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ボケちゃって大変だ〜というのは実はもうさほどでもなく、同じ話しを繰り返すのをめんどくさいなあ〜と思うくらい。 「それもう100回聞いたよ!」と笑いながら言って済ませている。でも心のどこかで「経済誌とか読んでた人なのに、今じゃ世の中のことも全然わからなくなっちゃってさ〜」と子ども扱いしがちになっていたのを今朝反省した! 母とわたしはワイドショーとかドラマとかあまり好きではなく、朝はNHK連続ドラマを見たあとはワイドショーのチャンネルをピコピコ変えて芸能界以外のニュースを見る。今朝は韓国の船の沈没について怒りと悲しさを込めて語り合ったあと、なんとなくNHKのEテレを見ていた。結構Eテレ二人で見ている。 ちょうど田中優子が江戸のトイレ事情の話しをしていておもしろく見ていたら、母が「あなたの出た学校はなんだっけ?あそこの総長よね、この人」と言うのをわたしは「総長じゃないよ学部長だよ」とがんばってしまった。しかし、万が一ということもあるのでiPhoneで即調べたら4月から法政大学の総長ではないか!!!! 知らんかったぁ〜〜ビックリした〜 ママン、ごめんなさい。とわたしはとっても反省したのでした。 でもiPhoneのおかげですぐに調べられて良かった。 わたしの周りには法政大学の人というのは雑貨屋店主一人しかいません。美大とか早稲田が何故か多い。なんか中途半端な大学ですが、学館ホールも楽しかったし、教授陣も個性的な人がたくさんいて結構おもしろかったです。 Eテレのその田中優子の江戸時代のトイレの話しはおもしろくて、「汲み取り」が始まり、「肥料」になり、無駄が無いっちゅー話しでした。江戸時代は捨てるものなんか無かった。そして日本の紙や木の文化は、はかないけれど再生できるというすばらしい文化だ。「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず」(方丈記)これもまた日本人らしくて好きだ。残さない。残らない。でも、記憶には残り、新たな一歩を進むことになろう。しかもさらに押し進めることになる。日本の在り方ってそんな感じなんだろう。無くなったあとには技術革新がある。韓国の技術もあの沈没事故のあと進めば良いのだが・・・とまた思ってしまう。 そのあとのEテレでは「弥生時代」の鏡のお勉強をした。『三角縁神獣鏡』の復元が3Dプリンタでできてみたところ、それは凄く薄いものであったことがわかったというのだ。一番薄い部分は1ミリ以下なのだった! 歴史の教科書には裏側の彫刻の写真しか載ってなくて、わたしは「一体このどこが鏡なんだろうか?どこに写すのだろうか」とずっと素朴な疑問を持っていたのだけれど、漸く表側のピカピカの鏡面を見ることができた。そして、その鏡の利用法というのは、ただ顔を映すのではなくて、太陽の光を反射して壁に写すとその薄さゆえに美しいもようが映し出されるところにあり、太陽を崇め、また、その技術力とそのようなすごいモンを持っているという力の現れだったのでありました。母と二人でホホ〜〜〜、凄いのぉ〜と感心し合う。 さらにつづいてエジプトのタレントのフィフィ(彼女はがんばってるなあ)が出てきてエジプト文明における文字の発明のすばらしさについてのお勉強。母とまた二人でホホ〜〜〜と感心し、「弥生時代よりももっともっと前の時代の話しだべ〜、すごいだべ〜〜」とあらためて三大文明の凄さについてお勉強したのでした。 その後何故か母は昔実家にいたミーコちゃんを思い出した。脳みそが活性化したのでありましょうか!?!? ミーコちゃんは遠い親戚の女の子で、母の実家で祖父がやっていた鍼灸医院の手伝いと祖母がやっていた和裁教室のお手伝いと家事の手伝いを住み込みでしていた。足が悪くて引きずって歩いていたが、本当に心根の良いニコニコしたかわいらしい顔をしたお姉さんで、母は結婚したあとも小さいわたしたち兄妹をミーコちゃんに押し付けて映画を見にいったりわがまま放題していた。わたしたちも良く遊んでもらっていた。大好きなお姉さんだった。 母は急に「ミーコちゃんに会いたい!大好きだった!いい子だったのよ〜」と涙目で言うのだった。いろんなことを忘れている母なのだが、考えてみたらすばらしいことに嫌なことはことごとく忘れているフシがあり、良い思い出だけがフッと出てくるようなのだ。なんて幸せだろう。わたしもそんな風になりたい。 ミーコちゃんにはもう会えないと思うけど、大好きなミーコちゃんをわたしも思い出して嬉しかった。
by eggdance
| 2014-05-02 21:13
| 単なる日記
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