|
カテゴリ
全体
作品/art music art&music foods 展覧会/schedule works 版eqip画展示企画ユニット willow pattern movie 単なる日記 MaskingMask 『B&W』Shopping 松本清志 その他 検索
リンク
最新の記事
お気に入りブログ
最新のコメント
以前の記事
ライフログ
出版してます
銅版画
CD
ファン
|
********************水溶性インクの出番だ!
![]() 26日は伊勢丹でのワークショップでした。今回は小学生限定。これ聞いた時にはちょっとビビッてしまいました。油性のインクにリグロインなど、ベタベタするし匂いもするし、大変だろうなあ・・・と。 けれども、つい1ヶ月前に発売されたフランスのシャルボネ社製の水溶性インクによって、その悩みは一切なくなったのでした!やっぱり素晴らしいと思います。約1000年つづいていた銅版画の歴史が大きく変わります。小さい子にも扱いが楽になるし、学校でもどんどん使うようになると思います。わたしは発売されてすぐに大方の色を揃えたので、それを持参しました。 さてさて、どうなることやら・・友人で銅版画の作家の溝上幾久子さんにアシスタントになってもらったのですが・・・・やはり二人じゃないとできなかったです!溝上さんありがとう。(小学校の先生って大変ね) ************子どもは読めないところがかわいい! 午後の第二回目は1年生のかわいらしい女の子が二人。2年生の活発な男の子が一人、3年生のやんちゃな男の子が一人、5年生の静かだけどしっかりした女の子が一人参加してくれました。さてと・・・・ 1年生の女の子二人はうさぎさんを描いてきてくれました。一人はふわふわと毛を描いてて、もう一人はお供え餅としゃぼんだまで、二人ともがんばりました。ドライポイントという手法は直接銅版をガリガリするので曲線は難しいし、力もある程度必要なので手が痛くなっちゃう。でも一生懸命やっててかわいいですねー。二人ともピンクですよ〜。普通白を混ぜると、拭き取る時に銅を拾ってグレーがかってしまうのですが、水溶性のインクはさほどくすまないようで、いい感じでした。 ![]() 指でワイルドに! 2年生の男の子はこの日版画のレクチャーをされていた方の息子さんだったそうで、なるほど下絵もなく一気に直接エイ!!と銅版にロボットを描きました。勢いが良い。そして、描いたところだけに色がつく、ということをよくわかっていて、背景をあとからガリガリと描画してロボットが浮き出るようにしていました。スゴいなあ。 さらに多色刷りにも挑みます。細かい色分けのために綿棒を用意していたのですが、彼は「指の方がいい!」とガンガンベタベタ。さらに色作りに励み、気がつくとインクがてんこ盛りだぁ〜!わたしのニューインクがぁ〜〜〜トホホ でも、いいのいいの、こうやって大人になるのよー たくさん彼は実験しやり尽くしてました。さすがに手を洗う回数も多かった!水溶性だからバケツに水を用意してもらい、そこでジャブジャブすればすぐにきれいになってしまうところが目からうろこです。 ![]() アートですなぁ 「シャガールとエコール・ド・パリの画家たち」という版画の大展示会場の中でやりました。奥のブロックはわたしともう一人の銅版画家さん高橋シュウさんの展示になっています。交代で実演をすることになっていて、この日は高橋さんが刷っていました。時々覗きにこられて、水溶性のインクも試したりして。とても発色が良いのでビックリされてました。お礼に、とウサギの作品いただいちゃいました。こんなこともあってなかなか楽しい。 3年生の男の子はポケモン。力強いタッチなのだけど、いろんなところを触ってしまい、おかあさんに「きれいな1枚刷ってね!」と何度も言われてました。男の子は二人とも元気くんだったので相乗効果でだんだん恐ろしいことになってくるのでした・・・・でも、大丈夫!わたしは子ども二人とも男の子なんで慣れてるもんねー。負けないぞぉ そして、ジックリと取り組んでいた5年生の女の子は図鑑を持参してトラの絵を描いていました。転写が面倒なのでちょっとかわいそうだったのだけど、落ち着いて毛の1本1本を丁寧に描画していました。色は「黒」。カッコいい きれいに刷れてます。が、ドライポイントは金属のめくれにインクがひっかかっていて、そこを生かす良さもあれば、拭き取りをきれいにすることで繊細な線もできるという微妙な技法なので、初めての人には拭き取りがとても難しいのだと思います。 彼女は拭き取りすぎてしまったので再度手を加えたりして挑戦しました。わたしとしては完璧な1枚を作って持った帰ってもらいたい、と願っているのでつい手を貸してしまいそうになるのですが、とにかく自分の力でやり通そうとするこの子はエラかったです。最後には柔らかい部分は繊細に、ワイルドに手を加えた背景もメリハリがつき、小学生としては相当力のある作品にできあがったと思います。最後の充実感溢れる笑顔が忘れられません。きっとまた銅版画やってくださいね。 ![]() 5年生の力作です。強弱もついて構図ものびのびしてます〜 銅版画はすぐにはできるものではないので、わざわざ来てくれた子どもたちはそれぞれが、どうやら自意識のシッカリ持った子達に違いない。最後まで投げ出さずにやれたのはスゴいな。低学年の子も高学年の子もそうゆう点では一緒なのだ。やりたい気持ちがすべてだ。 銅版でちゃんとできたことも良かった。初めは塩ビで、と思ったのだけど伊勢丹の方から「せっかくなので銅版でやりましょう」と言われたのでした。そうだよね、うまくできなくてもそれはそれ。銅版ってこんな風な肌触りなんだ、銅版ってこんな重さなんだ、こんな風にヒッカクのは大変なんだ、冷たい感触だけど、ジッと見つめて作業している内に暖かくなってかわいくなってくるんだ、そんなことを、こうやって体験することで学習するんだものね。みんなこの銅版は持って帰っていいんだよ、と言うと「ヤッター、ワーイ」と喜ぶのです。いいですねー、大事にしてね。 ********************男の子には体力で、女の子には神経で、コレ基本也 多分子どもたちもドッと疲れたと思いますが、わたしと溝上さんもドドド〜っと一気に疲れが出まして、M-1もフィギュアスケートも見たかったけれど、「ビールで打ち上げしよう!」ということになりライオンでエビス。 お互い子どもがいるので子どもは全然平気だ。むしろ面白い、楽しい、変テコリンで天才で、刺激的だと思います。1回目に来てくれた女の子は独創的な絵柄で、我々は「オオ、おもしろいねー」と言ったのだけど、学校の先生には直されたりされるそうで、そこがもう教育の嫌なとこですよねえ。ウチの子も先生によって「イイネ」「ヒドイネ」と極端だったので、とっても良くわかります。できることならそんな不幸なことにならない方が望ましいけれど、もしも不幸な目に合ったとしても、めげないでね。 そうゆう事は将来必ず何の不幸もなかった子よりも人生に膨らみをもたらすのでござんすから!(わたしもそうゆう目にはいっぱい合ってるからね〜。ちゃんと社会生活できてるからね) 子ども、おもしろい!みんな、ありがとー!おかあさんたちも素敵。 録画されてたM-1見て、サンタウロスの笑い飯で良かったな、とは思えど、爆発的にスリムクラブがおもしろかったなー < 前のページ次のページ >
| |||||||||||||||||||||||||||||||||