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●展覧会
ハンガーの跡が壁についたままだった。 これが一番好きな作品(?)でした。 ●フランス大使館に行く 1957年に当時最先端モダンな建物として驚かせた建築物が老朽化が進んだため取り壊しになる。敷地内に新館が建ち、移転も完了。2010年1月31日(日)まで、この旧館に入館できる(治外法権ゆえ普通は入れぬ)アートイベント「No Man's Land(ノー・マンズ・ランド)」が開催中。事務室、廊下、資料室、階段、地下室、中庭などのあらゆる空間に展示されている。アート作品もおもしろいのだけど、わたしの興味はわたしと同じくらいの年齢のこの建物自体にありまして、ポンピドーセンターのような階段、デコラティブな脚のトイレ、ドアノブ、蝶番、フランス窓、フェンス、非常ベル等々の美しさにありました。ああ、おフランスの匂いがするぅ。 エアコン、ヒーター、コンセントも萌え〜。一緒に行ったナネット嬢に呆れられながら各部屋についていた小型の20Aのブレイカーのレバーを上げたり下げたり。これがあまりにかわいくて、欲しいなあ、と思った。このまま壊してしまうのかぁ・・・・・残念だけど仕方ない、ここはフランスだもの、わたしの口出す余地はない。テレビで白洲次郎をやった伊勢谷友介も参加している。 時代は「Re-use」「Re-birth」「Re-born」。彼はそうゆうプロジェクトで参加している。館内のドアがテーブルになってカフェにあった。ドアについたドアナンバー「801」がそのままついていて半世紀の重みを感じた。 広尾のイタ飯屋でランチをした時に頼んだグラスワインの白が高級ディナーワインのように重たいタイプでビックリした。昼からこんなの飲んだことないなあ。ランチにプラス300円という代物じゃなかった。もしかしたらデキャンタで残っていた高級ワインだったのじゃないか?「赤いワインに涙が(サガン)」じゃなくて白いワインだけど、ワイングラスにしっとりと『ワインの涙(カーテンとも言う)』がつく。糖度もアルコール分も高いのだろう(と素人判断で思う)。軽く酔いながら工房でヘラヘラと作業する。 ●萌え〜なもの たくさん写真撮った。イベントのものはほとんど見ず、という不謹慎なわたし。建物の機材、内装の方がおもしろかった。人がいた気配を感じるものが好きだ。個室が並んでいるのだけれど、どれも同じレイアウトではないところが個人主義フランス〜〜で良かったです。 たくさんの写真はココでご覧くださいませ。 http://www.satomin.jp/diary/2009/d0912.html ●展覧会ハシゴ ●溝上幾久子銅版画展「はちみつどろぼう」 日付変わって、きのうは馬喰町にあるレトロなビルの中のギャラリー『馬喰町ART&EAT』。カフェでもあるけれど、壁が席と離れているのでギャラリーとして立派になりたっている。作品は「文学界」に描いているものやオリジナルのもので、かわいさと大胆さ、柔らかさと硬質さ、大人と子ども、そんな対比が入り交じった大人のゴシックメルヒェンとでもいうのか、わたしの好きなところであります。以前一緒の工房だったので、一緒にいった友人二人と長々とあんな話こんな話をしておいとまする。笑った。話の中心は最近わたしの生き方、いや、生き様として(大袈裟)使っていることば「花魁武士」についてで、なんというかわたしは真面目に使っているのだけれど、説明しているとどうしてもお笑いの方に行ってしまってイカン!!これについてはまた今度。 もっとたくさんの人に見てもらえたらいいのになあ。きょうが最終日。 上の階には駒込にあった東ドイツの雑貨が主のお店「MARKT」があり、行ってみたら、駒込にあった時とほとんど同じレイアウトで、同じ位置にレジがあり主人の男性が座っていて、同じような角度でパソコンを打っていたのでちょっと笑った。1階のジュエリーのアトリエがあまりにもおしゃれでビックリ・・・ ●たなか鮎子展「知の灯り -先駆者たち」 外苑前ギャラリーマヤに移動。鮎子さんのアクリル画と銅版画。『かいぶつトロルのまほうのおしろ』が最新作絵本。これもかわいいのだけど、哲学者、数学者を描いたものもキチンとその人や時代が表現されていて知っていればフムフム〜〜と楽しめる。また次のものが見たくなります。わたしも哲学者を描いてみたいと思ったことはあるけれど、思い込みありすぎて鮎子さんのように軽やかには描けないと思う。はぁ〜(ため息) たくさんしゃべったのでガッツリ食事をして帰宅。雨がどんどん降ってきて、寒い一日でしたが、充実して楽しい日となった。そして、とっても勉強になりました。 ●トラディショナル・フォークの源流 ザッパの命日でザッパを何曲かきいていたら欲しくなったので注文した「Hot Rats」が届かなくてイラッとしている。ザッパはレコードでも数枚しか持ってはいないし、CDも多分2枚きりだと思う。マツキヨも持ってるようなのだけど調べるのが面倒なので安いのが出てたから注文したんだけど・・・・もう1週間たってしまうではないか。今朝ラジオではイングランド・フォークの特集が。もちろんバラカン番組なんだけれど、その中でモリスダンスについて語っていておもしろかった。先月行ったスライドショーのイベントの時、たくさんの英国で撮影された写真をわたしがまとめてMacでスライドショーを制作したのでした。モリスダンスの写真はたくさんあって、脚に鈴をつけた男の人たちのピョンピョンする写真は楽しそうだった。ただ、このダンスのことをすっかりスコットランドのものと思い込んでいた。選曲する時にも、捜す時間もなかったため、iTunesに入ったままになっていたSteeleye Spanでお茶を濁していたのでした。でも、リハで流してみたら全然合わない。「The Blacksmith」には全然陽気さはないのでどうも違う感じだった。イベント本番でこのダンスがイングランドのものであることを初めて知った。 Steeleye Spanはイングランドのものだと思うけれど、全然雰囲気は違った。バラカンさんの話だと、小さい時にロンドンの子どもたちは必ずこのダンスをさせられたのだそうで、凄く嫌だったそうだ。嫌だよね・・・・写真を見ただけでも、見るのはいいけどやるのは嫌だ。といっても男だけらしいけど。それにしても、古いトラッドの歌詞の残酷さといったらないよね。それと、元々が日々のニュースを伝えるためのものだったハズだから、内容が濃いのだ。どこの誰それが誰それとこんなことをしてしもて、あげくの果てに捕まって首切られたとさ、みたいな話。「ブラックスミス」は鍛冶屋のことだ。昔はスコットランドからイングランドへ逃避行してきたカップルは、国境にある鍛冶屋で結婚式の誓いをしたのだ。鍛冶屋の看板に「Blacksmith」と描かれている写真をいくつか見たことがある。なんのことかと疑問に思っていたが、そうゆうことだった・・・というお話。 中島みゆきの「夜会」についてBSで特集をしていた。いままではついひいてしまっていたのだけど、たまたま見ていたら、おもしろくて釘付けになった。この人はやっぱ凄い人だな。そして、妄想をこうやって完成させる力を持続させていることが素晴らしいと思った。わたしは曲と絵の中の人物は一生について考えながらじゃあないと作れないのでとてもよくわかるのだけど、この方も一曲一曲主人公の人生を作りあげながら作っていたのね。最終目的は常に芝居と歌だったのね。夜会が一度見てみたいな、と正直思った。エネルギーがある。 フォークの源流にこの人はいたのだな、と思った。 あしたは法事なのだった。きょうはその準備。喪中ハガキも多い今日この頃です。
by eggdance
| 2009-12-12 23:37
| art&music
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