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サボテン「FLOOR et SATiE」ついに完成!
エムレコードさんの紹介文から********** ポストパンク時代に現れた、日本が世界に誇る(べきだった)フィメール・バンド、サボテンの名演傑作選!採算度外視、ヴァイナル・オンリーLP2枚組で気合いリリース!! ******************************* レコードです。2枚組です。 2013年7月1日 昨年暮れから何故かすっかり忘れていたEP「いつもある」や、カセット「レッツ!サティ」についての問い合わせがあり、一体どうしたことか、と嬉しい気分になった。当時一番効率の良い方法として思いついた「いつもある」のA3折りたたみ式スリーブを捜さねばならなくなった。 場所はわかっている。けれど、その時間がない。 「レッツ・サティ!」は日本カセットテープ・レコーヂングからカセットで出ていたが、CD-Rの時代になってサボテンであらたにCD-Rにして、スリーブもきれいに制作しなおした。このアルバムは自信作なので数ヶ月間ドドドと増刷しつづけ売りまくり一息ついた頃には手元に1枚オリジナルが残るのみとなった。PCのどこかにデータは残っている。が、捜す時間がない。 サボテン1st.アルバムから約30年たち、当然のごとく生活は変化し、時間の使い方も変化した。 でも、わたしには「いつもある」のだ。 サボテンというバンドは誰にも似てない希有ですばらしいバンドだったという自負と、そこにいられたしあわせが。 今年に入ってアナログレコードのレーベル「エムレコード」の江村さんから1st.アルバムをもう一度レコードでだしましょう!というオファーがきて、その後大阪と東京とで何度も意見交換含めてどのようなアルバムにするかをメールで話しあったが、最初のころにすでに「レッツサティ!」がサボテンの真骨頂であろうということで意見が一致し、大盤振る舞いの2枚組となったのでした。 エムレコードさんは時々捜し物をしていてサイトを見たことがあったのだけれど、「骨」のある、というのか、エムさんの「これだ!」という自信が感じられるラインナップだなあ(知らないものがほとんどだけど)・・・と感じていた。今回、そこには経験から得ている部分も含め、自身の直感にも自信を持ってやられているのだと確信した。その決定の仕方が潔く、早い。海外の方とのやり取りが多いからだろうか、短いが端的なメールでのやりとりでスッキリすばやく進行していったのは、非常に清々しかったし、気持ちの良いものでした。 「レッツ!サティ」は、いづみちゃんとわたしが宅録したり、ライブを録音したたくさんのカセットテープを聞き直したりしながら丹念にMTRで制作したもので、今回元のカセットテープから最高の音でリマスター化されたことは、本当に嬉しいことでした。SIDE-Cで聞くことができます。 音源はほとんどいづみちゃんの手元に残っていて、今回たくさんあるテープの中から元の音源を捜してもらいました。 カセットテープは見直されているらしいですね。このSIDE-Cに入っているロル・コックスヒル(昨年亡くなった英国のサックス奏者です)とのセッションのライブ録音は確かドラムのあっちゃんが使っていたアイワのカセットボーイ(ソニーがウォークマンを出したあとに出ました。スピーカーがついているので、音を出すことができるタイプのものでした)で録音したものだったと思います。これはとっても性能が良かった。そして、結局30年もたっているのに、やはりデジタルの音よりも奥行きがあり幅があるすばらしい状態で残っていたのでした。 それをさらに今ある一番良い方法でリマスター化していただきました。 アイワは今またカセットテープを作り出したようですね。わたしはカセットテープ今も大好きです。レコードは実は今聞けない状況(パフォーマンス用に持っているコロンビアのポータブルのみ!)ですが、カセットは常に聞けるようになっている・・・・・・ エムレコードは、基本海外向けに作っているので、解説など英語文が載っています。歌詞も英訳されています。歌詞担当のわたしとしては、それもまた新鮮でした。何度か「どうゆう意味なのか?」と質問を受け、改めて30年前の自分の詞を考えた。 生活は変わったけれど、考え方は今も変わらないということを発見してしまった。30年前と同じく「ゼリーみたいな断層を歩いている」し、「島で鸚鵡とくらしながら記憶をなくしてしまいたい」と思っているのだ。 そんなことも教えて貰った。 ほかにもいろいろ日本人の詩を外国語に訳す大変さを知った。 日本人の曖昧さを美しいとみるか、「ハッキリせんかい!」てなことになるか、、、、、というよくある議論。 ちょうど個展の前だったということもあって、写真類はドサッとエムレコードにあずけて、どうとでもしてくれぃ状態でした。完成するまで何をどう使われることになるのかわからなかった。できあがったものにサボテン用の年賀状やマツモト氏が当時使い始めたPhotoshopなど駆使して作ってくれた「サティ全曲ライブ」のチラシもあって、とっても楽しめる。 表、裏共に1st.アルバムを踏襲して新たに銅版画で飾り文字等を制作しました。ピンクの色もそのままに! 労を惜しまず丹念に制作してくださった江村さんに、心から感謝の気持ちを込めて メルシ〜〜ヴォークゥ! タイトルも一緒に決めましたよ! 1st.アルバムを出してくれたレーベルFLOORと、ロック魂を触発されつづけたエリック・サティ氏に敬意を払ってのシンプルなものになりました。 音源を捜してくれたりライナーを書いてくれた突然段ボールの蔦木俊二さん、いぬん堂の石戸さんにも感謝いたします、ありがとうございました! 是非、プレイヤーに針をおとして聞いてくださいね! そしてこの大きさを手にとって、ゆっくりと眺めてくださいね。写真も文字もいっぱいですが、アナログだとこんなに余裕です。気持ちいい! SABOTEN Vinyl " Floor et Satie" Double 12" LP set, quality pressing Printed inner sleeve four sides/many scarce photos Newly remastered Liner notes written by Satomi Matsumoto and Izumi Miyakawa of Saboten and Shunji Tsutaki of Totsuzen Danball English/Japanese text くわしくはエムレコードのこちらでお読みください! http://www.emrecords.net/records/00130.html 密林でsも http://goo.gl/oeWFb サボテンofficial site http://www.saboten.biz/index.html
by eggdance
| 2013-07-04 22:49
| music
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