もまた復活すると信じていたから、あまり多くの人に病気の話をしなかったのでした。 でもね、それって家族としては非常に悩ましいことなんですよねー。言っていいのか言わない方がいいのか判断がつかない。 大きな病気が発覚したら、しかも一家の大黒柱ともなれば、現実的な面で不安を抱えることになるのは当然のことで、特にフリーで生きている身としてはグラングランしてしまうに違いない。わたしの父も実は咽頭癌で56歳で亡くなっており最後の方はずっと病院にいたのだけれど、現役のサラリーマンだったためにお給料が(多少減ったとしても)出ていた。どうゆう役得だったのかずっと個室で過ごせていた。そうゆうのを見ていたので、なんとかなると勝手に考えていたのでありますが、そうはいかない。 がしかし、2007年の11月に食道静脈瘤破裂で救急で運ばれたその年から不幸中の幸いで、高額療養費の「限度額適用認定証」というのができてまして、一般所得であれば100万200万費用がかかっても8万7430円で済みます。差額ベッド代は駄目ですが。 とにかく入院が決まったら即役所に行きましょう〜。この認定証はすぐに貰っておきましょう。1年ごとに更新に行きます。 それと、子どもが生まれたあとに結構良い(ということは高いということです)保険にも入ってキュウキュウになりながらも払っていたので、何度となくそれらに救われていました。 回りからは「松本さんちはキリギリスみたいに暮らしてるわね」なんて良く言われてますが、意外にも堅実だったのでありました。といってもすべてこれはマツキヨがそうしなければ駄目だ、と言ってたからそうしたのでありまして・・・・多分、自分が身体が弱いということがいつか大変なことになるとわかっていたのだと思う。 あ、もう疲れてしまったわ〜 きょうは超現実的なお金の話でした。 つづく ![]() なんとも懐かしさの漂う写真です。 マツキヨ、松本清志(今後は志をつけて書くことにします)が亡くなってはや10日が過ぎました。 17日のお通夜と18日の告別式と、本当にたくさんの方が来てくださったこと、感謝にたえません。また、亡くなる前に家に来てくれた方、亡くなったマツキヨに会いに来てくれた方にも感謝いたします。ゆっくりとお話できたこと、嬉しかったです。また、気にかけてくださっていたみなさまにも心からお礼を申し上げます。ありがとうございました。 この写真は多分1981年〜82年ころのもので、マリンタワーが写っているので、横浜馬車道の今野アートサロンでの【MUSIC GALLERY】または、サティ弾きの島田璃里さんの「迷宮のエリック・サティ連続公演」のころなのだと思う。写真を撮ったのは演出家でビデオアーティストの津村克史さん。きょうたくさんの写真を送ってくれたのだった。 真ん中にいるのは璃里さんのご主人でもあるパフォーマーの浜田剛爾さんで、昨年まで国際芸術センター青森の館長でした。お二人が私たちの結婚証人でして、ずっとなにかと行き来していて、最後の時にも家に来てくださった。なんだか楽しかった。感謝。 車を運転している(運転しているかのように乗っている)のは作曲家の吉村弘さんです。数年前に亡くなってしまいました。マイクを持って街を歩いて音を拾っていたっけ。神奈川近代美術館(葉山館)(鎌倉)の開館時と閉館時にちょうどいたとしたら、吉村さんの音楽が流れるのを聞くことができます。年賀状はいつも絵のような楽譜でできていましたっけ。 左奥のヒゲの人は椎啓さんで、音響システムを作っていた。マツキヨとも演奏していたが、美学校小杉武久音楽教場の第一期生だから、今井和雄さん(わたしのCDでは「ヒバリ」のギターをカッコよく弾いてくれています)の作ったマージナル・コンソートのメンバーでもある。今は国際芸術センター青森にいる。 右の奥でヒョロッと笑っているのはやはり第一期生の峰岸政春さんで、家族ぐるみ仲良し。今はちょっと病気しているけれど、いずれ復活することを祈っている。またバカ話したいなあ。その前でニコニコしてるのがマツキヨです。20代前半。 この翌年くらいにサボテンで会って、その次の年に結婚した。 この頃知合ったアーティストたちの顔がたくさんのお葬式で、もしかしたら結婚式の時よりもゴージャスだったなあ、結婚式では集合写真撮るけれど、お葬式は撮らないのは残念なことだなあ、などと式場から引き上げるときに思った。グンジョーガクレヨンのみんなや突然段ボールのみんな、サボテンに関わっていた方、マツキヨのチェロとビデオの作品「トランスレーション」最後の場所だった円盤の田口さんほか、音楽関係の方、Webの仕事で出会った方々、そして、わたしの銅版画の友人たちともマツキヨは仲良しだったから、いつもマツキヨが何かあるとまずはこの友人たちが駆けつけてくれたことは本当に頼もしくて嬉しかったのでした。亡くなる数日前にもコーヒーを淹れにきてくれたっけ。「いい香りだな」と言ってたっけ。ありがとう! ![]() それからそれから、子どもが生まれてから17年間ずっと家でパソコンの仕事をしつづけていたので、ご近所や子ども関係ともわたしより認知度高かったので、本当にみなさんにはお世話になりました。 子どもたちの学校の友人やサッカークラブの友人たちもたくさん来てくれて、子どもたちもエラく感動していた。ありがとう! マツキヨが好きだったオーネット・コールマンの「Friends and Neighbors」というアルバムのように、まさに友達やご近所さん、子どもも大人も集まって、声を出したり音を出したりものを作ったりの楽しいピクニックバンド(がしたいと言っていた)をやってるかのような生活そのままに、素敵な人たちが集まってくれて、57年の生涯、短いことは短いけれども楽しいことがほとんどだったと思う。 ![]() (チャーリー・ヘイデンの息子さんが写っているのもいいね) 亡くなってからお葬式までに時間があったので、その間に棺に入れるものを考えた。なんといってもMacのパソコンとチェロだろうと思ったが、どちらも棺に入れられない。そこで大森の画材屋の友人に紙粘土を持って来てもらって作った。パソコンのモニターにはアマゾンのページが見えるようにした。どこにいっても「オレのコンビニ」アマゾンが見えていれば嬉しいに違いない。 ![]() ![]() こうゆうことを考えるのは実に楽しくて、悲しいやら楽しいやら。とにかくモノを作ってる人が好きだったわけだから、きっとこれで良いのだろう。 「Bronze&Willow」に関わってくださったみなさん沢山のお花をありがとう。最後までつき合ってくれた野田っちにも感謝の気持ちでいっぱいです。 静かにそしてすべてを言い表してくれた友人代表の細密画の三品隆司さんの弔辞は大事に大事に胸にとっておく。ありがとう。最後の1ヶ月は桜の写真を幾度となくメールでマツキヨに送ってくれましたね。見ることはできなかったのだけど、わたしが言葉を尽くして解説しておりました〜 ほかにもお礼を言いたい人たちはいっぱいですが、このへんで終わりにいたしますね。これから先もきっとお会いすると思います。その時々で、またマツキヨのことを思い出してもらえたらいいなと思います。 「何かを残そうなんて考えたこともない。楽しいことをやることしか考えてない」とカッコいいこと言ってたマツキヨですが、家の中も外もマツキヨ・・デラックスが集めたもので溢れかえっておりまして、毎日隠されていたアレヤコレヤをどうするかで思案したりして忙しいことになってしもたのでした。 たとえば、時計50個とか、万年筆のスペアインク100個とか、椅子の脚10セットとか、カメラとか8ミリとかヴァイオリン10個つくれそうなくらいのカナダ産の板とか・・・・思案しております。 でも、これもまた結構楽しいのです。 変なものいっぱい出てきて笑えます。 次回は、介護保険について書く予定です。 とてもお世話になりました。 ではでは おやすみなさいませ。 ![]() どんな風に書いたらよいのか悩む日々がザッと4年半つづき、ついにきょうという日になった。 夫であり協力者であり父親でありアーティストだった松本清(演奏する時は清志)は4月12日朝5時10分に亡くなってしまった。 肝臓ガン。 2007年11月に食道静脈瘤破裂で倒れ、奇跡の復活をとげ、その後2009年1月に腫瘍が発見され、3ヶ月ごとのMRI検査&腫瘍が出ていた場合はラジオ波等で入院治療、という日々だった。その時点ですでにステージ3。なにとぞこのままで、と祈りつつ、数回入院治療をしていた。昨年の9月の検査で一気に腫瘍は肝臓全体を覆い、さらに門脈に腫瘍ができていたことが決定的となってしまった。打つ手がもうなくなり、スティーブ・ジョブズが亡くなった少しあとに、医者に余命1ヶ月と宣告されたのだった。年末までということだ。 その年末は、わたしの新宿での個展にわたしの母や兄弟たちと集まって食事会をしたり、昔からの友人が大森まで来てくれて何度か駅前の喫茶店まで出掛けていった。 しかし、約束の年末はすぎたのだった。乗り切ったのだった。 家で看護師さんと往診の先生に診てもらいながら1月が過ぎ、2月が過ぎた。 そして3月に入り、一気にガンのヤツは勢いをつけた。31日にもう立てなくなり、それからは看護師さんと往診の先生が毎日くる日々となった。 わたしたちは家で過ごすことを選んだ。 何人もの友人が来てくれて、笑ったり、励ましたり、身体をさすったり、手を握っていってくれた。 そして11日に救急車でずっと通っていた三田の病院に行くことになり、そこで亡くなったのだった。 家にいる、と決めていたので2時間後にはもう家に戻ってきて、いつもの位置についたマツキヨだった。 最後まで希望通り家族といることができたのだったよ。よかった。がんばった。 よくがんばったのはマツキヨで、わたしや子どもたちはそれを手助けしただけだけれど・・・ 葬儀は17日と18日で、きょうの昼には斎場に運ばれていってしまい、一区切りと感じたので、ようやくこのことを書くことにした次第。 ものすごく楽しい27年間。マツキヨには感謝の気持ちでいっぱいだ。 最後は「モノを作る人が好きなんだよ。その手伝いをするのが一番楽しいんだよ。それが出来なくなるのはつまらないなあ」と言った。 これからもわたしはモノを作ります。手伝ってくれる人はいなくなっちゃったけれど、きっとずっと上の上の方から力を貸してくれるね。 ありがとう そして、たくさんの素敵な人たちと二人して関われたこと、楽しかったこと、これからもきっと続いていくことでしょう。
疾風怒濤、台風一過。
気がつけばきょうは結婚記念日でした。とはいえ一度も何もしたこともなく、しようと思ったこともなく。 記憶を辿って3月2日、雨の日に藤沢にあるリン版画工房の工房展に茅ヶ崎美術館へ行きまして、よその工房展フェチとしては「おお、ここはメゾチントを軽〜くやってる人が多いのだな〜、タイル版画というのもあるんだな〜、活版使っての作品もいいな〜」などと一人ごちて楽しかった。茅ヶ崎美術館のカフェはおしゃれで、さすが湘南。エスニックなランチをとったあと、出口に開高健の写真があるのに気づいた。 そうだった、茅ヶ崎には開高さんの家を使った記念館があり、金曜日は開いている日だったと思い出した。 雨じゃなければテチテチと海風を感じながら歩いても良かろうが・・・・と美術館の入り口にタクシーがスッと止まるのだもの、乗れ、というなら乗りませう。 もうすぐ目と鼻の先に海があるお家だった。 ボランティア(?)の方が何人もいらして、丁寧に案内をしてくれる。ずっとここに来たかったのだ。漸く叶えられた。 リビングの展示を見てから奥の部屋へ行く。写真で良く見た書斎は離れにある。哲学の小径の先。 ![]() 掘りごたつが好きだったそうだ。大きな魚が飾られている。勿論開高さんが釣ったものだ。奥の畳の部屋にガラスケースに入った大きな山猫のような剥製があった。係の人にあれは何ですか、と聞いてみた。 「ベトナムに行ってる間に飼い猫が死んでしまいまして、奥様の牧羊子さんが、戻ってきた時に姿が無いのは悲しいだろう、と、剥製にされたんですよ。まあ、あんなに大きくは無かったと思いますが、相当詰めものをしたのか大猫になってしまったようで」 遠くからみると巨大で、大山猫だと思った。 整理整頓された部屋と机だった。先日火事で亡くなった川勝正幸さんの追悼のラジオで、川勝さんが坂口安吾、中上健次、植草甚一(ほかにもたくさん言っていたが忘れた)さんらを無頼派と呼んでいたと言っていたが、植草さんはあまり無頼派という感じはわたしはしなくて、開高さんが入っていてもよいのにな、とあとで思った。 けれども、林忠彦の写真で有名な安吾のあの乱雑な机と万年床の雰囲気は開高さんの書斎には微塵もないのよ。汚い=無頼じゃないもんね。そりゃそうなのよ。まあでも坂口安吾、中上健次、植草甚一と並んだら開高健もわたしとしてはどうしても並んで欲しいのサ。うーんでもやっぱり植草さんはこの中には入れない方が良いね。も少し軽くいきたい。 その離れの部屋というのはあとからの書斎だということが係の方から聞くことができた。 ![]() リビングからすぐの部屋に本がたくさんあって、酒瓶もたくさん並んでいる部屋あって、ここが当初は書斎だったのだそうだ。しかし、ほどなくして牧羊子さんと娘さんもこの茅ヶ崎の家に住むことになり、牧羊子さんがここを書斎にしてしまったので、あらたに奥に増築して書斎を作ったとのことだった。 この部屋にあるお酒は、勿論サントリーの仕事での宝のお山だ、いや海だ。高級なウィスキーが埃を被って並んでいた。ウィスキーのロックが似合いましたね〜 何冊くらい読んだか憶えてないけれど、初期のものはガツガツとだいたい読んだと思う。フランス語が堪能だった。おしゃれだった。言葉に表す事を放棄しなかった。これが凄いことだと思っていた。壁にもその言葉の書かれた紙が貼られていた。「文筆家である以上、言語を絶する、とか、言葉で言い尽くせない、だとか言ってはいけない。どうにか頭を捻って言葉にせねばならない。放棄してはならない」というようなことが書かれている。なんとか言葉で表現しきる!!プロだ。 英国の貴族の家にビシッと決まったフィッシングスタイル(ロンドンで行く前に揃える)で訪ねて行って、ルアーフィッシングする、という番組は良かった。わたしだったらもっと上手に紅茶いただけるのに〜と他人事ながらお茶の飲み方は下手な開高さんに汗が出た。この人はやっぱりウィスキーだわ。 とはいえ、その部屋に飾ってあったワインのラインナップは相当だった。一見してわかるムートンとラトゥール。これはもうイカンのでしょうね?と聞いてみたら、やはり全然駄目だそうで、亡くなってから随分たってから地下のワイン倉から出した時にはすでにムア〜ッと発酵が進んで駄目になっていたそうだ。 その酒の列の上に大きなパネルが飾ってあった。 ![]() 妻で詩人の牧羊子さんはソウコウノツマだ。しかし、開高さんの友人たちにはとことん「悪妻」呼ばわりだ。 この妻のせいで開高さんはどんどん家を出てモンゴルやらベトナムやらへ出掛けて行った、とか言われてもいる。 でもサ、夫婦のことなんて夫婦にしかわからないのよ。他人がとやかく言うことじゃない。 わたしも多分好き勝手なことやってる「悪妻」と思われてるに違いないのだけど、そうでもあるしそうでもないのよ。それはアンタの知ったこっちゃない。 というわけで、きょうは結婚記念日でした。 えーと、多分26年目くらい。忘れました。 何もしませんでした。
20日、楽しかった展覧会が終了しました。みなさまありがとうございました!
![]() 10日間、遠くからきてくれた方や、ご近所さん、求めて来てくれた方、通りすがりの方、毎日たくさんの方が来てくださいました。本当にありがとうございました。 今回の展示は、タイトルにもあるように、「百貨展」でありながら「百貨店」式、という今までなかった形で、かなりおもしろかったと企画者の一人として自負しております。 ファーストライトというギャラリーがあってこその企画だったと考えています。 道に面したこのギャラリーは、商店街の延長にあり、普段からアーティストの作品を展示販売しています。企画展はさまざまなので、近所の方は展示によっては店が変わったのかしら?と思うこともあるようです。絵の展示の時もあれば、焼き物やガラス、洋服の展示の時もあります。大きなガラスの扉は開放的で、お買い物途中の方もスルッと入ってきます。大森ならでは、です。 どういった展覧会なのか、誰の展覧会なのか、求めてくる方だけじゃなく、通りすがりの方がフラッと入ってこれるギャラリーなので、今回の展覧会はここでやるのがピッタンコ!だったと思います。 だから、最初のレイアウトでは作家の作品は普段のグループ展のようにそれぞれまとめていたのだけど、そういったことはあまり重要ではないな、と3日目くらいからお客さんの様子を見て確信し、一人の作家さんのものを2カ所くらいにわけて置いたりしてみました。 通りすがりに興味を持って入ってきた人にとってはどれが誰のものであるかは二の次。「いいな」と思って手にとって、そのあと誰の作品かしら?と思うわけですから。あるいは、誰のということも別に関係なく購入します。 今回は作家が作っているZakkaだから、それで良いと思いました。 でもね、すご〜くクオリティは高かったのです。ファーストライトの水越さんが呼んでくれた作家さんも、EQIPが呼んだ作家さんたちも、共通することは本業とはいえないものでも「楽しんで、労を惜しまず」作っていること(何人かは本業の方もいますが)。 雑貨は今大流行りで、街に溢れています。雑貨屋さんをやりたい人もたくさんいるし、器用な人は世の中にはたくさんいる。何年か前からそれにしても適当な物が多いな・・・・と実はわたしは思っていた。ザックリしたテキトーな物でも味のあるものもあるけれど、たとえば豆本がもの凄く流行っていた時、凄〜く丁寧なものと、乱雑なものをたくさん見て、労を惜しまずマニアックに作っている人の物にしかわたし自身は興味を持てなくなってきた。たくさんできなくてもいい。ちょっと高くてもいい。物は溢れているのだもの、そういったものだけ見ていたい、と考えるようになってしまった。 テキトーなものは一つもない、良い展覧会だったと思います。来てくださった知合いは個展の時のように「おめでとう」と言っておみやげを持ってきてくれたりしていましたが、本当は「百貨店」を開いていたので、お客さんの顔で来てくれてよかったんです。わたしは百貨店の店員さんとして毎日臨みました(そのわりに態度はデカい)。 こだわった物をたくさん売っているお店は楽しい。わたしにとっては実は究極の「お店屋さんごっこ」でした。ニャン便せん、封筒は始まってからも内職つづきで、たくさん売れました。たくさん作ってる内に、封筒は当初の1/3の時間でできるようになってました。Tシャツも数枚。注文も3つ頂きました。ありがとうございや〜す。キャンバスバッグも半分くらい売れ、追加ミニ額もいくつか貰われて行き、嬉しいです!そういえば、わたしの雑貨は銅版画のアレンジのみでした。それ以外のことは、曲を作って歌うことだけかもしれません。そうそう、「Bronze & Willow」も6冊も売れたので、銅版画以外のものも出していたことになりますね。この画集&CDアルバムは出版社ではなくレーベルから出ているので、置かれている場所がなんだか良くわかりません。なので、こうゆう時が一番売れます。 作家たちは常に生みの苦しみを持って制作している。苦しいのが楽しいというドMな人種だと思う。でも、雑貨はただただ楽しくやってるから、みんな伸び伸びと作っている。この楽しい雰囲気がお客さんにも伝わったのではないかな〜と思っています。 そうゆう意味では勿論CDは楽しいばかりではないドMなので、全然雑貨のつもりはありません。本気です。 きっとvol.2もあると思います。今度は何を作ろうかな〜と、もうわたしは今回のものは今回で終わり、と思っている。次のことを考えるのはとっても楽しい。 今回はもうひとつ、マスキングマスクに参加してくれた作家さんが多く、ファイルにいくらかまとめてお見せできたのも良かったなと思っています。お会いしたことなかったけれど、いつも素敵なマスクを作ってくれている作家さんも訪ねてきてくれたし、ファイルを見て参加します〜と言ってくれた方も何人もいた。 同時期にポルトリブレでやっていた「原発NON展」では正成さんがマスキングマスクの作品で参加してくれて、チラシも置いてくれた。ファーストライトに届けてくれた柴犬のマスクは今月末に福島に送られます。とってもかわいいです。 ![]() 大森の老舗珈琲屋「ルアン」もこぞってみんなが行ってカフェオレの水芸を楽しみましたね。どんだけ行ったかな〜 ![]() 1月2月はこれにかかりっきりでした。わたしの次の予定は5月の工房展、6月のマヤでの参加、7月に個展、そしてそして8月末にEQIPとホルスル工作室の版画企画展が待っています!どれも楽しいよん〜 ではでは。楽しい展覧会、これにて終了、閉店ガラガラ〜
「作家Zakka百貨展」2日目が終ったところです。土日ということもあってたくさんの方が覗いていってくださいます。なかなか応対できない時もありますが、ご勘弁を
共同企画者だし、地元なので毎日ベッタリ貼り付いていたいところですが、今週は14、15、16日は出没タイム不規則です。14と16はゆっくり目。15は3時までの在廊です。 15日木曜日は定休日でした!!!お間違いなきよう〜〜 会場の様子などはEQIPブログで永島が写真とともに更新しておりますので、ご覧くださいませ! http://eqip.exblog.jp/17952130/ Facebookでは日々写真やおもしろ話がくり広げられておりますので、Facebookされている方はぜひぜひ覗いて笑ってください〜 http://www.facebook.com/satomiinjelly 普通の展覧会と違って、お持ち帰りできます!なので、商品・・というか作品はどんどん無くなります。ご容赦を! 10日の初日は作家さんの顔合わせもかねて終了時からタイレストランでパーティ。大森のアーケードにある「タイスマイルキッチン」は美味しいです〜。貸し切りで盛り上がりました。全員を知っているのはわたしだけなので、わたくし乾杯の音頭をとらせていただきました。が、みなさん個性豊かでおもしろい人たちなのですっかりワキアイアイ。最後まで笑い通しでありました。 今回は、本業ではないものでもマジに作っている作家さんの参加です。そしておもしろい人限定です。とにかく楽しみたい、という気持ちがハッキリいってあったので、おもしろくてそして頑張り屋さんの作家さんたちばかりです。 初日は大笑いで、2日目も大笑いしてましたが、3月11日です。お客さんとわたしたち、そこにいた数名で2時46分に黙祷をしました。きょう来てくださった方々も口々に「あの時、こんなことをしていて」とか「いまでも思い出すと怖い」と話していた。誰もが共通に持ったんだね、あの恐怖。1年たとうが2年たとうがきっと変わらないと思う。あれから1年・・・・・そんな風に人々は言うようになる。基準がこの日になった。 きょうは日比谷のデモに行く人あり、行って来た人ありでした。 自分自身も怖かったけれど、あの日泊めてもらった事務所で見た東北の映像で頭の中が真っ白になったっけ。きょうも帰宅して映像を見ていて呆然となったけれど、子どもたちが泣いたり笑ったりする映像に、少し安堵したりもした。泣ける子はまだよい。 きっと今も苦しすぎて泣けない子もいるに違いない。小さな心がどれだけ深く・・・・泣ければいいのにな、そしたらちょっとは楽になるのにな、とか思う。 こんな言葉もあの映像にはすべて押し流される。 ただただきょうは亡くなった方に黙祷するのみです。やすらかに ![]()
ギャラリー FIRSTLIGHTとEQIP(松本里美と永島幸子の版画展示企画ユニット)の共同企画の展覧会です。
http://www.satomin.jp/info/exhib/12zakka.html ![]() (展示途中ですが、こんな感じ〜) 19名の作家さんがどんどん雑貨作品を持ち寄りました。どれも力のこもった作品でイチイチ見入ってしまって作業進まず・・・・。 作家Zakkaをやることになって、そして自分でも制作してみて思ったこと。 普段の制作よりリキ入ってるかも〜! 普段の制作は自分が本当にやりたいことであり、頭の中は苦しかったりしながらもそれが心地よいという感じなのであります(ドMですな〜)。がしかし、雑貨の方は、そういったシビアな苦しみはなくて、ただただ楽しく作れるのね〜 ある意味自分が楽しきゃいい、というわがまま勝手なものだけれど、そうゆうわがままな作品が集まることが期待されていたことだったので、集まってきた物と作家の制作談を聞くのが本当に楽しかったですよ〜。 何が面白いって、職人とは違うから、同じものを量産することが不得意な人たちがほとんどなわけで、「一つしかないのよ、コレ」とか「もう2年先までやらない」とか、ヘトヘトだったりする。それでも全力で素敵なものを作っていて、「また違うアイディア浮かんだ」と兎に角前に向っている。良いですね〜 わたしがお誘いした作家さんは、どのようなものを普段作っているのか良く知っているので、その流れで作ってくださいね〜とだけ言っていたのだけど、そこがそれ、やはり魂がサ、アーティストなのよね〜だから、新たに違うものを制作してくれる人も何人もいて、それは「どうせやるならあんなこともしたい、こんなものも作ってみたい」という作家魂というか作家の貪欲な創作意欲と想像力がムラムラとしちゃうわけですよねー そうゆうところが目の当たりに見られて、本当にもうこちらが触発されます。 「これは気を抜いてはいけないゾ〜、わたしもオリジナリティあるものを作るゾ〜!」とわたし自身すっごくヤル気が出ました。仕事そっちのけで、肩がパンパンになるまで制作してしまいました。 一つのことだけに打ち込むのも良いことですが、版画も彫刻も音楽も小説も書く、なんて芸術家は昔から普通のこと(というかわたしはそれは当然の欲求だと思ってますが)としてたくさんいるので、「あなたもっと一つのことを極めたらいいんじゃないの〜」なんてことは言わないでね。わたしは若い頃からずっとこんなスタンスですが、後悔したことはないのです。 わたし何やってんだろ〜〜〜????としかしながら仕事が詰まっていたので思わないでもない日々でしたが・・ しかし、こうゆう事もすべて無駄ではないのよさ。ようやく雑貨制作を終ってみたら、個展の話がきたので、ちょっと今年はどうかとも思ったけれど、またまたアイディアがバチ〜〜ッと浮かんだのでやることにしました。 今年はおとなしくしてるつもりだったのにねえ。すでにこのあと4つ展示することが決まりました。 うーむ、今年もハガキ出しまくりになります!が、どれも違ったことすると思うので、どれにも見にきてね〜〜 というのは今はよくって、とにかく10日からの「作家Zakka百貨展」をよろしくね! アーティスト作品なので1点ものが多いので、早く来ないと無くなるかも・・・ということが懸念・・・・ ![]() シーチングのA4サイズのエコバッグはこの3タイプ。 左から「Flying Dog」「熊浮く」「スルメンズ under the moon」 ![]() これはわたしのキャンバスバッグの一つ。 「ある日散歩途中で文筆家は第三種接近遭遇する」というタイトル 2点しかないよ〜ん
大阪で開催されるチャリティイベント<3.11 from KANSAI>に出品します。
![]() ----------------------------- 【3.11 from KANSAI】 2012.3.10-11 http://www.311-kansai.com/ at 梅田スカイビル 大阪市北区大淀中1丁目1−88 ----------------------------- 銅版画とバッグなどを制作している友達<*PUKU*>の森祐子さんから先日お話を聞き、参加することにしました。関西に避難してきている方はたくさんいらっしゃるんですね。その方たちの支援ということです。 詳しくは上のアドレスからご覧いただけます。 森さんは被災地ボランティアで(特)遠野まごころネットさんと<まごころ*花>というボランティアプロジェクトをされています。得意のお裁縫を生かしたもので、同時に被災地の方たちにも仕事をしてもらい、お金も回って行く、というものです。 今回のイベントでは、会場で500円均一で作家作品やグッズ等「ギフト」が販売され、そのうち寄付金としての現金ではなくてひとつのギフトが東大阪で生活されてる被災者の方に贈られます。 東大阪にも1000人ほど東北から避難してきて生活されてる方たちがいるそうで、その方の交流会の際にそのギフトが手渡されるようです。(EQIPの永島さんのサイトを一部使わせてもらいました。永島さんもグッズを出しますよ) わたしのはニャン便せんセットに版画をつけたものです。 ニャン便せんは新しいのができました。 「鉄道ねこ 英国の駅舎に暮らす猫を訪ねて」石井理恵子(新紀元社)が出版になったばかり!その中に2点版画を描きました。その猫を使いました。チョイとアレンジしてますが。 一緒につけた版画は昨年の3月、震災直後におこなった鶴見での4人展の際に、急遽チャリティ用に作った「オレに任せろ!」版画を。これがあと10枚くらいあったので付けてみました。被災した方に今このメッセージってどうなのよ??????とも思いましたが、何もできないなりに、心の中でそう思ってる人たちはたくさんいると思うんだよね〜。お札(フダ)として、そしてちゃんと1枚1枚丁寧に刷ってますので、作品としてプレゼントしたいと思います。この版画は鶴見の時には1枚500円のチャリティにしてたのでした。終ったあとも何枚かネットで買っていただいていて、その金額がまとまった額になったら、まとめてまた募金する予定です。なので、今回売れた分もそれに加えて送ります。 関西のみなさま、よろしくお願いいたしま〜す! 梅田スカイビルへ行こう〜 ![]() 先日行った楽しい印刷イベント金羊社の「印刷いろは展」で、名刺を注文するコーナーがあり、勇んで注文したものが届いていました。オールライト工房さんからです。 バナナペーパーといって、アフリカのザンビアのエンフエ村で手作業で生産したバナナの茎の繊維と、日本の古紙で作られています。試行錯誤を繰り返し、やっと仕上がったという記念すべき1ロット目の紙なんですよ! この紙の利点はたくさんあって、ザンビアの就労問題、貧困、教育問題、環境問題などの改善に多いに役立つと考えられます。名刺を作ることで村一つ分くらいを支えることができるんだね。 詳しい活動はココで見られます。One Planet Cafeというプロジェクトです。 http://www.oneplanetcafe.com/index.html ホンノリとバナナの内側のクリーム色をしていて、古紙と混ざり合って繊維がちょっと見えてイイ感じ!名刺のデザインは数種類と決まっていたのだけど、その分お安く作れたのでした。 しかも、活版印刷ですよ〜! 次に名刺を作る時には活版にしようと思っていたので、即決。名刺には必ずバナナマークとザンビアの紙30%日本の古紙70%(と英語表記)が入るのだけど、それもなんだか誇らしい感じするから良いと思いました。色は銅色にしました。銅版画だけに、 文字も明朝で縦にして、とっても渋くなり、満足。手触りも暖かい。 大事に使おうっと いや、バンバン使ってまた作ろう〜
今週のまとめ。
「作家Zakka百貨展」にはニャン便せんと封筒とエコバッグを出します。 エコバッグの絵柄は5つあって、全部新作。「Flying」シリーズなのであります。 ![]() 「鉄ねこ」(英国の鉄道ねこ)の本がもうすぐでるので、それに描いた猫で便せんと封筒をつくりました。 ![]() ワンショルダーとキャンバス地のエコバッグ。月にむかって飛びます!飛びます! ![]() Flying Dogは赤いエコバッグもあります。 ![]() サーカスの熊もいつしかハチの羽根が生えて浮かびます。これはシーチングの小さめエコバッグです。 もう一つはもう少しで完成。 これらを刷りながらも、140枚くらい刷り増しを依頼されたのでガシガシやっちょります。何枚か刷っては、Zakkaに逃避。パン作りに逃避。CDに逃避。 グレン・グールドの「ゴルトベルク変奏曲」は愛聴してますが、なんと一度だけ聞きにいったイケメンピアニスト、フランチェスコ・トリスターノが、この曲とジョン・ケージの「ある風景の中で」(これも大好きですわ。ケージの曲の中でもこの曲は随分いろんなところで耳にするようになったよね)で、勅使河原三郎が踊るというので、これは見ねばと小雪降る中すみだトリフォニーホールに行ってきましたよ。バッハの「ゴルトベルク」はグールドは若いころと晩年ではスピードが全然違う。どんどんゆっくりになってきたようです。トリスターノさんのはその中間な感じで、この曲は弾くたびにきっと違う風景を見せてくれると思う。勅使河原三郎は美しい踊りだった。がしかし、一緒に踊った佐東利穂子さんがキレがあっておもしろかった。手の残像が見えるのよ・・・。そのくらい速い。若いってこともあるし照明の具合もあったと思うけれどねー、それはもう眠気(ちょっと寝てもた)も醒めました。 ゴルトベルクさんという方がいて、それはBen Goldbergさんと言って、Iさんが紹介してたから知ってるのだったと思うけど、これが良い曲で・・・「Goodbye Rosario」 木曜日は「ブラタモリ」を見たUさんが「サボテンの曲かかってましたよ〜!」とメッセージをくれたので、ビックリして録画してあったのを見た。ブラタモリはいつも録画予約しているのでゆっくり見られた。33分33秒のところで、1st.アルバムに入っているインスト曲「KNEE GUITAR」が15秒ほどかかったのでした。うわ〜、うれしい。これはベンチャーズの「青い渚をぶっとばせ」のカヴァーで、わたしがギターに変なエフェクターをつけて「ニーニー」させた音で膝がくすぐったくなる、ということでこうゆうタイトルになった。「膝がくすぐったいギター」 ![]() 30年前です。左から2番目がわたし。ジャケット写真は突然段ボールの蔦木 (兄)さん。文字はわたし。このレコードは突段のレーベルFLOORの第一弾でした。なつかし〜 わたしはこの黒いノースリーブまだ持ってる。実は母の服だったので多分50年物! いつのまにか誕生日も終わり、今年は平常心でした。しかし、わたしは考えてみると昨年の3月11日から不安な気持ちからアルコール摂取増えてますねー。そのころは梅酒を1杯飲んで落ち着こうとしていて、かえってダウナーになっていった。夜7時ころから飲みだして、ずるずるとニュースを見たり絵を描いたりして退廃的になるばかりだった。しかも数ヶ月たったころ、目に見えて太ったことに気づき、梅酒はすっぱりと止めた。 その後は夏になったので炭酸を冷やしで常備。トリスウィスキーを買って(これが鉄則と思っている)ハイボールを飲むようになっとりますね。量は飲まないんですよ、わたしは。そんなに強くないので。しかし、ついつい飲んでしまうのは世の中不安定だからなんだなー。そうゆう人がきっと凄く増えたと思うな。 最近は寒いので日本酒を。でも冷やね。 土曜日はイギリスから来た少年を友人(英語ほぼしゃべれる)と裏原宿案内することになり、ウチの子どもも二人とも一緒に行った。14、15、17歳の少年たちなのでみんなシャイだけど、こうゆう交流ができたのはとっても良かった。ブラブラ歩いてRくんがニルヴァーナが好きでベースを弾いていることがわかったので、急に思い出してタワーレコードそばのESPのクラフトショップ(ギター屋)に連れていくことを思い立った。ここはアルフィーのタカミ〜のあの天使やらマリアさまやらのデコデコエレキが飾られているコーナーがあって、これは英国人みたらおもしろがるだろう!!と確信。やはりこのシャイな少年も写真をパチパチ撮り出して喜んでもらえたようでホントにわたしもホッとしたとです。前からこの店は行きやすいのでピック買ったり弦買ったりしてたけど、こんなにマジマジとタカミーギターを見たのはわたしも初めてだったかも。贅沢なお遊びギターです。一生貫いて欲しいです。 「マスキングマスク」第8回目を集めました。仕分け作業は今回は夜になり、ファーストライトさんでシルクスリーンのトッキーと3人でやりました。誕生日祝いまでしてもらってうれし。今回のマスクは少し抜き取らせていただいて、「作家Zakka百貨展」の時にまとめて見られるようにします。 みなさん、本当にありがとうございます! 「英国フード記A to Z」の増刷が決まり、今朝三修社から新しい本が送られてきた。帯が変わった!王様のブランチ」で紹介してくださった代官山蔦屋書店のコンシェルジュ森本さんの言葉が書かれてました。よかったね〜〜うれしいねー ![]() さて、週末とあるパーティにゲストで呼ばれていて、ギターの練習に励まねばならなくなった。弦を取り替えると清々しい気分になれる。140枚の刷り増しはあと100枚くらい残ってるけど、どうにかなるもんね〜〜練習に逃避するもんね〜、きょうも日本酒飲むもんね〜
『作家Zakka百貨展』
3月10日〜20日まで地元大森のギャラリー、ファーストライトで始まります。 ![]() 昨年はいろんなことが起き、大震災のあと少しして福島にかわいいマスクを送るマスキングマスク・ガールズ・プロジェクトというのを考えました。ある日放射能浴びたくないな〜、でもマスク味気なくて嫌だな〜と思っていたわたしは、机にあったかわいい柄のマスキングテープをチョコッと貼って、洋服とコーディネートしてみたのでした。あーら不思議、かわいいじゃん!楽しいじゃん!みんなもこうやれば楽しくなるよ〜! これが始まりでした。たまたまファーストライトのオーナー水越さんとランチしていた時にこのマスクを見せて、どんどん話が進んで行きました。福島の学生に送りたい!ヘンリー・ダーガーの展覧会のあとだったもんだから、作品の「ヴィヴィアン・ガールズ」にあやかって「マスキングマスク・ガールズ」と名付けました。 もう今回で8回目になります。アーティストの方達が単なるマスキングテープを使ってとても素敵なマスクデコレーションをして送ってきてくれています。ありがと〜! 仕分けはいつもギャラリーでしています。そこで水越さんが「作家の方ってやっぱりみんな器用だわ。個展にでかけていっても最近みなさん手作りのちょこっとした雑貨もの作っていて、これがまたすばらしいよね。そうゆう作家Zakkaで展覧会してみたいわ」と発したのでした。 それからある日ピンと思いつきまして「作家Zakka百貨展」ってゴロいい!と提案したのでした。 トントント〜ンと話は決まりまして、たまたま大森アートヴィレッジ・プロジェクトというイベントもあるというので賑々しくやろうってことに。 長年住んでいるのです。大森。わたしの家は大井町よりなので品川区ですが、大森が地元。地元で展覧会ができるのはとっても楽しいし嬉しいです。いろんな場所も知ってるし、もりあげたいな〜と思ってます。 そんなわけで、ここのところずっとわたしは便せんや封筒やエコバッグなどを作っています。 楽しいです〜 みんなそうなんだけど、本業と同レベルで作ってますよ。片手間にやってるわけじゃなく、創造力が有り余っちゃって作ってるって感じっすよ!別のことをしない作家さんもたくさんいるでしょうが、あれもやりたい、これもやりたい、あんなの欲しい、だったら自分で作る〜という作家はとっても多いです。 ではではみなさまよろしくねん。 さらに制作がんばりまっす! あ、そんなわけで、マスキングマスク今年最初の受付期間18 日と19日ですのでよろしくです! そして、「作家Zakka百貨展」では、マスク参加作家さんも多いということで、ファイルにマスク数枚づつと、作家のメッセージカードを入れて見ていただけるようにする予定です。参加者お待ちしています!まだ間に合うよ〜
雨模様なので、きょうは一日デスクワークです。
2005年のことでありました。 7月に英国隙間 thingsライターの石井理恵子さんと共にロンドンへ。ヒースロー空港に降り立ったその時に機内アナウンスが・・・「テロリストアタ〜〜ック」 あのテロのあった日に人生2度目のロンドンにまいったのでありました。忘れがたい。 『英国フード記A to Z』は、石井さんにしつこく英国の食べ物で今まで疑問に思っていたものを質問していたことから育っていった本、といっても良い。それ以前にお菓子のabcカードというのも作っていたので、そんなこんなを併せ持った本なのであります。 シリーズの銅版画で本を作ったのはこれが初めてだったので四苦八苦で、イマイチ〜みたいなものもあるにはあるのだけど、勢いは良いかな〜と思っております。あ、もちろんわたしは挿絵担当です。挿絵担当だけれど、なんだかんだと食べ物を食べては感想を述べ、重箱の隅をつつくような質問をしてたりで、思い入れはたっぷりです。それと、あとがきも書かせていただきましたんよ。 今回、日曜日の「王様のブランチ」で代官山の本屋蔦屋のコンシェルジュさんが紹介してくださったのがキッカケで出版元の三修社さんからめでたく増刷が決まったと連絡が入ったのであります。やったー嬉しい! ![]() 個展をする時には必ず何冊かは売れるので、多分ずっとこの本は売れると思っていたので良かったです。 思い出しながらザッと中身紹介。 「ALE」。今はなくなっちゃった馬で配達していたブリュワリーで見学を。厩舎もあるしエールも飲めます。 「Breakfast」はかの有名なギトギトな朝食。これはウェールズのホテルで実食・・・ブラックプディング〜 「Dairy Foods」は乳製品について。クリームの種類多いですねー。ダブルチーズ、クロテッドクリーム。イギリスのチーズはとっても美味しいです。街中に美味しいチーズ屋さんがあって、試食三昧。 「Eel」は最も楽しい思い出。イールパイの街まで行った。UKのR&B発祥の地「イールパイ・アイランド」に行き、その後「イールパイ・アイランド・ソング」を作ってしまった!また、ジェリード・イール=うなぎのにこごり料理やテムズの南側にあるパイ&マッシュの古い店に行って「ぐへ〜」となったのも良い思い出。 このあとサックス奏者のロル・コックスヒルに会ったので「うなぎパイは食べたか?」と聞いたら(聞いてもらった)、お父さんが船乗りだったから知ってるが、好きじゃない、と言っていた。ロルのアルバムに船乗りの絵のがあるけど、それはそうゆうことだ、と言っていた。海辺のモッズ信奉者の街ブライトンの海岸にもジェリード・イールの屋台は出ていた。 「Fish & Chips」これはどこで食べても美味しいけれど、巨大だと思う・・・日本人には。 「Gravy」。これもずっとわたしの疑問であった。日本で食べてこれを美味しいと思ったことがなかったからだが、とあるパーチーで英国の若者に聞いたら「グレービーソースがなくっちゃ生きていけない!ぼくはイギリスからインスタントのソースをトランクに詰めて持ってきているよ!」と懐かしげに答えたので、なんでまたよりにもよってわたしが美味しいと思ったことのない粉末のを持ってくるんじゃ!しかも思い出を強要しようとするんで、ついついこれも歌にしてしまった。それが「Lovely Gravy」という曲でありまして、UKロック風にしてみましたトサ。 「Haggis」は最も疑問だったスコットランドの食べ物。羊の肉、内蔵をを腸に詰めて茹でたもの。これはわたしは一度食べたらもう結構です・・・スコットランドの有名な詩人ロバート・バーンズの誕生日、バーンズナイトではこれをバグパイプの演奏と共にバーンズのハギスに捧げる詩を読み上げて恭しく食べるのであります。ああ、こうゆうところがおもしろいよね〜 「Irn-Bru」はスコットランド方面にしか売られてないドリンクです。確かにそっち方面に向ったあたりの店にしか置いてなかった。甘まずいです。オロナミンCみたいな感じで、スコットランドの人たちはこれを飲むと元気になる!と信じてるけど、イングランドの人たちはそれをバカにしてるらしい。謎だ 「Jacket-Potato」。一時撤退したウェンディーズがまた原宿にオープンして嬉しい。ウェンディーズのアレ。わたしは好きです。 「Marmite」に関しては話が尽きない。こんなに会社のサイトやパッケージやCMのセンスの良いところはない!!がしかし、味はなかなか厳しい。でもたまに美味しいものも作っている。石井さんが英国に行くたびにその年の新作をくれるのだが、今までだと「ギネスマーマイト」が一番美味しかったかもね。サイトは必見。パディントンの出るCMもかわいかったよ。 「Tea」はサヴォイでアフタヌーンティー体験した時に隣にいたゲイカップルの絵を描いた。今はリニューアルしたティールームですが、アールデコは素敵。ただしケーキが???????な味でした。 「Uisge Beatha」はゲール語で「命の水」という。ウィスキーの語源なんだそうだよ。もっとアルコールに強かったら工場に行きたいものですが、そんなに飲めないので残念。ただ、モルトウィスキーの美味しさはわかるんだよ。荒涼としたモルトの里に行ってみたいなあ。よく知らないけど、「嵐が丘」みたいな感じなのかしらん 「Vinegar」はモルトビネガー。Fish & Chipsにもバシャバシャかける。わたしは味わい深いからこれ大好き。英国の味気ない料理にはコレだ!ハギスにもバシャバシャかけよう。 「Worcester Sauce」ウースターシャーのソースは実験室から生まれた。今も暗号となっている秘伝のレシピ。謎ですね〜 「Xmas Pudding」はアガサ・クリスティを読んでいてポアロ物に出てくるのでずっと想像を膨らませていたものでした。今では売ってるところもいくつもあるのですが、昔はなんとか自分で作れないものか?と資料を捜したものでした。丸くて茹でる・・・・ 「Yorkshire Pudding」プディングというのはカッコつけてそういってるのでもないし、日本のプリンとは違う。お菓子とかケーキとか多分そうゆうものにつける言葉だと思う。フワ〜〜ッと膨らんだヨークシャープディングは大抵ローストビーフのお供として供される。ロンドンの老舗ローストビーフの店で巨大なのを頂いた。ここはローストビーフもプディングも美味しかった! 英国には美味しいものがたくさんある。というか、美味しい店はたくさんあるけれど、大抵は高級なところなんだよね。大抵の人はそんなところに行かないし、脂っこい肉やビーンズ食べるばかりなのだ。 でも、その食べ歩き旅行で会ったロンドン在住の音楽(だけじゃないが)ライターの清水晶子さんの話では、ジェイミー・オリバーくん(今は太ったが、とっても美青年で一斉を風靡したシェフ)の登場のおかげで英国人も野菜をたくさん食べるようになり、学校のランチのメニューも変わってきたそうだ。食は基本だからね〜、そして、食は土地、習慣に基づく。まさに風土記なのだ。 だから「フード記」。 これらのほかに、コラムも満載で、A〜Zまでの版画も入ってます。 因に台湾からも出ています。こちらは原画よりも何故か絵が大きい・・・・・色は同じ色の2色ですが、落ち着いてて良いです。文章はどう訳されているか不安でしょうが、その点絵は世界共通で良いですね〜〜表紙は同じなのですが、中身がいろいろ違ってる。扉はこんな感じで渋い。 ![]() 台湾版はサブタイトルに「Love it or hate it!」と付けられてておもしろいね。 これはマーマイトのサイトのパロディだね。いいなそして、中身もオリジナルには載ってないレシピとか写真が載ってる。感心してしまったのは、わたしの好きなウィローパターンのティーセットの写真まで載せてくれているところです。この写真のティーポットはかわいくて欲しいな〜。台湾いいなあ。 ![]() うーん、お腹が空いてきたぞい〜 また違う食べ物の旅に行きたいもんです。コーンウォールのクリスマス料理、イワシが突っ込まれたケーキ「スターゲーザーパイ」とかね。 マーマイトのUKのWebsiteは是非見て見てね!おもしろいよ〜ほぼモンティ・パイソン http://www.marmite.com/ 途中で挫折した「もうひとつの英国フード記」のコラムはこちらです。写真小さいけどいっぱいあります。
またまたご無沙汰でした。
オウチ工房で様々な実験してました。 まずは、現代アートの知合いに頼まれてベニヤ板の作品を刷ってた。買ったばっかりのマイプレス機だから、おっかなびっくりだし、厚さ3mmもあるものをどうやったらうまく刷れるのか、試行錯誤。ラシャがへこむのは目に見えてるし、その分をギャラとさせていただこう、うん、安いもんだ。 木についた油性インクの油膜はどうがんばっても完全にはとれないだろうから、3段階に分けて、インク詰めの範囲を広げる、というやり方。プレス機の圧力というのは本当に凄い力で、木目をしっかりうつしこむことがわかった。 今月表参道画廊MUSEEで展示がある宮山正光さんの作品になります。初刷り師! 宮山正光 maturation in the dark 2012.2.13-18 http://www.omotesando-garo.com/museef/MF.html プレス!PRESS!プレス! ![]() 下丸子の金羊社で行われていた「金羊社×オールライト工房/印刷いろは展」に自転車こいで行って来た。 紙が好きだ。印刷、インク、活字も好きだ。物を作るのが好きだ。このイベントにはそそられるものが満載でした。 http://www.monz.co.jp/2010/11/111214.html 500円払って、エンボス、活版印刷、箔押し、シルクスクリーン、二つ折り、綴じを体験できる。 どれもワクワク。全部やってみて何がそんなにワクワクするのかしらんとそのあと自転車を漕ぎながら考えてみた。そうだ、押す力だ! どれもこれもギュギュ〜ッと押す力にたまらない魅力があるのだな〜 中でも、人間の手ではやはり無理!というのがエンボスと活版印刷で、萌えます〜 そのほかも鉄の固まりの機械に萌え〜初期の単純なものを使わせてもらえて面白かったです。 銅版画をやっていて何が萌え〜かというと、プレス機に通した時でありまして、梃子の原理で人間の力の何倍もの力が加わるように作られたプレス機は、版画やってる人はみんなそうだと思いますが、愛おしい〜と思っているんですねえ。ギュギュ〜〜〜ッとしている時「やってる〜」感がありますわー。 自分だけの力ではないので、出来上がりもプレス機に「委ねて」いる。 だから、どんな風に完成するのかハッキリ言って予想することしかできない。その偶然性がまた版画のおもしろさだし、これはひとえにプレス機さんのおかげであります。 押して押して押しまくる〜〜 ●レコードジャケットがこんなに見られるとは! イベントの一つにレコードジャケットズラッという部屋がありました。あとでリトグラフの橋本尚美さんのfbでのコメントで知ったことですが、金羊社はレコードジャケット印刷のリーディングカンパニーだと。 係の方がご自分の知合いの方に説明をしていたのでコソコソ後について聞き耳をたてておりました。どうやら毎回テーマが決まっているようで 「今回は60年代の日本独自デザインのロックのジャケット(洋楽)を展示した」とのことでした。ビートルズのサージェント・ペパーズ・ロンリーハーツ・クラブ・バンド以降、そうゆうのは作れないことになったとか説明されてました。そして、紙の帯のコーナーの前でいとおしそうに「これがいいでしょ〜」とニコニコしていて、ここの社員の方達は「愛」があるな〜、と嬉しい気分になってしまいました。 ハッキリ言って、自分が「Bronze & Willow」作った時、印刷屋さんに対してアーダコーダ言ってたのが申し訳ないくらいな気分になってしまいました。大変だったろうな〜。苦労しただけあった!!っていうジャケットやブックレットになっていればいいとは思う。わたしのは十分そうゆう良いものですよ!でも、そうじゃないものもたくさんあるんだろうな・・・ ![]() 文字組の展示の並びにこんな巨大ジャケットが飾ってあって、これ、萌えるでしょ〜 ジェスロ・タルとトッド・ラングレンの「ハロー・イッツ・ミー」だよ! ![]() 1枚1枚やっぱり日本の香りがするのは何故なんでしょう。 ![]() 真ん中のところにジミ・ヘンドリックスが数枚あったのにはきっと係の方の思い入れがあったにちがいない! ![]() 見開きのジャケットはすごくお得感ありましたね。中に写真がいっぱい入ってて同じくらいの値段だとチョ〜嬉しかった。実はこのThe Walker Brothersのレコードは中古で買って持っているものだったよん。(兄弟はいないんだよね〜)やっぱりこの大きさがいいなー 日本盤はよくあるイギリスもののアメリカ盤よりもずっと作りが良いと思う。 今調べたら、常設展があるではないか!事前に申し込むと見に行けるみたいだよ。楽しそう〜 http://www.kinyosha.co.jp/mjg/ 体験が終ったあと、バナナペーパーというアフリカの女性たちが作っているバナナの皮で作られた紙に活版印刷の名刺を作るコーナーがあり、丁度名刺がなかったので発注することにした。100枚で8770円。安いです。 活版印刷の名刺、嬉しい。配るのもったいなくなっちゃうわ 帰りは同じ通りにあるhasu no hana Cafeとコメダ珈琲店に寄った。珈琲2杯。どちらも良いお店です。特にコメダの珈琲は美味しい。 hasu no hana Cafeでは次の展示のDMを置かせてもらい、共通の知合いがいることが分かりおしゃべりしてきた。ギャラリーがメインなのだって。おいしい珈琲飲みながらちゃんと作品が見られるような店をやりたい、と思って作ったのだそうだ。 昨年の下北沢「つきまさ」で感じたのとちょっと似てる。美味しいお茶をゆっくりいただくと短くても30分がいる。その間ゆっくりとお客さんは作品を見てくれる。2度も3度も見ることだってある。こうゆうのっていい、と思った。 その他の写真をfacebookのアルバムに載せています。 http://on.fb.me/xTZquH ![]() なかなか外出できないので、パッタリとギャラリーや美術館や映画館に行く回数が減ってしまった昨今であります。が、一度も大きな展覧会を見たことがなかったベン・シャーンはやはりどうしても見逃すわけにいかないではないか!神奈川県立美術館、葉山館まで行ってきた。遠いけど行っただけのことはある好きな美術館だ。 「ラッキードラゴン」は水爆実験の犠牲になった第五福竜丸の悲惨な経緯を描いた本だ。これは子どものクリスマスプレゼントにしながらも、結局わたしが食い入るように見たものだった。ベン・シャーンはレコードジャケットやポスターなどデザイン性の高いもので目の記憶に残っていることが多かったかもしれないけれど、この展覧会は初期のものからのものがたくさん見られ、常に社会の理不尽な部分に目を向けているところに、実はとても気持ちが動かされた。 きのうはやはりどうしても見ねば、と思っていた「ゴヤ」展(上野西洋美術館)に行った。 ゴヤもそうなのだ。理不尽な社会へのカリカチュアが目を引く。わたしが子どもの頃に家にあった美術全集の中で一番衝撃をうけたあの「我が子を食らうサトゥルヌス」と「リンシベブ・ビオの丘での銃殺」は、その後もずっとわたしの胸の中に巣食っていたものだった。なにがそんなに焼き付いたのか・・・それは世の中の理不尽さや、人間のどうしようもない部分を絵に表現してたくさんの人に知らしめたい、という欲求を、作家がこんなにも強く持つことの経緯とか理由が、肯定とも否定とも言えないモヤモヤとしたもので残像のように残っていたのだ。 それが、最近になって自分にもそうゆう気持ちがあるのだ、ということがわかった。誰もがそうゆうものを表現しなくちゃならない、とは全然思ってはいないけれど、理不尽なことに対してなんらかのやり方で自分も表現したい、という気持ちはあって当然だと思う。表現者だったらなおさら持ってしかるべきものではないのか?文章でも音楽でも絵でも、やはりそうゆう欲求を持っている作家がわたしは好きなんだな、とハッキリ感じた次第です。 ベン・シャーンとゴヤを続けて見に行って、いよいよ持ってそう感じたわけでありました。 ガーンとなったことはそれだけでは勿論なくて、とにかくこのあと西洋美術館の版画館でみたウィリアム・ブレイクと共に、とてつもなく努力している姿が絵から滝のようにハートを打ちまして・・・・・ガーンでした。 うまいのはあったり前だのクラッカーだけど、描いて描いて描いて、そうして求めるところへどうやったら近づけるのだろうか???といった努力の仕方を見たような気がするのでした。 偶然生み出された技術というよりは、表現したいものを最大限表現できる技術を磨いていた人たち、という感じがした。 そういった意味でも、ものすごい技術を持った表現者なのだな、と感じた。 特に銅版画家としてはゴヤのアクアチントに倒れそうになってしまった。 ![]() さまざまな種類のアクアチント。繊細なニス止め。この文字の部分もなのだろうか??こんなにきれいにできるものなのぉ〜?ヒエ〜凄い・・・・・ アクアチントだけで描かれた人物も多数あった。唸っちゃいました。 昔スペインのプラド美術館で「我が子を食らうサトゥルヌス」は見たんですよ・・・。ゴヤの部屋があって、そこはもう怖い怖い世界でした。でも、ほかのたくさんの画家のものの中でなやはり一番グッサリ来ました。 ブレイクはなんともマックス エルンスト「百頭女」の挿画を連想させるんだよね〜。 ![]() 今回オ、いいな、と思ったのは「ジョン・ゲイの寓話」の挿画でした。これは2点しかなかったけれど、「百頭女」の前哨戦みたいな感じで奇妙なヤカラのオンパレード。実際は12点納められているそうで、もっとたくさん見たかった。 ![]() ヨブ記の挿画も奇妙なものばかりでおもしろい! ダンテの「神曲」も動きのあるエングレービングの線がいいんだなー。これはドライポイントのあとだからこその勢いなのかしらね。それにしても、ゴヤもブレイクも線が本当に生き生きしていて気持ちが良い!気持ちがこもっているのが本当に伝わってくるすばらしい展覧会だった。 う〜ぬ、もっともっと真面目に大好きな版画に日々努力して取り組みたい。 と、この方達に心の中で深々と頭を垂れたのでありました。 ![]() 遅ればせながら今年の年賀状。 「The Baby Dragon---for peace---」 というタイトル 昨年10月頃作ってクリスマス展の時のカレンダーにも使いました。最後のページの1年分のところです。 ![]() カレンダーはまだ少しあります。通販してます。詳しくはEQIPのブログでご覧になってくださ〜い http://eqip.exblog.jp/17528665/ 年賀状の宛名面は **************************************************************** ![]() ************************************************************************* 頭ゴチャゴチャになりながら作っておったので「みなさま」って.........変だな〜 多分何か別のことやっててゴチャマゼになったのね。見逃してね 2012年になったからといって、2011年がチャラになるわけでもなく、今年は2011を踏まえて親子共々「LOVE & FIGHT」の時代なのだわ、というメッセージにしました。 愛の戦士って感じだ。 これは7色あって、伊勢丹でお正月に展示されてました。まだあるのかなあ???把握しておらず・・・ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() さぁ、愛の戦士よ、地球を守るのだ〜〜
朝から雨〜雪になっている東京。
珍しく犬が「散歩は結構ですわ」と言うので、ちょっと時間ができた。 そんなわけで今年最初に見た映画について書こうかしら。 「サルトルとボーヴォワール/哲学と愛」をユーロスペースで見て来た。 ![]() 大学でサルトル研究の矢内原伊作氏のクラスにいたものとしてはこうゆうのは見なきゃイカンだろうと思って行ったわけですが、さほど哲学的でもなかったので、ホッとしてしまった。 真面目じゃなかったわけではないが、存在、自由、個等々について考えた時に派生するサブカル的なものの方に夢中になっていたので、そのバランスをぐらぐらさせながらの4年間でありました。でも、それが今となっては自分のやってることに繋がっているわけで、自然にそうゆうものは身に付くってことよねー 学校の方では真面目本も読んだ。サルトルはいろいろ読んだけれど、ボーヴォワールの「第二の性」は結局読破できなかった。うーん、もういいや・・・と思っていたかも。その頃エリカ・ジョングの「飛ぶのが怖い」が大ヒットしていて、これは読んだ。時代に則した分こっちの方はサクッと読めた(が、これもどうでも良かったかも。男の方がショックを受けていたような気がする)。多分わたしは女性がどうしたこうした、女だからどうしたこうした、という問題について興味がないんだなぁ・・・と気づいたのでした。女も男もゲイも関係ないけん。 そんなわけでわたしにとってそっちよりもこの二人の生きた時代が大事だったし好きだった。そっちの研究に勤しむ4年間でした。 パリのカフェ文化は、やはりわたしの好きなアメリカのビートの時代と重なり合って、萌えるわけです。 カフェ・フロール、カフェ・ドゥ・マゴ、タブーという穴蔵酒場は特に萌える。 ボリス・ヴィアン、コクトー、ジュリエット・グレコ、サルトルとボーヴォワール、アメリカからドラッグのためにパリへ逃れてきたジャズプレイヤー(マイルスとか)たち。 盛り上がるな〜 そして「な〜んだ」と思ったのは、この映画の原題は「フロールの恋人」なんでした。だったら、これでいいのに。ボーヴォワールの揺れる気持ちは仕方ないもんねえ。で、この問題についてはおしまいとして、サルトルの役はいけてなさすぎ!残念でした・・・!でもカフェのシーンだけは嬉しかった。それと、ホテルに住む、ということが漸くわかりかけてきた。 日本ではホテルに住む、というと、淀川さんが帝国ホテルに住んでいたことくらいしか認識がないのだけど(デイブ・スペクターも夫婦でしばらくホテルに住んでいたよね)、ホテルは管理がシッカリしてるし、シーツとりかえてくれるし、プライバシー保護もできるからイイ。手紙や伝言もホテルの人が面倒みてくれる。でも、雑誌や本などで見る外国人のホテル住まいについてはいまいちどうゆうスタイルになっているのかわかりづらい。 この映画を見ると、ホテルとはいってもホテルっぽいのはフロントがあるという程度で、あとはアパルトマンとかわらない雰囲気が見えた。家具つきもあるだろうけど、多分自前の家具も置いている。どんな感じなのかしらん・・・といつもいろんな想像をしているのでした。 サルトルの「嘔吐」がメスカリンによるものだ、というのは読んだ当時は知らなかった。だから、わたしも壁を見つめて節目が何かに見えたりすることもあったから、サルトルはそれが甚だしく感じるタイプの人で、さすが天才なんて思っていたものだったのでした。わたしももっと甚だしく変なもの見たいわ〜、と思っていたけれど、そうゆう感覚が薬に行ってしまうってことで、たまたまわたしはナチュラルハイで満足できているからそこまでにいたらなかったってことです。 で、そのメスカリン実験でサルトルが体験したという虫たちが、映像に現れてくるシーンはちょっと笑える。なるほど〜と単純に納得してしまいました。「哲学と愛」なんてたいそうな副題はなくて良いのにねえ。 カフェに集う写真がたくさん残っていて、この二人のそばにいるお取り巻きたちってどんな人たちなんだろう、というのは昔から気になっていた。この映画を見て、ああ、そうゆう関係の人たちだったんだ、とわかってスッキリしました。 しかししかし、やはりサルトルはおもしろい。 そして、昨年のデモ初体験の時にブログにも書きましたが、「アンガージュマン/社会参加」というサルトルの言葉は、今の日本にもようやく市民レベルとして普通のことになって来たではないか!と思うと、まだまだこの哲学者について学ぶところは多いなぁ、と真面目に思ったのでした。この映画の中でもこの思想に至るくだりは出てきます。文学ができること、という場面。 ところで、ボリス・ヴィアンの伝記映画ってないのかなあ。切に希望。あったら教えて〜
阪神淡路大震災から17年たったきのうは、当時のことを誰もが思い出していたみたいですね。わたしも思い出していました。
わたしは銅版画はその数年前から始めたけれど妊婦になったためしばし休んでいてやってなくて、その前からやっていた立体制作の仕事をしていました。(化学物質の危険と大工仕事、肉体労働とどっちをとるかといえば・・・)上の子が生まれてすぐでした。新宿の甲州街道沿いにあったミロードの10メートルの大きなウィンドウにヴァレンタインデー仕様の立体ディスプレイを制作することになり、その美術造形の工房がたまたま実家のそばだったこともあり、赤ちゃんを連れてしばらく実家にいたのでした。 大きな部分はわたしのラフを元に工房の人たち(こうゆうところの人は大抵が芸大生)が巨大な発砲スチロールで彫刻してくれて、わたしは小さいものを赤ん坊のゆりかごを足で揺らしながら、コツコツ夜なべして作っていました。涙ぐましい〜・・・・・ 3時間おきに赤ちゃんはミルクをあげねばならないので、夜なべもどうってことない。どうせ起きるんだから。そうやってわたくし子ども0歳児からずっと制作はやっておったのでありました。 テレビで神戸の崩れた街に釘付けになっていたっけ・・・・この年は地下鉄サリン事件もあり、どこにいても危険がいっぱい、とにかく子どもを守らねば・・・と母と語ったものでした。 こんなのを作っていましたよ。この時はこの横10メートル天地3メートルのと横5メートルのを2つ作っていた。このウィンドーは今高島屋とハンズのある方へ行くための南口の横断歩道設置のためなくなりましたが、当時は都内で一番大きなウィンドーでした。5メートルのウインドーは南口から西口に行くミロードの通路に今でもあります。バブル崩壊後はアーティストがやることはなくなったようで悲しいです。 ![]() http://www.satomin.jp/works/window/p08.html (この作品は後に銅版画作品の元になりました) そして昨年の大震災。 3月11日に何をしていたか、忘れる人はいない。わたしは原宿の工房にいました。この時も5メートルの版画作ってたんだよね〜大きいの作ってる時というのがトラウマになりそうだ・・・ あれから数ヶ月はみんなピリピリしていたけれど、最近はテレビで原発が今どうなっているかは報道特集のようなものでしか見られなくなってしまった。食べ物も汚染されているし、先日は新しく立てたマンションの室内が高濃度の放射線濃度を示していた。こうゆうことがある限り政府の収束宣言なんてのはお笑いぐさだ。あの数ヶ月の時とまでは言わないが、毎日なんらかの報告がテレビであっても良いのではないかと思う。福島のテレビでは普通に放射線量などテロップが出ている、という画像を見たことがあるが、福島だけではないのだからねえ。ウチのマンションも除染した箇所ありますから・・・ そして6月からマスキングマスクを福島に送り始めました。そうゆうプロジェクトを作ったのでした。 http://maskingmaskgirl.blogspot.com/ 2月にも送ることになりました。これで八回目になります。 アーティストの方にかわいいマスキングテープで使い捨てマスクにデコレーションしてもらって、それを福島市役所から仮設の学校などに配ってもらっています。 作り方など、段々変わってきています。市役所の方と相談したりしながら、反応を見てという感じです。最近はビニールのジップつきの袋に白いマスク2枚と、みなさんが作ってくれたマスキングマスクを1枚入れて多くの生徒さんに配るようになっています。原発だけではなく、風邪ひかないためにもマスクしよ〜 7回もやっていると、つづけてやってくれるアーティストの方も多くて、しかもプロだからもの凄く学習してくれてるんですねえ。ブログに載せたほかの人のを見て、さらに凄いのを作ってきてくれたりです。 最初にわたしが考えたのは単にかわいいテープがペトッと貼ってあるだけだったのですが、それはテープのかわいさ頼みであって、造形的にはたいしたことはなかったんです。それでもかわいいんですけどね、アーティストの方というのはどんどんアイディアが出てくるんですね〜、というかだからこそアーティストなんだと思います。知合いの編集の方やライターの方も実は参加してくださってます。どの方も絵心があるので毎回喜んで受け取っています。 ブログにたくさん写真をUpしていますので、是非みてくださいね!! それから、マスキングマスクのブログにも書きましたが、今回大量の白マスクを寄付してもらったので、次回参加希望の方はメールくだされば100枚の白マスクとそれを入れる袋をお送りします。是非立候補してね! お待ちしております。 ![]() 我が家は食事メニューは、毎食3種類作っております。 まず健康ではありますが最近中性脂肪が気になるわたしの野菜中心ややダイエット食。ニキビとサッカー三昧の二人の少年のためのコテコテモリモリ食、そして一番気をつかうマツキヨ用無塩、減油、高タンパク食であります。 わたしは検診で近所の医者に「パン食べてますね〜?」とピンポイントで指摘され、オヨヨ、この医者わたしのこと見てるのか〜?と思うほどの当てっぷりで驚いた。 そうです、わたしはパンが好きなんです! 朝はトースト。なんたってトーストで、グレープフルーツとヨーグルトとチーズ。っていうのが子どもの時からのの家での習慣で、これじゃないとどうもスッキリ目覚めないのだ。子どもはご飯を食べないと力が出ないというので、最近はずっと朝はご飯。一番困るのはやはりマツキヨ。ご飯もあまり食べないし、かといってトーストにすると食べ過ぎる。無塩のパンはなかなか売ってないし、売っていても美味しくない。 ![]() そこで、前から興味はあったがなかなか決心がつかなかったホームベーカリーをビックカメラのポイント20000点使って購入したのでした。パナソニックの新しいのだぁ〜、やった〜 まずはプレーンで実験。これはホームベーカリー用のミックスされたものを購入。これと水とドライイースト入れたらそれで終了。朝7時に予約したら、夜中に犬が敵だと思ってワンワンしたのはかわいかった。この日はみんな寝不足。パンセイゾウキは敵ではないことを教え込まねばならない。 できたてのパンはやっぱし美味しいな〜。そして即フランスパンも実験。 ![]() 形は四角いけど、オオ〜皮は固めでパリっとしていて、中はモワッとしてて十分フランスパンではないか〜 パンはできあがる10分前くらいから急に匂いが漂ってくるもんなのね。クンクン 最初のプレーンは、家族みんながハイエナのように試食をしたためすぐに消滅。すぐにもう一つ作る。粉ぶちこむだけ。 落ち着いたところでようやく本来の目的「無塩、全粒粉」パンに挑む。といっても、粉ぶち込み、だけだけど。 ![]() とはいえ、事前にいろいろ調べてまして、塩を入れないとやっぱし味気ないのでスパイスやドライフルーツを入れると味に深みが出て、塩のことも忘れる(らしい)ってんで、自転車を走らせて材料をいろいろ買い込んできた。これはいくつかに切って冷凍保存した。 初めて作ったのは全粒粉50%強力粉50%でした。100%全粒粉はこの次作ってみよう。それと天然酵母で作ると美味しいとは思うのだけど、まだ初心者ゆえハードル高し。ちょっと休憩してからにさせてね。 立て続けに作り倒していたので、ご飯が減らなかったここ数日。そこで「ごはんパン」を!!! 昨年工房のそばのカフェで打ち合わせをしていた時。このカフェでごはんパンの試食が出た。こしひかりとあきたこまち、だったか・・・。それにトッピングがついていたのだけど、味噌とかゴマとか佃煮とかそうゆう和風なものだったっけ。というのを今思い出したので、今度やってみよう。 ![]() ごはんは冷やご飯お茶碗に1杯いれた。そんなにおいしいとは思わないのだけど、焼ける時に、ご飯が炊けるような匂いがして、そして「あま〜〜い!」。お米の甘さが強烈に感じられる。たまたま美味しい新米だったせいかもしれないけど。 パン焼きはじめた日、国際展示場の「骨董ジャンボリー」に誘っていただいて行って来た。広い広い会場で10時から3時まで、途中ご飯して再度入場してガッチリと。楽しかった〜。和物骨董が多かったような気がするけれど、わたしの鼻はヒクヒクヒクと西洋骨董の方へと向っていく。特に英国ものはシュルシュル〜っと誘われていくのであります。 ![]() これはイギリスのブレックファストに出てくる薄い三角のトーストを立てるトーストスタンドです。種類はいくつか見ましたが、これが一番クールでした。これはカードたてにも使える。 ![]() そしてコレ。瀬戸で作ってイギリスに輸出していたヤツだそうです。お皿が3cmくらいのミニミニブルーウィローです。かわいい。 欲しいと思っていたパンケースは思ったようなのがみつからなかった。60年代はどこに家にも30cmくらいの長さの食パンケースがあったものだ。プラスチックの。蓋がついてるヤツ。あれが欲しかったんだけどね〜。 それと、パンくずをサササと集めるブラシとチリトリみたいなののセット。これはいくつかあったけれど、コレといったものがなかった。残念。 レトロな店も多く、上の写真でパンの下に敷いている網・・・も買いました。新品ですよ。 ![]() 魚焼きなんですが・・・・・ パンも置けるし、なんたって銅版画のアクアチント(という技法がある)で、版を熱する時に丁度良いのよ〜 と、こうゆうものばかり買っておりますが、骨董市とかアンティークショップに行っておもしろいと思うのは、「これって何に使うのだろう?」な品物がたくさんあることだ。生活品を見ると外国の文化が見えてくる。そしてくらしていた人々のことを空想するのがとっても楽しいのだ。 パンパンパン、パンにまつわるいろいろでした。 パンパン!じゃなくて ジャンジャン
あけましておめでとうございます!
昨年の大震災でハッキリこう書かれた年賀状がとても少なかったですが、ご挨拶ですもんね、いいんじゃないでしょうか。ただ、わたしも年末あまりにもバタバタだったため年賀状を作ることができなくて、ようやく先日印刷屋さんにデータを送ったばかり(13日にやっと届く!)。なので、単なるご挨拶のハガキを送らせていただきますね〜 たくさんの年賀状、ありがとうございました。 さて、年賀状がまだまだ先なので、年賀状写真はその時までとっておいて、違う写真を ![]() 12月に伊勢丹の5階で銅版画個展「カップ&ソーサー展」をさせていただいた時、その横の売り場を何度となく通りました。新宿伊勢丹で一番楽しいのはこの5階だね〜。そして横の売り場「深川製磁」の急須をエイっと購入いたしました。 ここの急須はとてもモダンで、蓋がどれも本体と色が違ったり趣が違ったりでおもしろい。我が家は純和風が似合わない。それに和風のものを使うのだったらイイものにしたい、という気持ちなので、ほとんど洋食器です。それでも、大好きなWillow Patternのものがたくさんあるので、これがあれば洋風の料理も和風の料理もオールマイティなのです。 深川製磁のこの急須はティーポットとしても使えるデザインです。取手は丸みがあって大きくて掴みやすい。そして蓋が中国風なのか、Willow Patternを踏襲しているかのような果樹も描かれていて、オオ!これしかないな!とちょっとお高かかってですが、迷わず購入したのでした。宮内庁御用達と箱に書いてあるよ。ちゃんとしてるけどユーモラスなフョルムなのも気に入っている。 年末に柴田是真の本を買った。 江戸から明治にかけての漆作家です。この人の漆は技術と画力が圧倒的なのですが、わたしが魅了されたのは、その技術をもってチョ〜ユーモラスなものをいつでもその根底に持ち合わせているというところです。 ![]() どう見ても鋳物の茶釜ですよねえ。でもこれ、漆塗りのお弁当箱なんですよ。だからとても軽いのだそうです。中に銘々皿や徳利が入ってるんだって。なんとまあ、おもしろい。 乾漆と思われます。とても時間のかかるものです。それにしても、このイボイボの部分、漆で一筆一筆作ってるんでしょうが、きっとこのための道具も新たに作ってるんだろうね。 こうゆう風に、まずはイメージあって、それをどうやって作るか、道具はどうするか、というところから考えるのが工芸のすばらしさだと思います。逆はいけない。 この道具しかないから、このやり方しか知らないから、イメージはあるけれども妥協しちゃおう、なんてぇのは全然駄目だ。 これは、絵に限らず音楽でも料理でもなんでもそうだ。まずは創造的であること。 それを思い知らされる作品の数々。お正月はこの本をワインを飲みながら堪能する毎日です。 ワインが好きだ〜、としょっちゅう言ってる(書いてる)ので、よくワインをいただきます。嬉しい! いつものお正月は実家にみんなが集まってます。母が毎年どこぞの老舗のおせち料理を注文していて、それが楽しみでしたが、今年はマツキヨ氏の体調を考えて家でおとなしく過ごしました。 でも、仕事もあるし、おせちは3品以外は買ってすませる。それでもお重にまとめるといい感じですよね〜。 ![]() そして、やっぱりワインがいいんですねえ、絶対に合うんです。 このワインは美味しかった・・・・フウ 年末も仕事はせねばならず。 折角のお料理が銅版画溶剤の石油臭さにまみれるのはイカン!それになんたって身体に悪いものはできるだけ使いたくないっちゅ〜ので、植物系の溶剤を注文しました。ちょっと高いですが、少量でゆっくりとインクやグランド(銅版画に使うものです)を溶かします。オレンジの臭いなんですが・・・やっぱり臭いことは臭い。オレンジの腐った感じ〜。でも断然石油系より良いです! ![]() 31枚納品という刷り増し地獄(天国の間違い!)でしたが、実はこの臭いと気力が急になくなったというせいで、29枚で打ち止めとなりました。納品先には「どうしても、どう〜〜〜〜してもあと2枚できなかったんです!なんとか許してください!気力が無理でした!」と言って許していただきました。職人だったらきっと許されない。わたしも作家でもあり、仕事としてやってる時にはやっぱり職人でもあるわけだよね。やっぱり許されないとは思います。だけど、どう〜ッしても無理ってことはあるのだも〜〜ん、といろいろ言い訳。 申し訳ありませんでした。今後気をつけます。 で、今年始めのお仕事をしてました。 「鉄ねこ」です。前回「しろねこ」だった新紀元社の英国シリーズの中の猫ニャン本。 この口絵と目次部分に版画で猫描いてます。しろねこではニャン便せんも作ったので、今回も作ろうと思っています。 ![]() これは試刷り。子どもの駅員ニャン イングランドの北部Yorkのマップも描いてます。Yorkの猫マップなんです。楽しいです。 地図描くのは大変です。間違ってはいけないから。資料もいただいてるけど、グーグルアースで見てしまったが最後、楽しくてそっちばかり見てしまった。古い街並みが美しいところでした。いいなあ、行きたいなあ。 初詣は氏神様へ行かねばいけません。 一番近いところは水神様で、以前「タモリ倶楽部」でアンジャッシュとタモリと水巡りの学者さんが来てました(目撃!)。ここでお酒やお汁粉振る舞われてまして、ワンコもびっくり。 ![]() このあとは大きくて古い神社「鹿島神社」に並んでお参りしてきました。家内安全、そしてみんなが平和にすごせますように!! 年賀状の中に昨年の「横浜トリエンナーレ」の「未来の美容室」というイベントの美術家の方からのがありました。オオ、その時カットしてくれた美容師さんがリアルに美容室Openじゃん!と、よ〜く見たら、その時にカットしてもらっているわたしの写真が載ってました〜〜なんか嬉しい。 是非、行かねばね。 ![]() そんなこんなの平和なお正月です。 家族全員現状維持。なによりです。 てなことを最近はFacebookに載せてしまっているので、「全部知ってるよ〜」という方は重ね重ねしつこくてすみませんでした。Facebookが手軽なんで、ついそっちになってしまってます。よかったら来てね〜知ってる方は即友達になります。知らない方でも変態な感じじゃなければだいたいOK牧場のわたしです。 では、本年もどうぞよろしくお願いいたします〜
| |||||||||||||||||||||||||||||||