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どうしても書かずにおれない音を聴いたので、個展中ではありますが、そちらを押しのけてきょうはコレを書きまする ベベ〜〜ン
11月FM-NHKで放送された「音の魔術師 富田勲の世界」を録音していたのだが、じっくり聴きたかったのでとっておいた。ようやく聞くことができた。第一部は「新日本紀行」などのテレビの代表作が聴けた。が、途中から録音が失敗になっていて聴けず。第二部はちゃんと録音できてて本当によかった!永久保存版だ。 大河ドラマとMOOGのシンセサイザーを使ったもので内容が濃かった。いちいち富田さんの話しが興味深くて、そしてまた、聞き手の吉松隆が、富田さんの直系の血を引いているという感じのため、しっくりくる会話になっていたのも良かった。吉松隆さんは今放送中の「平清盛」の音楽の人。マツケンの清盛はあまり評判が良くないらしいが、わたしは今回の大河ドラマは今までになくおもしろく見ているのよね〜。なんで評判よくないのかわからん。曲も第一回目から「いいっ!」と思ったので、録画して見る時でも必ずオープニングから見るのであ〜〜る。 富田さんの大河ドラマどれも良いのだけど、何がきょうわざわざ個展を差し置いて書こうとしているかというと、「新平家物語」の桜井英顕さんの琴にカ〜〜〜〜ッと胸が熱くなり、恋してしまったからなのだ! ここで聞くことができました。 こんな凄い琴、聴いたことがない。いい。好き。大好き。 お話の中で、桜井さんは高下駄を履いてN饗の待つスタジオに悠々と態度デカく遅刻して現れ、外で弾くから、という理由で浅草で作ってもらったというプラスチックの琴を担いできたそうだ。てんぷらに使うような真鍮の箸のようなものを持ってトレモロを弾くのだそうだ。途中で駒が飛んでコロコロした音が入ってミキサーが「ノイズ入ったNGだ」と言うのだが、これ以上の演奏はない!と富田さんは感じ、ストラビンスキーのペトローシュカだって、タンバリンを上から落した音が譜面に書かれているのだから、ボクがこの駒の音を譜面にすればよいだろう、と言って、OKになったそうだ。 不養生で若くして亡くなってしまったそうで、本当に残念だ。 あまりにも好きになってしまったので、調べてみたがあまり成果はあがらず。小連れ狼も参加してるらしいが、それよりも、やっと見つけたのがツトム・ヤマシタとザ・ホライズン、と言って、小杉武久、佐藤充彦と一緒に演奏しているレコードがあることがわかった。しかし、売ってない。残念。 やはり、この面子を見るとアヴァンギャルドの演奏家だったということがわかるし、やはりわたしはこうゆうのがキュンとなっちゃうということがわかったのでした。 潔く、美しい。緊張感、そして胸が熱くなって感動する。そういったものが好きだ。 吉松さんの「平清盛」の音楽についても、富田さんが話していたが(吉松さん自身が認めていたが)やはり武満徹と富田勲の血をひく美しさと脆さと、「間」を恐れない心意気とでも言ったら良いだろうか、そういったものがビシビシと感じられ、好きだ。 フッと無音になる感じというのは、おこがましいがわたしはバンド時代から好きなのでよくやるけれど、わたしたちのバンドがやっていたのは蹴つまずくような「ブレイク」だったけど・・・・ 何もない風景に漂う残像・・・・そういったものが好きだ。 「諸行無常の響き」がするではないか
by eggdance
| 2012-12-10 21:40
| music
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Comments(8)
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小嶋和男
at 2013-01-14 00:35
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桜井英顕の箏に恋してくださいましてありがとうございます。彼をリーダーとする邦楽トリオ「須磨の嵐」に 箏(本手)奏者として所属しておりました小嶋と申します。このグループで、新平家物語のテーマ音楽以外にも、LPレコード2枚、シングル1枚を作曲家村井邦彦さんの音楽事務所から出しています。勝プロ製作の「子連れ狼」は確か5作目まで彼が作曲も担当しました。勿論演奏もしていて3作目では京都映画祭で作曲賞を受賞しています。昨年夏彼の33回忌偲ぶ会を開催し、当時の音楽仲間20数名集まり、食事とおしゃべりと音楽演奏で盛り上がりました。40年の時を超えて、彼の音楽に恋して下さっていると知り、感激です。いろいろと音源を持っています。ご希望とあらばお聴かせします。
NHK・FMの作年11月放送の「音の魔術師、富田勲の世界」は聞き逃しました。録音をされたのですよね。聞きたいです。 里美さん同様、桜井英顕の音楽を40数年恋している男より 2012.1.13
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小嶋和男
at 2013-01-14 12:28
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「桜井英顕の箏に恋をした。」に関連してご連絡しました小嶋です。眠い目をこすりながら書いたので年月日が違っておりました。失礼いたしました。
松井さんの音楽活動をU-TUBEでいくつか拝聴いたしました。歌ったりウクレレを弾いたり、バッグパイプと競演したり多才でいらっしゃいますね。桜井英顕も多才で、箏、三味線の他にピアノ、ギター、アフリカンドラム等々なんでもこなしました。大学では私と同じトランペット科に所属していましたのでトランペットも、下手くそでしたがね。(笑) 今日一番お伝えしたいのは彼の歌の事です。当時、桜井英顕クインテットというジャズとロックを演奏するバンドでも活動していまして、そのバンドでは彼は歌を唄っています。音源も残っています。 歌唱力抜群でしびれるなんてもんじゃないです。箏では邦楽を唄い、その同じ男がジャズやロックを歌うのですから”びっくり”です。 特にBBキングの「スリルイズゴーン」を音大芸術祭で唄った時のライブ録音は「伝説」ですね。 今年2月、静岡伊勢丹で個展を開催されるのですか? ちなみに桜井英顕は沼津出身です。私は今静岡県三島在住なので、松井さんがいらっしょるのなら出かけたいとも思っています。
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eggdance at 2013-01-15 11:43
小嶋さん、コメントありがとうございます!冨田さんの番組を聞いて、恥ずかしいくらい熱く語ってしまいましたが、やはり何度聴いても「恋」ですね〜、この感情は。
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eggdance at 2013-01-15 11:43
いろいろ教えていただき本当に嬉しいです!アヴァンギャルドな演奏のが是非聞きたいのですが・・・・買えるようなものはないのでしょうか?
冨田さんの番組はfacebookの冨田さんのサイトに素敵な情報が載っていました。 『NHK-FMの冨田先生80歳記念番組が、未放送素材も加えたロングバージョン・3時間で改めて放送されます。 放送日は、下記の通り。 2月11日(祝) 13~16時 FM 「音の魔術師 冨田勲の世界」』 というわけで、前回放送されなかった部分も含めて再登場です!是非エアチェックを〜 もしまたまた聞きそびれましたら、録音したものをお送りいたします。(今回も録音しますが・・・たまに失敗します)
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eggdance at 2013-01-15 11:44
わたしは基本的にロック!なのですが、それは気持ちであって、桜井さんにシンパシーを感じたのは、きっと桜井さんにロック魂があって・・/というかきっと基本的にロックな方なのだからだ!と勝手に納得しております。一緒に演奏されていた方に伝えられてとても光栄です。
静岡伊勢丹は「富士山展」という(多分)で、1点か2点の参加という形ですが、ポスターにもわたしの作品が使われるハズなので、もしもお目にとまったら、お出かけくださいませ。行けるかどうかはわからないのです。 では!
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誰だろう
at 2013-02-23 19:06
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eggdance at 2013-02-24 23:01
そうなんですか?
わたしは全然覚えてないのです。音楽もよかったですが、やはり平家物語自体が刹那的で好きです
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eggdance at 2013-03-02 23:16
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