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慌ただしい。
国際フォーラムのアートショップ内ギャラリーでは一緒に展示していた蟹江杏さんと随分一緒になって、とても楽しかった。それにスタッフの方達がとても良くしてくれるので、それも感謝でした。なにより、たくさんの方に来ていただいて、嬉しい限りでした。 今回は「柳ホテル」のシリーズでお願いします、という展示依頼だったので、昔のものもたくさん引っ張り出したのだけれど、「Bronze & Willow」の第二章が丸々「柳ホテル」で、CDもほとんどこの「柳ホテル」に準じたものだから、「Bronze & Willow」も驚異的に(11枚ですが)売れて、ジパングレーベルさんも喜んでくれてよかったよかった〜 すっかりこちらは終りましたが、ロンドンオリンピックに合わせて、額売り場の方の壁にわたしの英国モンあたりを飾ってもらえるそうなので、多分7月になると思いますが。フォーラムそばへお越しの際は気軽に立ち寄ってみていってくださいね!売り場にあるグッズも素敵なものが多いので、楽しいです。 この展示の前にフォーラムで毎年恒例の音楽イベントに2回でかけていった。 ストラビンスキーの「春の祭典」とモソロフの「鉄工場」。読売交響楽団。後者は最高に素敵な作品でビックリするほどだった。ロシアアヴァンギャルドだなあ〜。翌々日の夜はのペルト合唱で勅使川原三郎のダンスを見る。これはまたグレゴリオ聖歌というやつで、わたしとしてはレクイエム的に聞いていて、心に沁みた。すばらしい。 「裏切りのサーカス」見る。「モット・ザ・フープル」「ヴィダル・サスーン」見る。こうゆうドキュメンタリーものが多いわたしです。60年代のロンドンが見たい。どれも良かった。(最近はfacebookですっかり語りつくしているので、ブログに再び書くことができないなあ・・・) きょうは「ミッドナイト・イン・パリ」ウディ・アレン。 これはもうドツボでありました。なんといっても大好きな20年代のパリだもの!ゴールデンエイジの! タイムスリップして20年代の芸術家たちのパーティに乗り込んでしまう小説家志望。彼はウディ・アレンそのものだった。懐かしい感じさえする。 出てきた人々が99%わかったので、わたしはうれしくて仕方ない。 フィッツジェラルドとゼルダがまずは登場。コクトー主催のパーティだ。ゼルダに翻弄されるフィッツジェラルドと、それを眺めて鼻で笑うパパ・ヘミングウエイ。ピアノを弾いているのはコール・ポーターで、そのあと別のパーティに行くとジョセフィン・ベーカーが踊っている。詩人のT・S・エリオットも出て来たね。また別のカフェではダリ(似てた!)とマン・レイとルイス・ブニュエル。「アンダルシアの犬」はここからできあがったわけだから。ウディ・アレンにとっても衝撃的な映画だったろう。 キャシー・ベイツが出るとチラと知っていたので(ほかはできるだけ資料は見ないようにして鑑賞にでかけていったのだ)、シェイクスピア&カンパニー書店のオーナーの一人モニエの役だと思っていたのだった。きっとこの書店にヘミングウェイやベケットやジョイスやフィッツジェラルドが集うシーンがあるのだ、と信じていたのだけれど、残念ながらそうゆうシーンはなかった。けれども同じくらいこの時代に重要人物だった小説家のガートルード・スタインが出てきた。それがキャシー・ベイツだった。ピカソの絵にもなっているあのスタイン。映画でもその絵が後ろに飾ってあった。 さらにはベル・エポックの時代にまでタイムスリップするという、ウディ・アレンの欲望が加熱。けれどもわたしも絶対それはアリだ!と思うわ〜。 ムーラン・ルージュでカンカンが繰り広げられる。もちろんそこにはロートレックがいて、ゴーギャンとドガが現れる。左の方で踊っていた踊り子はヤセギスのくどい顔をしていて、これはジャンヌ・アヴリルに間違いない。モンマルトルが寂れていくと、彼女は落ちぶれ果てて悲しい末路となる。この時代がもうちょっと長ければ、サティの唯一の恋人であり、ユトリロの母であるわたしの憧れシュザンヌ.ヴァラドンも当然出場!ということになったハズだ。 わたしもタイムスリップしてこの二つの時代に行きたいな〜 しかし、そこでこの映画の核心が語られるのだった。(ネタバレ) 誰もが過去の時代が良かったという。今は酷い時代だと言う。ゴーギャンはルネサンスに行きたいと言うし。 でも、現在に生きなくてはね。とかなんとか思うところはあるけれど、なんたって、この豪華な時代の雰囲気を見られるだけでわたしはウディ・アレンに感謝したい。 映画以外ではポロック展と「KATAGAMI展」へ。どちらも良かったけれど、KATAGAMIは特別良かった。日本の工芸のすばらしさもさることながら、そのすばらしい型紙を輸入することから始まったのがロンドンのリバティだったということを初めて知って小躍りしてしまった。確かにリバティの小花模様には日本人として懐かしいものを感じていたいたからだ。ロンドンの万博とパリの万博・・・・・・ この二つの時代にもタイムスリップしたいなー とかなんとか、エリザベス女王のダイヤモンド・ジュビリーも重なって、すっか頭の中ヨーロッパ一色のわたしであります。 月末はマヤでの展示があり、7月の末は伊東屋での個展、8月末はポポタムでのエキップ企画展がつづきます。きょうはフォーラムにお届けものに行ったら、広場で速攻刺激ドリンクを配っていて、それを飲んだらものすごく元気になってしまいました。そんなわけで、ガンガン仕事して、ガンガンブログ書きました。 栄養ドリンクより効くかも・・・・ まだ眠気がやってこないよ〜ん凄いかも・・・・
by eggdance
| 2012-06-06 23:55
| movie
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