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●オフショアー・ラジオ局
忙しい・・。一日3つ会談(?)&打ち合わせの日もあれば、以前よりはマシなんで、映画も見られるようになったから、予定通り楽しみにしていた『パイレーツ・ロック』をみゆき座へ見に行ったりもする。 ![]() これはhttp://www.pirates-rock.jp/英国の64年から67年の間にあった船の上のラジオ局の話。サイトで見ていただければよーくわかると思いますが、BBC1局しかなかった時代、しかもニードルタイムといって、レコードに針をおとす時間が1日たったの45分!と規制されていたのだ。60年代のもっともロックに燃えてる時代にそれはないでしょ〜、といくつかの船からのロックラジオ放送局ができていたわけです。よくその話をピーター・バラカンがしゃべってたり書いたりしてまして、それと同時にわたしはThe Whoの「セル・アウト」で入っているラジオ・ロンドンのジングルで結びついていた。ピーターさんはいつも自分がこの時代に育ったことを話していて、さらにフーが大好きなんですが、中でもラジオ・ロンドンが好きだったということで、先日の土曜の朝のラジオでもその話をしていた。 ラジオ・ロンドンのDJにはピール・セッションで有名なジョン・ピールもいる。この海賊船が政府によって法規制されて消滅(ラジオ・キャロラインはその後もオランダに行ったらしい)したあと1ヶ月後にはBBCでついに作ることになったチャンネル1という番組に移ることになる。ニードルタイムというのがあるから、たくさん流せない。なので、スタジオで録音したり、生で演奏したりする。また、オーディションもバンバンする。そういった規制のおかげというのかなんというのか英国のロックバンドはライブがカッコいいし、ピールのような人のおかげで新しいロックがすぐに取り上げられるし、しかも、たくさんの別ヴァージョン録音が今も残されることになったわけだね。災い転じて福。 映画は60年代音楽好きのわたしとしては何の文句もなく半分躍りながら楽しく見ちゃった。だってキンクスから始まるんだもの!しかも大音量で!映画館で見なきゃ絶対ダメだよ、こうゆうのは。船の中にはたくさんのDJたちがいる。その楽しい様子は、YOUTUBEでも見られるので見てね。 このような海賊ラジオがなくなった日は、どれだけみんな悲しかっただろうか。若い頃に布団の中で聞いた深夜ラジオというのは忘れられない。聞いていた放送が転校するために聞けなくなった時は悲しかったもんだ。遠くから周波数を合わせてリクエストハガキを出したこともあったっけ。こうゆうのは必ず読まれるのよ。仙台のタカシマヒデタケの番組だった。 ちなみに、映画の中のDJたちはみんなファッションもカッコいいですが、実際の映像を見ると、カメ&アンコーやナッチャン・チャコチャンやテッチャンみたいに普通です・・・・。普通の姿をした人たちです。でもおもしろかったよね、昔の深夜放送。ラジオ・ロンドンはとにかくロックやポップスを24時間流しっぱなしだったということだから、日本の深夜放送とも違う。「もうおしゃべりはいらないよぉ〜〜〜」なんてことはないのだろうね。ウルフマン・ジャックのように、曲の途中で何か吠えたりはしたんだろうけど、それも個性で、きっとDJはロックスターと同じようにスターだったろうね。ああ、あ、わたしもあそこにいたかった。 映画では当時の英国の人たちのくらしがわかってとても楽しい。ファッションや食べ物や。ロンドンのパブのシーンも楽しそう。羨ましいぃ・・・あんなバカみたいに音楽にまみれた日々。 こちらは最初にできた海賊ラジオ局「ラジオ・キャロライン」 というわけで、きょうはフーの「セル・アウト」を仕事しながら聴く。サントラは買わなかったすよ。だって、知ってるもの、持ってるもの、耳に焼き付いてるものが多かったから。セル・アウトの中のジングル(実際にラジオ・ロンドンで使われていたもの)や、おちゃらけた曲でみなさん雰囲気を味わってみたらよいと思いますです。持ってる人は。「恋のマジック・アイ - I Can See For Miles」がかかってたかな。これはエエ曲よね。 パンフレットは買った。使われている曲も書かれてます。そして、やっぱし!ピーター・バラカン、また出たなぁ〜〜〜〜!でも好きよ。 (ビル・ナイも良かったよん)
by eggdance
| 2009-10-28 18:34
| music
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