米と茶

●米と茶
　って、中国映画かイタリアのネオリアリズム映画のタイトルみたいですが、そうではなくってよ。
ビートルズ月間のハズが、いきなり銀座に用事がいくつかできたのでお籠りは無しになってしまいました。きのうは盛り上がったが、きょうは１曲も聞かず。大人になったなー。有楽町でひとつ用事を済ませて次の目的地へ傘をさしてスタコラ歩いていたら、田んぼにぶつかってしまいました！！


　これはもしやK's Galleryさんが言っていた田んぼでは！？K's Galleryさんの近くだったから間違いない。銀座で田んぼを見るなんて新鮮〜。一区画が田んぼになっていて、テントがはってあり、ベンチもあり。何かうごめくものが見えたのでのぞいたら。鴨でした！合鴨農法というのは聞いたことがある。その合鴨ちゃんが２羽いるのよ。この子たちのウンチちゃんがですねえ、いい肥料になるっつーことよね。ようするに無農薬な銀座米です。穂にはもうたわわにお米ができてるみたいでしたよ。立派にできてました。鴨ちゃん２羽がくぁわいくて、しばし「町のおバカ」のように語りかけておりました。誰もいなかったんで。青々としたお米をこんな都会のド真ん中で見られるなんて驚きです。銀座米はどこで食べれるのでしょう。雨だったんでちゃんと説明読んでないんだけど、協力しているお店なのかな。

　さらに用事を済ませ、わが町まで帰る。まっつぐにギャラリー「ファーストライト」へ。今陶芸家の方の湯のみや急須の展示と、書道家の方の展示が行われてます。そして、きょうは築地のお茶屋さんによる展示の急須や湯冷ましを使った「おいしいお茶のいれかた」講座があったのでした。参加。煎茶の入れ方も小難しいものがあるようですが、きょうのはこのお茶屋さんの普段の入れ方です。
　小さな急須でいれます。まず湯冷ましに入れたお湯を半分いれて、すぐにサ〜〜ッといれます。この時回したり振ったりしてはいけないのね。つい回しちゃうんですけどぉ。そして中国茶の入れ方講座で何度か見たやり方で最後の一滴までタッタッと振ってしまったのですが、これを煎茶でやると一気ににが〜〜くなっちゃうので駄目なんでした。

　うすい黄色に出します。それから急須の中の茶葉を口と反対のところに移動させます。急須の口と反対の方の底をトントンと叩いて移動。そして残りのお湯を茶葉の寄ってない方に入れます。そして少しづつ足していきます。薄そうだったら茶葉の方に傾けてまたス〜ッと出す。おいしいぃ・・・・・
　１回で出してもいいのだけど、こうやって２回で入れた方が簡単かも。なんでお煎茶の急須が小さいのか初めて知ったとです。最近は急須を持ってない人が多いんだって。そういえばわたしも家にアルと思います！と思っていたけど、あんまりまともなモンじゃなかった。家族が多くなるとだんだん面倒になって大きなもので一気に入れてしまうんだよね。大人数でも、小さい急須で出した方がいいのでした。
　おいしいお茶をたくさんいただき、おみやげまで貰ってラッキー。

　それで、寝られないんじゃないか？と思ったら案の定・・・でした。一度寝たのにすぐに目が覚めてしまった。