カテゴリ
全体 作品/art music art&music foods 展覧会/schedule works 版eqip画展示企画ユニット willow pattern movie MaskingMask 単なる日記 NHK文化センター 紅茶/Tea 『B&W』Shopping 英国 松本清志 その他 BOOKS 検索
最新の記事
フォロー中のブログ
エキサイトブログ向上委員会 a+ discovery 「英国と暮らす」 R.ECHO帽子製作所 Hello from P... ハナトモのベルギー→スウ... 亀福物語 Antiques&Jun... ギャラリー・バザレ / ... Kirinji-KeiK... クリスチの栗捨てる日々 mamaclio more orange… EX LIBRIS BO... 最新のコメント
以前の記事
2023年 03月 2023年 02月 2022年 11月 2022年 07月 2022年 06月 2022年 04月 2022年 03月 2022年 01月 2021年 12月 2021年 11月 more... ライフログ
出版してます
銅版画
CD
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
春を越えて梅雨にはいらん
![]() 松本氏が亡くなって1ヶ月たたないですが、泣く暇もないような毎日であります。先日久々にウッとなってしまったのは、2007年からの病院の書類の整理に手をつけねばならなくなった時だった。たくさんの予約票や検査結果。また、わざわざ肝臓のMRIデータをCD-Rにしてもらっていたので、その画像なども多数出て来た。最初の頃はこれをPCに取り込み、BGMをつけてスライドショーにして見ていたのだ。 グループ展や個展がもう矢継ぎ早なので、制作をせねばならないのだけれど、マツキヨ・デラックスのことも時々は書こうと思うのだ。思い出に浸るためではないのだ。それよりも読んでくれた人の何かの助けになることが多いのではないかしらん?と考えたからなのだ。 ガンと宣告された50代の人、子どもがいる人、フリーで生活している人、パソコンの仕事をしている人、いろんな方向から手助けができるような気がしてならないのだ。病院のこと、保険のこと、肝臓ガンのこと、その他もろもろ。 それを「メメント・マツキヨ」というタイトルにしてみた。「記憶」です。 さて、Facebookをやっているおかげというのか、数日前マツキヨの友達が胸騒ぎがしたのかマツキヨのfbを捜した末に(マツキヨはfbは見るだけだった)わたしのfbページを発見してマツキヨの訃報を知り、丁寧かつ悲しみに溢れた手紙を送ってくださった。ずっと会ってなかった友達だけれど年賀状が来ていたのも知っていたので、お知らせすべきかどうしたらよいのか迷う日々だった。ほかにも知らせたいが知らせていない方はたくさんいて、胸が痛い。 全然会ってない友達が、その奥さんのブログでその死を知るなんて、どんなにショックだろうか。申し訳ない。けれど、マツキヨは実は余命宣告を受けていたのだけれど、ジョブズと違って自分でそれを信じなかった。最後まで「復活すると思う」と言っていたものだから誰彼無くわたしには言うことができなかったのであります。勘弁してね。 そうゆう場合もあるのです。子どもの頃から身体がそう強くはなかったので、医者にはよくかかっており、何度となく医者の予想に反して復活していた(と豪語していた)ので、今度もまた復活すると信じていたから、あまり多くの人に病気の話をしなかったのでした。 でもね、それって家族としては非常に悩ましいことなんですよねー。言っていいのか言わない方がいいのか判断がつかない。 大きな病気が発覚したら、しかも一家の大黒柱ともなれば、現実的な面で不安を抱えることになるのは当然のことで、特にフリーで生きている身としてはグラングランしてしまうに違いない。わたしの父も実は咽頭癌で56歳で亡くなっており最後の方はずっと病院にいたのだけれど、現役のサラリーマンだったためにお給料が(多少減ったとしても)出ていた。どうゆう役得だったのかずっと個室で過ごせていた。そうゆうのを見ていたので、なんとかなると勝手に考えていたのでありますが、そうはいかない。 がしかし、2007年の11月に食道静脈瘤破裂で救急で運ばれたその年から不幸中の幸いで、高額療養費の「限度額適用認定証」というのができてまして、一般所得であれば100万200万費用がかかっても8万7430円で済みます。差額ベッド代は駄目ですが。 とにかく入院が決まったら即役所に行きましょう〜。この認定証はすぐに貰っておきましょう。1年ごとに更新に行きます。 それと、子どもが生まれたあとに結構良い(ということは高いということです)保険にも入ってキュウキュウになりながらも払っていたので、何度となくそれらに救われていました。 回りからは「松本さんちはキリギリスみたいに暮らしてるわね」なんて良く言われてますが、意外にも堅実だったのでありました。といってもすべてこれはマツキヨがそうしなければ駄目だ、と言ってたからそうしたのでありまして・・・・多分、自分が身体が弱いということがいつか大変なことになるとわかっていたのだと思う。 あ、もう疲れてしまったわ〜 きょうは超現実的なお金の話でした。 つづく
by eggdance
| 2012-05-05 23:04
| 松本清志
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||