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またまたご無沙汰でした。
オウチ工房で様々な実験してました。 まずは、現代アートの知合いに頼まれてベニヤ板の作品を刷ってた。買ったばっかりのマイプレス機だから、おっかなびっくりだし、厚さ3mmもあるものをどうやったらうまく刷れるのか、試行錯誤。ラシャがへこむのは目に見えてるし、その分をギャラとさせていただこう、うん、安いもんだ。 木についた油性インクの油膜はどうがんばっても完全にはとれないだろうから、3段階に分けて、インク詰めの範囲を広げる、というやり方。プレス機の圧力というのは本当に凄い力で、木目をしっかりうつしこむことがわかった。 今月表参道画廊MUSEEで展示がある宮山正光さんの作品になります。初刷り師! 宮山正光 maturation in the dark 2012.2.13-18 http://www.omotesando-garo.com/museef/MF.html プレス!PRESS!プレス! ![]() 下丸子の金羊社で行われていた「金羊社×オールライト工房/印刷いろは展」に自転車こいで行って来た。 紙が好きだ。印刷、インク、活字も好きだ。物を作るのが好きだ。このイベントにはそそられるものが満載でした。 http://www.monz.co.jp/2010/11/111214.html 500円払って、エンボス、活版印刷、箔押し、シルクスクリーン、二つ折り、綴じを体験できる。 どれもワクワク。全部やってみて何がそんなにワクワクするのかしらんとそのあと自転車を漕ぎながら考えてみた。そうだ、押す力だ! どれもこれもギュギュ〜ッと押す力にたまらない魅力があるのだな〜 中でも、人間の手ではやはり無理!というのがエンボスと活版印刷で、萌えます〜 そのほかも鉄の固まりの機械に萌え〜初期の単純なものを使わせてもらえて面白かったです。 銅版画をやっていて何が萌え〜かというと、プレス機に通した時でありまして、梃子の原理で人間の力の何倍もの力が加わるように作られたプレス機は、版画やってる人はみんなそうだと思いますが、愛おしい〜と思っているんですねえ。ギュギュ〜〜〜ッとしている時「やってる〜」感がありますわー。 自分だけの力ではないので、出来上がりもプレス機に「委ねて」いる。 だから、どんな風に完成するのかハッキリ言って予想することしかできない。その偶然性がまた版画のおもしろさだし、これはひとえにプレス機さんのおかげであります。 押して押して押しまくる〜〜 ●レコードジャケットがこんなに見られるとは! イベントの一つにレコードジャケットズラッという部屋がありました。あとでリトグラフの橋本尚美さんのfbでのコメントで知ったことですが、金羊社はレコードジャケット印刷のリーディングカンパニーだと。 係の方がご自分の知合いの方に説明をしていたのでコソコソ後について聞き耳をたてておりました。どうやら毎回テーマが決まっているようで 「今回は60年代の日本独自デザインのロックのジャケット(洋楽)を展示した」とのことでした。ビートルズのサージェント・ペパーズ・ロンリーハーツ・クラブ・バンド以降、そうゆうのは作れないことになったとか説明されてました。そして、紙の帯のコーナーの前でいとおしそうに「これがいいでしょ〜」とニコニコしていて、ここの社員の方達は「愛」があるな〜、と嬉しい気分になってしまいました。 ハッキリ言って、自分が「Bronze & Willow」作った時、印刷屋さんに対してアーダコーダ言ってたのが申し訳ないくらいな気分になってしまいました。大変だったろうな〜。苦労しただけあった!!っていうジャケットやブックレットになっていればいいとは思う。わたしのは十分そうゆう良いものですよ!でも、そうじゃないものもたくさんあるんだろうな・・・ ![]() 文字組の展示の並びにこんな巨大ジャケットが飾ってあって、これ、萌えるでしょ〜 ジェスロ・タルとトッド・ラングレンの「ハロー・イッツ・ミー」だよ! ![]() 1枚1枚やっぱり日本の香りがするのは何故なんでしょう。 ![]() 真ん中のところにジミ・ヘンドリックスが数枚あったのにはきっと係の方の思い入れがあったにちがいない! ![]() 見開きのジャケットはすごくお得感ありましたね。中に写真がいっぱい入ってて同じくらいの値段だとチョ〜嬉しかった。実はこのThe Walker Brothersのレコードは中古で買って持っているものだったよん。(兄弟はいないんだよね〜)やっぱりこの大きさがいいなー 日本盤はよくあるイギリスもののアメリカ盤よりもずっと作りが良いと思う。 今調べたら、常設展があるではないか!事前に申し込むと見に行けるみたいだよ。楽しそう〜 http://www.kinyosha.co.jp/mjg/ 体験が終ったあと、バナナペーパーというアフリカの女性たちが作っているバナナの皮で作られた紙に活版印刷の名刺を作るコーナーがあり、丁度名刺がなかったので発注することにした。100枚で8770円。安いです。 活版印刷の名刺、嬉しい。配るのもったいなくなっちゃうわ 帰りは同じ通りにあるhasu no hana Cafeとコメダ珈琲店に寄った。珈琲2杯。どちらも良いお店です。特にコメダの珈琲は美味しい。 hasu no hana Cafeでは次の展示のDMを置かせてもらい、共通の知合いがいることが分かりおしゃべりしてきた。ギャラリーがメインなのだって。おいしい珈琲飲みながらちゃんと作品が見られるような店をやりたい、と思って作ったのだそうだ。 昨年の下北沢「つきまさ」で感じたのとちょっと似てる。美味しいお茶をゆっくりいただくと短くても30分がいる。その間ゆっくりとお客さんは作品を見てくれる。2度も3度も見ることだってある。こうゆうのっていい、と思った。 その他の写真をfacebookのアルバムに載せています。 http://on.fb.me/xTZquH
by eggdance
| 2012-02-05 00:23
| 作品/art
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