カテゴリ
全体 作品/art music art&music foods 展覧会/schedule works 版eqip画展示企画ユニット willow pattern movie MaskingMask 単なる日記 NHK文化センター 紅茶/Tea 『B&W』Shopping 英国 松本清志 その他 BOOKS 検索
最新の記事
フォロー中のブログ
エキサイトブログ向上委員会 a+ discovery 「英国と暮らす」 R.ECHO帽子製作所 Hello from P... ハナトモのベルギー→スウ... 亀福物語 Antiques&Jun... ギャラリー・バザレ / ... Kirinji-KeiK... クリスチの栗捨てる日々 mamaclio more orange… EX LIBRIS BO... 最新のコメント
以前の記事
2024年 09月 2024年 08月 2024年 05月 2024年 04月 2024年 03月 2024年 01月 2023年 12月 2023年 11月 2023年 09月 2023年 08月 more... ライフログ
出版してます
銅版画
CD
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
6月11日〜25日までの英国行きを決めたあとに、次から次へと行かねば(ねばってこともないのだが)ならない場所が噴出。
その最たるものがV&A(ヴィクトリア&アルバート)博物館での「"David Bowie Is"/デヴィッド・ボウイ回顧展」でありました。3月から始まり8月半ばまで、と知って、軽くガッツポーズ。 回りの人たちにも鼻をピクピクさせて「行ってくるよ〜エヘヘ〜」と自慢していたのだが、始まってすぐに、前売り即完売情報が入った。仕方ない、ショップだけで諦めるか・・・。しかし、6月になったらさすがに並べば当日見られるらしいということがわかった。 V&A博物館はデザイン系充実の博物館だから、ヴィジュアル面で圧倒するボウイの回顧展に相応しいよね。 11日にロンドンに着いて、翌日12日さっそく博物館に急いだ。 地下道から行く道すがらにポスターが貼られていて否が応でも胸は高鳴るのでありました。 英国の美術館は入場無料がほとんどです。ボウイの企画展は15ポンド。 10:30にチケット売場に到着するとすでに100人くらいは並んでいたけれど、思ったほどではなくて、ホッとした。わたしの前後は若者だったけれど、大方50代60代な感じがしたなあ。11:00にチケットは買えて、12:15の回に入れることになった。このシステムはいいな。その間に見たかったウィリアム・モリスのティールームやウィリアム・モリスの部屋などを見たり、グルグルと。 早めにウィリアム・モリスのティールームと企画展示出口の間にあるBOOKSHOPに行き、物販を物色。 いよいよ入場〜〜 ヘッドフォン(オーディオガイド)が渡されます。移動するとシーンごとにインタビューや関連した音楽が流れます。よくできてるねー!初めて生で見る衣装の数々。これが一番わたしは見たかった。美しい容姿をもった時代の寵児だ。直筆の歌詞やスコア、映画、コンサートのセット・デザイン、等々。最後の部屋は天井まである3面のスクリーンで、ジギースターダストのコンサートなどを見ることができる。往年のファンのおじさまおばさまたちがジックリと座って見てました。若者も多かったですが、圧倒的に年齢層高い。当たり前のことですね。わたしなど足下にもおよばないこのファンの情熱・・・・・。英国民に愛されてるのね〜、すばらしいです。 堪能しました。 わたしは「ジギー」でガーンとなったクチです。グラムロックが現れた時、これこそわたしが求めたものだ!と思っちゃいましたね〜。その前にビートルズにいれこんでいたものの、それはやはりほぼ原体験とはいいがたく、グラムロックこそが、原体験で盛り上がった初めての音楽だったのかもしれないですねー。それは幼少期に影響をうけたポップスなどとはまったく違う青春の音楽体験です。T-REX大好きでして・・・・・・。 当時同級生たちはアイビーがほとんどで、マジソンバッグもって、スヌーピーのランチバッグも持って、ミッフィーの傘もって、睦A子の漫画のように内股で立ってたけれど、わたしはウルフカットでバギーパンツで、ロンドンブーツははけなかった(お金もないし)のでそれなりの厚みのポックリサンダルで外股だった。学校へは黄色いバスケットシューズで行ってた。日本ではサディスティック・ミカバンドがそんなわけで好きだった。ラジオを聞き、音楽雑誌を読みあさり、ロッカーのファッションこそわたしのめざすものだ!と一人浮いていたわたし・・・ とはいえ、これだけを聞いてた訳ではないから、それ以上にはじけることもなく、落語聞いたりジャズ聞いたりいろいろするウルフカットだったのだけどもぉ〜 と、懐かしい思いというか自分も当時に吸い込まれるような感じになる展示だったのだ。 中の様子は写真撮ってはいけなかったので無いですが、捜すとたくさん載ってるサイトもありますので、見てみてね。 ところで、帰ってきてすぐに「ジパングニュース」が届いて、今月の清水晶子さんの「ヤクに立たないロンドン音楽案内」が「行列のできるエキジビション」というタイトルでボウイの展覧会に行ったことが書いてありました。 晶子さんはボウイにインタビューもしていたのね。できれば健康的じゃなかった時代にインタビューしたかったと書いてあった。そうだねそうだね・・・・ 博物館でやるのに相応しいデヴィッド・ボウイ。晶子さんの文の引用ですが「文化を貪欲に吸収して、音とスタイルを発明し続けた人」ですよね、凄いです。 実は清水晶子さんとはこの2日後何人かの素敵な人たちと一緒に会った。おととし東京に来た時にはジパング繋がりやらいろいろで数回。わたしの絵についてのテキストを英訳してくれていて本当にありがたい。こまかな点での質問を受け、自分が書いたことについて改めて熟考することになった。 これはその後一つ下のトピックで書いたように、サボテンの歌詞の英訳の時の質問に生かされたのでした。外国の人にとって日本語の文章は相当ハッキリしない。特に人称がハッキリしないのがいけないような気がする。 だれが「こう」思っているのか、誰に対して言ってるのか等々。それからというもの、メールでもネットでのコメントでも相手が誤解しないように人称には気をつけるようになった。・・・と思う 今回のエッセイではもうひとつおもしろそうなエキジビションの紹介があった。ああ、ロンドンはおもしろいなあ。いろんなところで見たいと思うインスタレーションが行われてるよ! 関係ないですが、V&A博物館のトイレの手洗いが画期的だったのでパチリ。小鳥の水飲み場みたい〜 ではでは、きょうはここまで〜 次回をお楽しみに! 美しいわ〜
by eggdance
| 2013-07-07 11:42
| 英国
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||