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やっぱり今月も怒濤の一ヶ月となっております。予想に違わず。
残りあと10日、おそらくまだ何か起るんですよ、きっと・・・でも、そろそろ残り一つの仕事も終了の目処がついたし、ひとまずティーブレイク。あとは工房の大掃除とライヴとだ〜 数日前に実は義母が亡くなりました。長い間下田の実家の海のそばの特別養護老人ホームにいました。お正月、ゴールデンウィーク、夏休み、老人ホームのお祭り、と年に最低4回は海にテントを張って(お風呂や寝るのは実家で)キャンプしながら訪ねたものでした。十年以上そんな風に過ごしてました。ここは義母の実家のそばでもあるし、親戚がたくさんいるところだったので、なにかと面倒を見てもらえていて、よかったと思います。19日はわたしもマツキヨも仕事があったので夜に下田にやっと到着。義母は八十八歳でした。九十歳でシッカリと民宿を営んでいる親戚のおばさんも来てくれた。この九十歳のおばさんは八十くらいにしか見えない。年齢じゃないんだなあ。翌日は告別式で、ここのお坊さんはシンバル(ジャンというのかなあ?)とかチン(チンと鳴るやつですよ)とか太鼓など駆使してお経を唱えます。義父の時には町内を練歩いたりもして、これは儀式としておもしろいものでした。今回はお経と合奏を二人でやる。さらにハモってた。納骨前にはお清めの儀式があった。これは今回初めて見たけれど、塩とコップの水とお米と柏の葉と袂から出した怪しい粉(なんでしょうか?コレは。お香だとは思いますが)護摩を焚くんですよ、ようするに。それでそれらを合わせた水に柏の葉をチロとつけて、シャ〜ッっと我々やら祭壇やらにかけるわけです。わたしはこうゆうのちょっと怖いんで、肩を思わずすくめてしまいましたが、儀式は面白いです。 家族は全員この土地に住んでいるのではないので、納骨をすませたあとは解散としました。無事に初七日まで済ませました。 マツキヨも病み上がりなので、わたしが運転してガ〜〜ッと帰宅。ここんとここんな具合で運転することが増えたので、ちょっとはうまくなった。特に車庫入れね。マシになった。 というわけで、今年は急遽喪中となりました。今年はずいぶんと喪中ハガキが届いています。どうしたわけか・・・わたしは今年は何か地球の異変が関係しているのじゃないかと思っているのだ。みんなの具合が悪くなっているのは。みなさん、お身体にお気をつけて。わたしはなんでこんなに元気なんだろう・・・・・ 伊豆の山の中はラジオも入らないので、CDで『B&W』を聞きつづける。一緒に歌えば練習にもなるゾイ。車のステレオが我が家の場合一番音が良い。最近小学生の子が音楽携帯(もう持っている)に「まぶしいチョコレート」を入れている。これが友達の間でヒットなのだそうで「松本里美の『まぶしいチョコレート』聞こうぜ」と言って、一緒に歌いながら聞いているらしい。うーむ、やっぱしこの曲がヒットすると思ったのよねぇ。小学生にヒットというのがなんとなく嬉しい。 19日の昼にやっていた仕事は来年1年間わたしの立体作品が表紙を飾る『詩と思想』の撮影でした。 長く続いている月刊誌ですが、来年からリニューアルになります。 『B&W』もそうだったけど、今回もわたしの趣味で制作スタッフ決めさせていただきました。なんて幸せなんでしょう!こんな風にさせてもらえるなんて! 『B&W』では斬新かつ美しいデザインが大好きなT-breakの江口さんと小畠さんと、シャープでCG処理がうまくてわたしのことを良く知っているカメラマンの本田さんに頼みました。わたしのことを知っていれば、説明がしやすいから、本田さんは『In Jelly』の写真もわたしのギターを宙に浮かせたSatomi in Jellyのポートレートもまじめにふざけたヒゲ写真も、何の疑問もなく楽しく撮影してくれた。江口さんもわたしのキメラ的版画を頼んだわけでもないのにたくさん使ってくれて、嬉しかった。(写真:わたしの携帯で撮ったオブジェです。これが本田さんが撮ると俄然カッコよくなるんだなぁ〜 今回はちょっと堅い詩の雑誌で、デザイナーはロシアアヴァンギャルド風が得意なティーカップ長島さんが絶対ピッタシ、と思った次第です。そこにわたしの銅のオブジェが入る。このオブジェの撮影はやはり本田さんしかいないだろうなあ、と最初から思っていて、なんというか、「気高くて病的な雰囲気」を最近のわたしは求めていて、そこんとこにドンピシャとはまる感じなのだ。 果たして、そんな感じになっております。毎月違う作品が見られますので、これは本当に楽しみにしててください!1年終わったところで、全作品キチンとまとめたいと思っています。 『B&W」のカヴァー写真も大きく引き延ばして一度みなさんにお見せしたいと思います。 写真はおもしろい。フィルターをかけた世界。計算でできた世界。これが凄く楽しいらしいのだ。銅版画はいつも言ってるけど、半分は化学と計算と技術だけれど、あと半分は偶然と、それとドロッとした内的なものだ。わたしはなんでもその両方を行きつ戻りつしている。それが好きなのだ。本田さんのピカ〜〜ッとした世界が、わたしの半分ドロッとしたものをドライに見せてくれているのがいいんだけど、よーく見ると、かわいい。やはり「かわいい」感じが匂うようでなければ作品として魅力はないような気がするから、本当にいいフォトグラファーだなあ、ポンちゃんは!と思うのでした。
by eggdance
| 2007-12-21 21:36
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