カテゴリ
全体 作品/art music art&music foods 展覧会/schedule works 版eqip画展示企画ユニット willow pattern movie MaskingMask 単なる日記 NHK文化センター 紅茶/Tea 『B&W』Shopping 英国 松本清志 その他 BOOKS 検索
最新の記事
フォロー中のブログ
エキサイトブログ向上委員会 a+ discovery 「英国と暮らす」 R.ECHO帽子製作所 Hello from P... ハナトモのベルギー→スウ... 亀福物語 Antiques&Jun... ギャラリー・バザレ / ... Kirinji-KeiK... クリスチの栗捨てる日々 mamaclio more orange… EX LIBRIS BO... 最新のコメント
以前の記事
2024年 03月 2024年 01月 2023年 12月 2023年 11月 2023年 09月 2023年 08月 2023年 03月 2023年 02月 2022年 11月 2022年 07月 more... ライフログ
出版してます
銅版画
CD
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
●ありがとうおばけって服
締め切り仕事が迫っている。が、しかしまだ二日ほどの余裕はある、と勝手に踏んでいるわたしは(実は相当ギリギリで、その二日の中で一つでも失敗があったらOUT)Aちゃんに誘われて国立まで行ってきました。きのう書いた帽子作家植村良子さんの個展『見せる日記』が『PlanterCottage』であったのでした。最終日。雨にうたれた植物に覆われたこの家は不思議な静けさでした。今回は帽子だけじゃなくて「見せる日記』展ということで、彼女が今年描き綴った絵日記やごはんやお菓子の写真の日記などが、たくさん置かれてました。靴をぬいで座ってお茶をいただきながらの和み鑑賞です。 布が大好きな良子さん。バッグもたくさんありました。それらには、日記に描かれている絵が糸や布で描かれています。とてもパーソナルな絵柄も多く、嬉しかったこと、悲しかったことが糸と布を通して静かに伝わってきてちょっとジーンとなりました。ほかにもたくさんのものが作られて部屋いっぱいなのですが、これらは数ヶ月の間に勢い良く作られたのですねえ。わたしは彼女の帽子を一つもっています。いろんな表情を持つ帽子で楽しいのですよ。これらたくさんの物を作るエネルギーは、日々の生活が支えになっている。楽しいことも辛いこともコツコツとした生活をつづけることでいつか表現したいという欲求に育っていく。表現したいと思えることは幸いなるかな。わたしはこれを強く感じます。絵を描いたり、ものを作ったり、音楽を作ったり、奏でたりできてしあわせだと思ってます。そして、それがもっと素敵なことは、自分以外の人にもたまにはそれによってしあわせを与えていることがある、ということだと思います。「ありがとうおばけ」というコスプレ(?)衣装があって、まさにこれが物語っていたのでした。思い出のある布がたくさんくっついてバサバサっと。見せる日記にも描いてあったけど、本当にたくさんの人に助けられてみんな生きていて、何回ありがとうと言ってもたりないくらいだ。それが形になって、そしてそれがみんなを楽しい気分にさせている。人の持つ底力とか、表現されたものの持つ力とか、いろんなことを感じさせてくれた、とてもすばらしい個展でしたよ〜 「耳までかぶる帽子」植村良子作を買う。 「ありがとうおばけ」という衣装です。 ウーピー・ゴールドバーグではない。 良子さんの作品の好きなところ。それは、自然派風なのに色がヴィヴィッドなところかな。普通自然派な感じというと、土色ではないか。わたしは自然は勿論好きだけれど、ドクドクモンスターに毒されてるものも好きなので、土色にはなかなか手がでないのだ。良子さんのはとても立体的でアーティスティックでヴィヴィッドなのに自然を感じるところが素敵なのだ、とわたしは思っている。今回も帽子を買った。赤いのもかわいかったけど、冬らしいシックな色にしてみました。でもよーく見るとツイードやコーデュロイや、チェックや・・・・ボタンや淵のところには緑の糸が手縫いされていたり・・・、ととても凝っていて、かわいいのです。髪の毛が今パンクになっているので、帽子を被ると潰れてしまうんだけど(ほとんどアフロなので)、嬉しくてさっそく被って帰りました。 ●国立のアンティークショップで遭遇 その個展に行く道すがらにあるアンティーク・ショップの前でAちゃんとわたしはしばしたちどまってしまったのでした。ウィンドーもかわいかったし、中を覗くとブルーの模様のお皿が見えたからでした。Aちゃんが10分寄ってみない?というので、高いんだろうなあ、と思いながらも入ることにした。センスの良いかわいいものばかりでした。そしてやはりそのお皿類はわたしのライフワーク「BLUE WILLOW PATTERN」のものだったのでした!しかも廉価なものが多く、その中にポツリポツリとイギリス製のお高いのもある、という感じ。そこで1800円のコーヒーカップ&ソ−サーを見つけてしまい、即買いました。模様は少しはしょってあるけれど、きれいなブルーで、しっかりしていた。で、うらを見たら「落成記念 松竹」と書いてある。松竹の落成記念はどうも56年らしい。あの松竹のことだかどうだかもわからないけれど、想像するだけでとても楽しいではないかぁ。 ほかにも二羽と決まっている鳥が四羽のものがあったり、ホーローのポットがあったりといくつも置いてあったので、ついつい興奮してオーナーのマダムとウィロー話をしてしまった。10分以上いた。 出る時にこの「ROSE RING」のカードをいただいたのでサイトを覗いたら、11月にオープンしたばかりのお店でした。そして、お子さんが双子だと書いてあり、12月生まれだとあり(偶然だけど密接な関係性があったんです)・・・・そのへんからなにからなにまで、きょうの日というのは繋がっていたようで、ビックリしてしまった。 きょうは仕事の予定返上で、国立に行ってよかった!雨で寒いけど、気持ちはあったかでした。 アンティークショップで買ったBLUE WILLOW カップ&ソーサーと小皿。 この小皿、よく見ると全部柄も違う!色もバラバラ。日本製。@800yen
by eggdance
| 2008-12-18 02:17
| 作品/art
|
Comments(2)
Commented
by
kodama
at 2008-12-19 01:52
x
Mに松本さんがブログに『見せる日記』のこと書いてくれてるよ。と聞き覗きにきました。なんだか私が言いたかった事が書いてあって、ありがとうございました。表現したいと思えることは幸いかな。ホントにそうなのです。私は作るということで生きることができました。作る事が好きでよかったと心から思っています。生きる事が出来ずにいた頃PCでの絵本作家の南さんの作品展に行き幸せをもらいました。それから作りたいと思えるようになって。そして自分以外の人もたまに幸せにすることができると言う感覚を思い出させてもらって。
あのお店12月生まれの双子ちゃんなのですね。まだ入ったことがありません。行ってみますね。
0
Commented
by
eggdance at 2008-12-19 11:15
作りたい、という純粋な欲求がキラキラと伝わって、嬉しい個展でした。
今年はわたしにも嬉しいことと同時に苦しいことが畳み掛けるようにありました。でも、わたしは、生きて行けないと思った時期ですら不思議な事に作りたい欲求は別腹のように育っていることに気づいてしまい、人の本来持つ底力に他人事のように驚いてしまいました。でも、その力を感じることができるのは、日々の生活・・・喜怒哀楽艱難辛苦を「これでよいのだ(byバカボンのパパ)」とヘラ〜っと受け入れることができるようになった時なんですねぇ。嬉しいことは勿論、苦しいこともエイッ!と背負っちゃっえ!その方が人生は豊かで楽しいぞ〜と思ったのサ〜 表現したいと思えることはホントに幸いなるかな。帽子、気に入ってます! アンティーク屋さんの双子ちゃんは、もう大きい子みたいですよ。かわいいものがたくさんあったし、結構お安いのが多くてビックリしちゃった。 来月は知り合いが「ゆりの木」で洋服展をやるので、また国立に行きまーす!Mくんにヨロスク〜
|
ファン申請 |
||