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![]() 19日の金曜日から21日の日曜日まで岩手に行ってました。 ボランティアツアーなるものです。 ●どうやって調べたか ご存知の通り、わたしはボランティアとどうも結びつかないような生活ぶりなんですが、まったくその通りで、この言葉自体がなんとも気恥ずかしい気分でいたような人間です。 が、どの人もそうだろうけど今回は能書きいらんよなぁ〜、と感じたのでありまして、素直な気分で何かしたいと思ったわたしは行ける時に行こう、と決めてました。 前回の日記で書いたように、アレコレ言う人が多いのにはまったく飽き飽きで、行ける人は行く。それだけのことだ。 しかしわたしを含めほとんどの人が未経験のボランティアなのだろうから、わたしのようなフラフラした人間が報告するのは良いことだろうと思うので、詳しく書くことにします。とはいえ、とっても緩いですが。でも真面目よ まず、ボランティアって勝手に行っていいのか?という問題ですが、勝手に行くとかえって足手まといらしいというのは聞いていたから早い時期にバスツアーで出掛けた友人数人のブログなどを頼りにする。話も聞く。わたしみたいな軟弱者でも何かできるのかどうか、ということ。なんか大丈夫らしい。ということがわかる。 助け合いJAPANサイトをわたしは見ました。 http://tasukeaijapan.jp/?page_id=3813 わたしは今年は8月頭までまったく動ける状態ではなかったけれど、丁度お盆以降行けそうで、しかも平泉観光に目がくらんだので、即佐川アドバンスという会社の観光付きツアーを申し込みました。 その後こうゆうのも発見。宮城です。 http://memory-travel.com/shien/shitigahama.html# 持ち物などもよくわかり、便利。 遠野まごころネット。ここには友人が参加していたし、これから行く友人もいます。 http://tonomagokoro.net/ 持ち物はアウトドア派のわたしにとっては長靴の中に入れるインソールくらいの購入で済んでしまいましたが、できたら楽しく(語弊あるかもしれませんが、これ基本としてます)行きたいので、アディダスの通気性の良いドピンクのウエアなんぞ買いましたよ。いつでもオシャレな方が良いです。ゴーグルはUVカットの100円ショップで。あーそうだ、原宿でリュックも買ってた・・・エエ〜!!結構買ってるかも!すまん・・・嘘をついてしまいました。 申し込みはすべてネットでできるので便利ですね。子どもは「思春期だからいかねえよ」と変な理由で断られましたので、一人で参加です。 ●観光付きなんで 気が楽、というのも大事だと思います。普段良いことばかりしてるわけじゃあないではないか、わたしは。なのでこの方がいいんです。そして、7月までずっと貧乏暇無しだったので、温泉に入りたい・・・というのもあったのです。 バスは34名参加でした。夏休みなんで大学生が半分くらいいたかなあ。女子も男子もいました。一人参加は6名。定年退職したばかりのオジサン、神戸から、大阪から、京都から、奈良から、と実は案外関西の方が多かったのにビックリしました。 わしはオジサンの隣でして・・・行きはずっと青森出身だというオジサンと義経のチンギス・ハン説とかキリスト説とか話して大変おもしろかったです。が、帰りは疲れたので無言で過ごしました。 神戸と大阪からの二人と同室。とても素敵な方達でご一緒できたこと、とてもよかったです。 関西からの方が多い理由はいくつかあって、彼女らによれば、関西からダイレクトに東北に行く便がほとんど無いということがまず第一。それから、神戸の方は神戸の震災の時にボランティアでお世話になったからということもあったようです。大阪の方はやはり神戸の震災の時にも3ヶ月間仕事やめてボランティアをしていたそうだ。二人と夜旅館でいろんな話ができてよかったなあ。一人で行って良かったと思った。 神戸の時には「お前なんかにオレの気持ちなんかわかるもんか!」と何度も怒鳴られたそうだ。また、日がたつにつれて、生活に差が出てきて、それが辛いという話も聞いた。 大きな災害のあとは、経過する月日で問題点がどんどん変わっていくということなのだね。 関東でぬくぬくしていたわたしには教わることが多かったとです。 でも、彼女らは明るいし、「だって、自己満足じゃないですか。それでいいんだと思いますっ」とキッパリとおっしゃっていたことが印象に残りました。 その後実際に身体をつかって作業してみて、ああそうだなあ、精神的自己満足と、身体的自己満足なのだな、と思った。でもね、こういった能書きはやっぱりいらないとも思いました。こうゆうことは心の片隅にいつもちょっと思っていよう、それでいいんだろう、と思った。 ちっちゃいことしかできないんだし・・・ ●東北は緑でいっぱいでした とてもきれいな山々、花巻温泉に初日は到着後単にブラブラと休みました。 二日目は5時起き。しっかり装備をしてしっかりご飯。機動隊とかガタイの良い人たちがたくさん来ていて、みなさんどこぞに力仕事に行くのでしょうね。ご飯てんこ盛りでした。 まずは陸前高田のボランティアセンターに行きます。バスがたくさん並んでて、そこでその日どこに行き何をするのかが決められます。わたしたちの一行は新潟の一行と世田谷区の一行とで広田町に行くことになりました。 行く途中、一瞬にしてバスの中は無言になりました。それは、美しい川の両側にいくつもの小高い瓦礫の山ができていて、そこに家庭のいろんな物が見え隠れしていたからでした。ペチャンコの車が一面に集められている場所。杉の木が海水で赤くなっているのも見える。背の高い看板もひしゃげていて、マンションは3階まで破壊されている。大雨のあとということもあって、あたり一面沼のようになっていた。言葉を失うとはこのことだ。 広田町は3月か4月にテレビで見て知っていたところだった。とても印象的なところだったのだ。広田町は陸前高田の少し北の半島で、60世帯あるが震災のすぐあとに町長さんが「ここはすぐには人は助けには来てくれない。全員が食べ物を持ち寄って1ヶ月間がんばろう」と自力でコミュニティをうまくまとめて見事に乗り切った町だったのでした。案の定ライフラインはすぐには戻らず。この放送を見た時に、わたしは、日頃から近所付き合いちゃんとするって大事なんだな、とうっすら〜〜と思ったものでした。 なので、そのあと犬の散歩で遭遇した近所の(顔のひろ〜〜〜い)奥さんと話す機会があったとき 「あのねー、わたしいつも無愛想ですけど、何かあった時はよろしくお願いしますですね。声かけてくださいね。」と言ってみたのでした。普段から黙々と一人で散歩するのが好きなわたしは犬友もママ友(ゲッ)もほとんど皆無と言って良い。わたし以外の家族はみんな見るからに人付き合いヨサゲなんですけどねえ、わたしは駄目ですねえ。多分近所の人も「あの奥さん何してるのかしらん、変な格好してるしねえ、たまにギター持ってるかと思うと大きなバッグ持ってたり、しゃべらないしねえ」と言われてるに違いない。いや、実は東京の人は隣近所の人のことなんてまるで見てないかも。いざという時にとなり近所の人の名前や顔くらい覚えておきたいものだ、とこの時思ったのでした。ああ、東京砂漠 で、この広田の町ではその後も自力で瓦礫も片付けたりしていたらしいのですが、さすがに5ヶ月たって、自分達の普段の仕事もあるし、ボランティアを頼みたい、ということになったそうです。今回初めてらしいです。市町村でそんな風に考え方が違っているわけですね。 わたしたちは草刈り(多分田んぼなのではないかなあ。)と道に乗り上げた船やらなんやらの撤去とゴミの分別作業でした。雨こそ降らなかったけれど、くもりとはいえ暑かった!ゴーグルとマスクはグチャグチャになってしまったので、わたしはすぐにはずしてしまいましたが・・・ さて、ここまで書いて、きょうはココまで。 これから筋肉痛の身体を引きずりながらマスキングマスクの最終回収のためギャラリーファーストライトに寄り、そのあと工房です。今週はミニミニ作品の新作を10点制作せねばならない。ミニミニは2センチ以内のものばかりなので、銅版のエッヂを削るのが一番大変です。 では、続きはまた今夜にでも〜〜〜〜
by eggdance
| 2011-08-23 10:52
| その他
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