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ビックリした話をば
「じゃじゃ馬億万長者」サントラ http://www.amazon.com/Beverly-Hillbillies-TV-Soundtrack/dp/B00000299I ********************バンジョーのお話 土曜日の朝のFM、ピーター・バラカンさんの「ウィークエンド・サンシャイン」が先週バンジョー特集だったのだ。予告で原さとしさんが出ることは知っていたので聞きたかったのだけど、すっかり忘れていたら、mamaclioのうえむらくんがエアチェックしていたので、わざわざ送ってもらった。苦労してエアチェックしている人のものを「喉から手が出るほど」、それ聞きたい〜〜〜、と思うことはしょっちゅうあるのですが、武士としては、そんな風に甘えてはいけない!と思っておるので、なかなか「スマンが聞かせてもらえんかのぉ?」とワシは言えんのですわ。でも、本当にどうしても、と思う時にはスマンスマンと何度も心の中で繰り返し、(その日だけは)その人の住む方角に足を向けては寝ぬのだった。 まあ、そんな具合で送ってもらったというのに、その日はゆっくり聞ける状態ではなくて、工房でセッセと版画を刷っておった。と、隣に金欠友達がずっと作業していたので、その金欠具合を聞きながら昔テレビで放映していたアメリカのコメディドラマ「じゃじゃ馬億万長者」のことを思い出し、「あのドラマみたいに石油が庭から出てきたらいいのにね」なーんて冗談こいていたのだった。 家に帰ってきてから、このドラマの主題曲が思い出せなくて、トウイッターで「思い出せないわ〜、たしかバンジョー使った南部の雰囲気だったのよねー」とつぶやいたら(ウィキでもyoutubeでも調べればすぐにわかることなれど、最近そうゆうので調べる前にできるだけ脳を使って思い出す努力をしとります。その方が脳にも良いし、なにより記憶の頼りなさandズレがおもしろいし、思い出した時にはすごく感激するからねえ。なんて言いながら、まず人に聞いてしまったりする時は、相当疲れてる時なのよ)、いつも親切なtsugeさんがyoutubeをすぐに見つけてくれた。 このドラマのタイトルは「ビバリー・ヒルビリーズ」というのだった。これはわたしが小学生の低学年の時に放映されていたものだったハズで、そこまでは覚えてなかったけど、再放送もやってた記憶がある。田舎者の家族が銃をぶっ放したら石油が出て来て、いきなりビバリー・ヒルズの豪邸に引っ越してきて、ズレまくるドタバタコメディなのだ。お父さんのジェド・クラペッツが主人公だけど、みんなおもろい。特にバカ息子のジェスロは最高にバカでおもしろくて、吹替えはモンティ・パイソンではマイケル・ペリンの声をやっていた青野武だった。青野さんは今闘病中で、とっても心配なんですよ、ファンなんで。 そういえば、物語といいしゃべり方といいモンティ・パイソンのメンバーのパロディみたいにも思えるよねえ・・・・ 一応この日はトィッターで満足してたんですよ。で、翌日もバンジョー特集を聴く状況になく、ようやく月曜日に外出中に聞いたのでした。すると、どうでしょう!!ドンピシャでこのタイトル曲「バラード オブ ジェド・クラペッツ」が紹介されたのでした!ワ〜オ!わたし、外を歩きながら、冷や汗かきましたです。わたしって先日の巨泉さんのジャズ話の夢につづいて、蛸のパウルくらい予知能力あるんじゃないの!!?? この曲Ballad Of Jed Clampett (Theme From The Beverly Hillbillies) の演奏は Lester Flatt & Earl Scruggs これが日本語版で、毎週日曜日の朝、缶詰会社のCMのあとで流れるタイトルバックです。 Foggy Mountain Breakdown は「俺たちに明日はない」の挿入曲に使われていた、というのを発見。 アール・スクラッグさんほかの超絶演奏が見られます。ドブロスライドギターも見られるわ。立って弾いててカッコいい!こうゆう風に演奏したいもんだ。 バンジョーが好きかと言われれば、特に・・・なんですが、自分の曲で1曲誰かに演奏してもらえないかなあ、と思ったことがあります。で、少しは気にしていた。 大分前にパスカルズを見にいった時にあまりにもバンジョーの原さんがうまいので、「ヒエー、バンジョーっておもしろいのねー」と目からウロコだったのでした。しかも、この時原さんはアメリカのブルーグラスの格好(派手なベストとネクタイだった)で、これがまたおかしかったのでした。(いい意味でですよ)で、この日のバンジョー特集は原さんがゲストだったので是非聞きたかったわけです。そしてすばらしい生演奏が聞けただけじゃなく、「じゃじゃ馬億万長者」も聞けたし、前から気になってたパンチズも聞けて良かったのでした。写真では知ってたパンチズ。これがヘンテコな不協和音がつづいて、「何かの間違いじゃないのか?」と思いながら何度も聞いてしまいまして・・・どうしてもこうゆうのが好きなんだなあ、ワタシ。 それと、バンジョーの歴史ですね。これがとてもおもしろかった。そして、わたしも持っているアパラチアン・ダルシマーがどうしてアイルランドの楽器なのにアパラチアンなのか?がよーくわかってよかった。要するにこのアパラチア山脈の麓にケルトの人たちやユダヤの人たちや、移民が集まってたんですね。ユダヤの人たちの音楽ではフィドルが使われていて(こうゆうのが大好きなんです)、そのあたりで楽器の編成が出来てきた。オートハープとフィドルとかね。まあそんな具合で楽器の流れがわかっておもしろく、ブルーグラスについてもわかってよかった。知合いにブルーグラスをやってるおじさんがいるんだけど、テンガロンハット被ってんですよ。で、「カントリー&ウエスタンやってるんですよね?」と会うたびに言ってしまうのですが、「チチチ〜、違うよ!ブルーグラスだんべよ」と訂正されるだよ。ブルーなグラスで演奏された、ブルーグラスというバンドの名前から来てるんだんべ。(ハショッてすみません。訛ってすみません) 歴史的に言っても、「じゃじゃ馬億万長者」のタイトルバックのおかげで、バンジョーという楽器が全世界に認識されたとのことで、なかなか主題曲思い出せなかったと言っても、バンジョーで南部風だった、とわたしの記憶でもそこんところはハッキリしていたところを見ても、このコメディドラマがバンジョーにとってどんだけ大きな意味を持っていたかがわかるというもんだんべな。 このあと日本は(世界中か)空前のフォークブームになるわけですが、ナターシャセブン(高石ともや)の話が出てましたけれど、フォーク・クルセダーズにしても、最初は随分カントリー色があったし、「走れコータロー」とかもそんな感じだった。そのあとに反戦フォークの時代がやってくるのだ。 とかなんとか、全編おもしろかったです。 金欠の友達が、石油を掘り当てんことを祈る!!だんべよ
by eggdance
| 2010-07-29 00:32
| music
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