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● ファッジとフォンダン
今年の誕生日はずいぶんと落ち着いたモンで、先頃まで戦国時代だったので精神的には「徒然草」または「方丈記」のごとく。頽廃と刹那を超えて自然体に突入。そんなこんなが見えてきたのか、きょうシミジミと感じ入るようなハッピーバースディメールを数通いただき、稀に見る平安な誕生日となりました。ありがとう。本当にありがとう。こうやっていつも見てくれている友人が数名でもいるのだわ〜、わたしには・・・と思うと嬉しいです。声をかけてくれてありがとう。お察しの通り、きょうも自然な一日を過ごしましたよ。ご飯を作り、片付けをし、本を読み、音楽を聴き、工房で版画を刷りました。ね、普通。でもそれが気持ちイイ。 毎年のことですが、ヴァレンタインディと誕生日がつづくので、わたしの誕生日はたいていチョコまみれとなります。 ![]() 下:黒ビールのチョコレートケーキ。上チョコレートファッジケーキ。そのむこうはK太郎の骨折した指。なんの飾りもせず、シンプルにチョコを味わう。 今年は、チョコのケーキを2個作ってしまった。一つはわたしのために。もう一つはK太郎のため。というのも、その前日にK太郎くん(ウチの男衆は全員頭文字が『K』。子どもは是が非でも『K』と考えていたのは、カフカと倉橋由美子の『Kは言った』・・・みたいな文が好きだからでありました)が助っ人でやっているバスケ部(本当はサッカー部だが、少子化のため借り出される)の朝練で右手親指剥離骨折してしまい、せっかくKちゃんに続きベスト4まで勝ちすすみ、きょうの試合もはりきっていたから、落ち込んでしまっていたのだ。「ドーハの悲劇じゃなくて、朝練の悲劇だよ・・・・」と病院の待合室でブチブチ言っていたので、せっせと作ってみた。 女の子からのチョコは何故か貰えてたようなので、ここまですることもなかったが、たまには良いよね。今回はイギリス風を2個。 ●チョコレートファッジケーキ ●黒ビールのチョコレートケーキ の2種です。 二つともイギリスのお菓子の本『イギリスのお菓子。クラシックレシピから』に出てた通りに作りました(バターと砂糖の量は少なめにしました)。この本はとても役にたつ本で、書いてる方は文献調べるのが好きなようで、由来などくわしく載ってるところがとっても楽しいです。ほとんどのイギリスのケーキは『〜〜プディング』と名付けられています。プディングは日本人が思っている「プリン」とは違うんで、なんだよプディングって、カッコつけるなよ〜と思ってる人もいるでしょうが、そうゆうわけじゃないんですよ。プディングと名がついて、一番「プリン」とイメージ違うのは豚の血が入った「ブラックプディング」でしょうねえ。全然デザートじゃないし。詰め物ってことみたいですが。いっぱい中に入ってるとか。イギリスのお菓子(料理)は素朴でおもしろいですねーいまだに興味が尽きません。 黒ビールは当然ギネスを入れてます。写真の下の四角いのがそれ。表面ブチブチしているのは、泡が残ってるからですね。泡が落ち着かない内にオーブンに入れちゃってるのでこうなったんでしょう。こちらは粉とベーキングパウダーを入れているのでフワッとしていてほのかに苦いです。チョコは入ってなくて、ココアだけです。でも、もう1個のチョコケーキのボールとゴムべらを使いまわしたので、少しチョコも入っててよりおいしくなってます。 ![]() ファッジケーキの中は、こんな感じ。シットリしてます。 もうひとつのファッジケーキですが、こちらは粉はいっさい入ってなくて、チョコチョコチョコ〜〜〜ひたすらチョコ〜であります。バター、卵、ココア、チョコレート、砂糖のみでできてます。フランスのお菓子「フォンダンショコラ」は中からトロ〜〜ッとチョコが出てくるものですね。そこまではいかないですが、ほとんどあれみたいな感じです。表面はパリッと焼けてるのですが、中は半生みたいになっていて、シットリしてるんです。超ビターなチョコレートを使ったので大人の味になりました。クルミも粗くみじんぎりにして入れてます。4センチ角くらい食べただけで鼻血ブ〜ッしそうです。 <改良点> 改良しなくてもいいものですが、あえて。 これをおフランス風フォンダンショコラにアレンジする・・・というか、もう少しトロ〜リ感を出すためには、型を少し深いものにすればいいってことですよね。わたしが使ったのは、普通の丸い型ですが、プリン型なんぞに入れると、火の通りが遅くなるので、中が生っぽくなるよね。わたしはそこまでトロ〜リしてない方が好きだけど、そうゆうのも「あると思います」。 カロリー相当高いです。気をつけてね! K太郎くんには、骨を強くするために牛乳を3杯飲ませました。わたしは勿論ギネス(缶はやっぱしおいしくないです・・・・生が飲みたい)。
by eggdance
| 2009-02-15 21:28
| foods
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