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春風社から「フランス・ミュージカルへの招待」という本がでました。
装画を制作させていただきました。 ![]() 銅版画1色で制作しました。 フランスでは今とってもミュージカルが盛り上がってるのだそうですが、特にフランスのは大スペクタクルなのだそうです。 わたしは小さい頃「サウンド・オブ・ミュージック」や「ウェストサイド・ストーリー」「マイ・フェア・レディ」など大好きでした。また、両親がわたしたち兄妹を祖父母の家にあずけて二人で映画を見にいって「バリハ〜〜〜イ!」と歌いながら気分よさげだった記憶もありまして、これは「南太平洋」の有名な曲ですが、両親がサントラを良く買ってきていたので「王様と私」ほか「ポギーとベス」や「ショーボート」(オールマン・リバーは名曲だ!)、「雨に唄えば」「オズの魔法使い」等々随分聞いて育った。 少し大きくなったあと見た「シェルブールの雨傘」は衝撃的だった。物語りの途中で急に歌い出すミュージカルとは違って全編歌!こうゆうのは初めてだった。これがジャック・ドミイの特徴で、ドヌーブの美しさだけではなく、衝撃的だったのだ。ジャック・ドミィの「ロシュフォールの恋人たち」もおしゃれで好きだったし、なんといってもヌーベルヴァーグの頃はミッシェル・ルグランのオンパレードで、わたしはとっても好きだった。 フランスや英国の凄いところは、伝統をキッチリ守りつつ、そこにかじりつくわけではなく、ぶち壊してさらに新機軸を開拓するチャレンジ精神があることだ。どっちが悪い、ではなく、アレもあってコレもある。そうゆう懐の深さを文化っつーんだろうな。 日本だって負けないゾ!(と思いたい) さて、最近見た映画は「007スカイフォール」 これはおもしろかった〜〜。Qがジョン・クリースから若いベン・ウィショーに変わってしまったり、Mが変わってしまったり、ボンドの生い立ちが少し垣間みれたりで、今後がまた楽しみになってきた。 歳とっていろいろ大変になってきた母の世話があるので、時間をなんとかヤリクリして、映画やコンサートにでかけている昨今なのであ〜る。 きょうは「レ・ミゼラブル」を渋谷でレディースデイ1000円で見るべく朝9時45分には映画館についていたのだが、なんと数名前で満席!!!渋谷は凄いなあ、大森ー平和島の映画館だったら絶対にこんなことはないぞ〜。奥様たちの朝は早い(オレも)。そして昼はおしゃれなレストラン(ぐるナビに載ってるような)でランチ。ちょっとバーゲン。というコースなのだろう。しかたないのでほかの映画館にも回ってみたが特に見たいものがなかったので同じ映画館で1時間後に始まる「フランケン・ウィニー」を見ることにした。やっぱり人形アニメはいいなあ〜〜物語も良かったなあ〜〜ガメラ出て来たな〜〜、最後はちょっと違った方が良いかな?と思ったけど、でも、満足しますたよ。家に帰ったら犬を撫でくり回しましたよ! そのあとはとある役得でHakuju Hallでヴァイオリン・デュオの演奏を聞きに行きました。良い午後を過ごさせていただきました。誘ってくれてありがと〜 で、話しは「レ・ミゼラブル」に戻ります。 ヴァイオリンコンサートに誘ってくれた友人とちらと話していて納得したのだが、わたしは「レ・ミゼラブル」に本当はあまり興味がなかったのだ!その理由は小学生の時に読んだ「ああ、無情」のトラウマなのだ。そうだそうだ、そうだったよ。みなさんはアレをちゃんと読んでるんでしょうか・・・????? わたしは実はアレを学校図書で借りて読んだのは小学校4年生だったと思いますが。子ども用の「ああ無情」全然読むことができなかったんです。途中まではがんばったけれど、「こんなの読みたくない」「暗い」「どんよりしててイヤな気持ちになる」というのが感想で、結局は大人にあらすじを聞いて「やっぱりどんよりしている」と思って終ったのだった。 当時わたしはポプラ社の「シャーロック・ホームズ」全集が読書のすべてでありました。おこずかいがたまったらすぐに次の作品を買いに本屋に走った。お金はそんなに無いので、そうゆう時は仕方なく姉が同じように買いあさっていた「ルパン」全集を借りて読んでいた。 だから、ジャン・ヴァルジャンは全然駄目チンだったのだ・・・というか他のすべてが駄目チンだったのだ しかし、勿論それが「レ・ミゼラブル」の一部だけ、ということは知っていたわけであります。が、子どもの時受けた印象というのはそう簡単にはぬぐい去れないものなのだ。 大人になってからミュージカルが大ヒットになっても、タモリと同じ理由でミュージカルを見る気は起こらず。わたしが好きなミュージカルはThe WHOの「トミー」と「ジーザス・クライスト・スーパースター」くらいだったのだ。(どっちも映画だけど)「マグダラのマリア」の歌大好き。 I don't know how to love him. これは文法的にとっても役立ちました!歌で覚えることって多いよね・・・ ロンドンに行った時「メリー・ポピンズ」を見に行った。面白かった。これは元々ディズニーの映画も好きだった。曲がいいし。でも、原作者は映画を見た時にあまりにも原作と違う雰囲気なので椅子に座って泣いたそうです。大丈夫!本も映画もどっちも良いよ〜 また横道に・・・・ そんなこんなであまり期待してない「レ・ミゼラブル」ですが、「フランス・ミュージカルへの招待」の表紙制作のために写真資料なんぞいろいろ見ていたら「レ・ミゼ」の場面も入れたくなってしまい、裏側に描きました。表側には大好きな「ロシュフォールの恋人たち」ほかです。 そして、ツイッターやfacebookのタイムラインに「泣けた」「感動した」というお言葉が多数。うーむ、出たな「泣ける」の文字め 「泣ける」というのがそんなに良いのか?と面倒くさいこと考えるわたしがいる。そして、実は「泣く所はない」という人にも2名会った。それはいいとして・・・・・ こんなわたしでも感動するのだろうか・・・「ああ、無情」が駄目だったわたしでも感動できるのだろうか。まだ見ぬ「レ・ミゼラブル」よ! 「ああ、無常」だったら良かったのに。それにしてもこの日本語のタイトルはやってくれる 届いたばかりの「フランス.ミュージカルへの招待」を拾い読みしている。もちろん「レ・ミゼラブル」の章は長いです!詳しいです!フランス版とアメリカ版では歌詞が違うということも知った。フランス的であった部分がアメリカ的になり、ということはそれが世界標準になっているということもおもしろいなと思った。 ビクトル・ユゴーはわたしにとってはトリュフォーの映画「アデルの恋の物語」のアデルの父だ。あの映画は切なかった。本に書かれている制作年を見てみると、ユゴーが「レ.ミゼラブル」を書いたのは長女が事故で亡くなってからで、その頃から政治的考え方が変わってくる。そしてアデルが恋に狂い、そしてユゴーは巴里から亡命。アデルの事とこの本の内容には何か繋がりはあるのかなあ、どうなんだろう?というのは興味がある。 「ああ!無情」の部分しか知らないけど、ほかの部分の方(政治的なこと)がわたしには面白いと思えそうで、この本の解説を読みながら、「よーし!レディスディじゃなくってもわたしは見るぞ!」と奮起(変なの)したのでありました。 待ってろよ〜〜 (*「ジーザス・クライスト・スーパースター」の作曲者と「レ・ミゼラブル」の作曲者が同じだと勘違いした記述がありました。いただいたコメントで教えていただきました。紛らわしいのでその部分はサクッと削除しております)
by eggdance
| 2013-01-16 23:07
| works
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Comments(2)
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