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伊勢丹アートギャラリー「男と女のクリスマス/松本里美銅版画展」終了しました。 たくさんの方に来ていただき、毎日午後だけでしたが在廊してお相手できてとても良かったです。 Facebookで「いいね」してくれたり、ツイッターでリツイートしてくれたりしてくれたみなさんにも感謝です。やはりとても励みになります。本当にみなさんありがとうございました! 百貨店、、、しかも伊勢丹新宿店ということで、あ、それとクリスマス時期ということで、本当にたくさんのお客さんがやってきてくれました。たまたま買物に来た方がポスターを見て来てくれることも多いし、DMやArtlineを見て興味を持ってわざわざ出かけて来てくださった方も多かったのは嬉しかったです。 また、嬉しいことに以前別の展覧会でわたしの作品に遭遇していて、特に覚えてなかったのにポスターを見てなんとなくタイプだわ〜と寄ってみたら、「あの時の絵だわ!」と。こうゆうお客さんも何人かいらっしゃって、うーん、いろんなところでやってるからな〜・・・・と感慨も深いのだった。 今年は超〜〜忙しかったけれど、10月11月はできるだけこの個展に集中できるようにしようと思っていたら、アレヨアレヨとあまり考えてもいなかったのに個人のスタジオを持つことになり、そのおかげで自分のペースでなんとかいくつかの予定していた新作を完成させることもできて、ギリギリまで悔いなく制作することができた。 毎日「大丈夫かなあ」「できるのかなあ」と冷や汗をかいてはいたのだけど、ポール・マッカートニーの来日公演も見に行ったし、キネカ大森で珍しくやっていたヘルツォークの「フィツカラルド」も見てしまった。実家の母のおさんどんはさぼりがちになってしまったけれど、結構元気になっているので姉と一緒に伊勢丹まで来てくれて、それは本当に良かった。 絵を描くことは大事だ。だけど、家族も大事。 母が大きな会場を見て「あら、これ全部あなたのなの?あら〜〜違う人かと思ったわ」と軽くボケをかまし一通り見てくれる。家族は見る目が鋭いものだ。最近はあまり出かけられずわたしの作品もあまり見てないというのにどれとどれが新作かわかってしまうのだ。きっと新鮮な勢いのようなものが同じ血を通じてわかってしまうのだろうなあ〜。そしていつも新作を買ってくれる。 姉は毎日母の家に寄って世話をしてくれている。そんな姉にとっても久しぶりの都会で、とてもリラックスしてくれていたので本当に良かった〜絵を描いて作品展ができてこんな風に家族が喜んでくれることは何より嬉しいのだ。というわけで、3階にあるとっても美味しいビストロでランチをごちそう。デザートも美味しくて喜んでもらえてこれまた良かった! 渋い二男も来ました。 愉快な長男も来ました。 ●22日は「ミュージック&トーク」の日でした。 「男と女のクリスマス」というタイトルは伊勢丹の方が付けてくれたものでしたが、わたしが一所懸命新作の「SONGS」シリーズを制作している時に知りました。 これがビックリで、SONGSシリーズはどれも男女の恋の様子を、好きな曲のタイトルと譜面と共に描こう!と決めていたものだったからなのでした。 これは勿論ジョン&ヨーコの「Happy Christmas/War is Over」。 クリスマスということで「とりあえずビール!」のごとく「とりあえずコレ」ですわね。 yokoさんはアーティストらしく「Y」の字をキュッと曲げて「L」にしています。するとアラびっくり!LOVEという文字が現れましたよ〜 LOVEの下でチュー! これはThe Pogusの「Fairytale of New York」 なんたって切ない男女の歌です〜。色はアイリッシュカラーです。どん底の二人・・・・でも一緒にいる。 セロニアス・モンクの「Monk's Music」の1曲目に入ってる「Abide with me」 これは調べていたら讃美歌の39番であることがわかり、フットボールの試合の前に歌われたりもするのものでしたが、わたしはモンクのアルバムで知ったのが始まりだったので、モンクを描いてみた。讃美歌だから「いっしょにいる」のはイエスのことなのだけど、わたしの絵では男女です。「Me」の部分はリボンになっています。赤い糸で二人は結ばれているのでした。 22日はレセプションで、ワインやおつまみが出て、和やかなひとときでした。 実は伊勢丹の方から「クリスマスの曲をやってね〜〜アコースティックで」と言われていたので、ヒジョーにプレッシャーで夜も眠れませんでした(ウソ)。クリスマスの曲がまず「Wonder in Winter」しかオリジナルがない、というのもあるし、普段アコースティックを滅多に弾かないのがさらにプレッシャー。 ところが在廊して毎日「エレキの方がヴォリュームも調節できるのになあ〜」とブツブツ言っていたら、スタッフの数名が「いつもの通りが一番です!」と言ってくれてOKが簡単に出たのでした。 伊勢丹は凄いなー、感動だなー、やっぱり素晴らしい百貨店だ! というわけで、絵の解説をしながら3曲歌いました。 最後は「Abide wih me」を。直前まで日本語の歌詞を考えて、これがとっても良い感じにできてしまったので、みなさんにお聞かせしたいのだが、なんと!!!ほかのは録音してくれた人がいるのに、これに関しては自分も他の人も誰もとってなかったわい・・・アラ 記憶が無くなる前になんとか録音しようと思います。 2日前に急にエレキ可能になったので、急遽練習し直したのだった。 百貨店でこんなことができるなんて知らなかったので、驚き。しゃべくりますた! 来てくださったみなさまありがとうございました!この日は二度目の方もいた。 お話ができなかった知人もいたので申し訳なかった〜ごめんなさい! この日はほとんどの方がいなくなったあとで、数人まだ盛り上がっていて、も1回「Abide with me」やっちゃいました。数人のためだけに。申し訳ない〜〜1回目よりうまくできた。当然ながら その後流れ流れてモヒート飲みにいって楽しい一日でした。 あ、そういえば、スペインのフラメンコギターのカニサレスも縁ありまして聞きに行くことができました。新宿文化センターだったので近くて良かった。彼のフラメンコギターは伝統的なフラメンコという感じではなくて、ロックやフォークやそんなものが普通に身体に染み付いている人がやるフラメンコという感じがした。ダンスもそうで、眉間に皺を寄せるフラメンコとは違っていておもしろかった。うん、カッコよかった! 展示はカテゴリー別、という感じになっていて、大まかに「柳ホテル」「カクテル」「イヤープレート」「柳模様の物語り」「SONGS」「カップ&ソーサー」、そして小さな作品が引き出しの中にチラ見、台の上に本の仕事の作品がありました。 「スウェーデン民話名作集」が4巻完成したのも今年の秋のことで、充実した仕事でした。全部で50枚以上になった。作品と一緒に本も置いていたのだけど、「スウェーデン」本は良く売れて、最後は無くなってしまった。ありがたい〜春風社さんにも感謝を!薮下先生にも感謝です〜。一つ一つ不思議な絵なので、お客さんにどんなストーリーかたびたび聞かれ、説明しながらもわけがわからなくなりました。シュール過ぎて。 「Bronze & Willow」も結構売れて、中を開いて随分柳ホテルの登場人物妄想話しをしました。 カップ&ソーサーの新作は「恋する乗馬」で、ピンクがかわいいカップでした。来年午年ってことが関係してるかどうかわからないけど、刷った分だけ全部売れて良かった〜!!自信作だったので、わーい スタッフの方は本当に丁寧に仕事をしてくださっていて、どの作品にも写真入りの丁寧なキャプションを付けてくれていました。カップ&ソーサーは全11作品でてました。 大きな作品も「絵を買うこと自体が初めて」という方が買っていきました。大きかろうと小さかろうと初めて絵を買う時はものすごく悩む。という様子を何度か目撃している。わたしは聞かれれば説明はするけれど、悩んでる時間がどんだけその方にとって楽しい時間かもわかっているので、話しかけたりしない。しばらくするとチラっとわたしを見る。そうしたらわたしもニコッとする。それだけだ。 1時間、2時間悩んでくれてありがとう! あなたにとってわたしの絵が毎日なんらかのキッカケをもたらすものでありますように。 充実した展覧会でした。 伊勢丹のみなさん、お客様、家族、応援してくれたみんなにも ありがとー! 一日すぎたけど、Merry Christmas!
by eggdance
| 2013-12-26 23:03
| 展覧会/schedule
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