カテゴリ
全体 作品/art music art&music foods 展覧会/schedule works 版eqip画展示企画ユニット willow pattern movie MaskingMask 単なる日記 NHK文化センター 紅茶/Tea 『B&W』Shopping 英国 松本清志 その他 BOOKS 検索
最新の記事
フォロー中のブログ
エキサイトブログ向上委員会 a+ discovery 「英国と暮らす」 R.ECHO帽子製作所 Hello from P... ハナトモのベルギー→スウ... 亀福物語 Antiques&Jun... ギャラリー・バザレ / ... Kirinji-KeiK... クリスチの栗捨てる日々 mamaclio more orange… EX LIBRIS BO... 最新のコメント
以前の記事
2023年 03月 2023年 02月 2022年 11月 2022年 07月 2022年 06月 2022年 04月 2022年 03月 2022年 01月 2021年 12月 2021年 11月 more... ライフログ
出版してます
銅版画
CD
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
『あまちゃん』・・・が終っちゃって本当につまらないですね〜
いまも良く口ずさんでしまいますー潮騒のメモリー 9月30日に下北沢『GARDEN』へあまちゃんビッグ・バンドのライブに行ってきました。 ここには何度か来ているけれど、まさかの前列2列椅子席あり!しかも何故か2列目から座るという謙虚な方達が多く、スルっと最前列に座れるという親不孝者メっ! ![]() あまちゃんの音楽はいろんな意味で親しみを感じる。作っている大友さんは知合いではないけれど、遠くもなく、ハーモニカ&キーボードの近藤さん(ハーモニカ良かった〜)はわたしの「Bronze & Willow」の音楽プロデユーサーだし・・今回のチケットとってくれたのはそのデザイナーチームだったし、なんやかんやと盛り上がるのは当然なのだが、どうも回りの50代男性が特に盛り上がっていたような気がする。義理の兄ほか毎日3回見てる人が何人もいたっけ。 ![]() 大友さんがMCで言っていたことがさらに近しい気持ちにさせる。チンドンは、80年代我が愛すべき『サボテン』がたくさんライブをやっていたころに、ライブハウスでバンドとしてやり出した人たちがいるのだ。フリージャズの人たち、ロックの人たち、そのあたりの人たちがチンドンをやっていたけれど、そのチンドンというのはみんなが知っているチンドンとはまた違ったものでした・・・ああ説明面倒だけど、もうひとがんばり! クレズマーというのがありまして、それは東欧のユダヤの音楽です。ドイツ語読みではクレッツマーと言います。あまちゃんの曲にもクレッツマーがありますが、それはまさにあのエミール・クストリッツア監督率いるバルカンロックバンド「ノー・スモーキング・オーケストラ」(また来ないかな〜)が演奏した「黒猫・白猫」の曲のようであります! バルカンのジプシー(ロマと言うようになっていますが、言いにくい・・・)音楽とも繋がっています。 詳しい方達が回りに多いので突っ込まれそうですが、ザックリですからね、ザックリ〜 チンドンとバルカンブラスの関係等は聞かないでね〜 そんなに古いものではないので、西洋の管楽器がたくさん使われています。わたしが好きなのはトロンボーンやトランペットが中心のものなんです。元々トルコの軍楽隊が好きだったのですが、これがフリージャズの人たちとくんずほぐれつして一つの方向となりました。梅津和時さんの生活向上委員会というバンドがありまして、それが本当におもしろかったのです。そのあたりのことも大友さん少し話していて、そんなことは全然知らなくても楽しめる人たちがたくさんいるわけですが、知ってたりすると、これがまた感慨も深く・・・・大友さんが「自分は芸能界と関係ないので、今もとの場所へ戻るリハビリ中です」と言ったことがな〜〜んかちょっと嬉しかったりして。 そうそう。そんなところでやり続けていた人が連ドラの音楽をやったことも回りの人たちが盛り上がった原因の一つだったと思う。 えーと、クレズマー的なもの、フリージャズ的なものがふんだんにあることで、ライブが楽しくなっている。多分毎回まったく同じじゃないのだろうな〜、その場の雰囲気でアドリブがつづいたりするような連ドラのバンドなんて今まできっとなかっただろうな〜 とにかくとっても楽しくて、すばらしいコンサートでした。12月にはNHKホールでやるそうだけれど、下北沢のライブハウスで見られたことは、そんな80年代をも引きずって、とてもシックリきて良かったのです。80年代のあれやこれやが原体験だった世代でもあるからでしょうね。 さて、終ったあとで我々焼鳥屋さんであまちゃん話しに盛り上がったのですが、デザイナー氏50代後半を筆頭に酔うほどに「東京人には罪悪感がある」という言葉が出るのだった。 大友さんのMCで、東京のコンサートのチケットは即完売だけれど、どうも関西では売れ行きまだまだなのでよろしく!と言っていたのが、なんだかわからないでもないのだ。あまちゃんは東京人の背負って行くことになった重たいものを掘り起こされたと言ってもよいと思う。今でも、わたしたちが何を言ったって東北の人たちにとっては「ちゃんちゃらおかしいわ!」てなもんだと思います。それでも何かしなきゃ、とか、なんにもできんでスマンです、とか、言わずにおれんわけで、言えば言うほど落ち込むわけで、、、、 そうだよ、「地元に帰ろう』ったって帰れないんだよ・・・ってことでまた落ち込むわけで 関係ないが、先日「重たいものを背負って生きるのはそう悪くないよね」と友人と話した。なんでもクリアにする、リセットするなんてことはできないのだし、背負いながら前進することの方が難しいだけに、報われた時には喜びも大きいだろう。いや、報われることなどないのだった。報われようとも実は思ってないのだ。一生報われない、そういったことを背負って生きることがもう当たり前のことだと思えば良い。年齢を重ねてきて最近思うのは、年配の人の顔の皺や手の皺と笑い声が、そういった背負うものが増えていく者の勲章だということだ。良く言われていることだけれど、漸くわかってきたところだ。 あまちゃんでは原発には触れてなかったけれど、どうしてもそこに気持ちはいってしまう。それが東京の人なのだ。まったく本当に悪魔のようだ。悪魔を理解せずに受け入れ、何も見ずに知ろうとせずに生きてきたわたしたちのまさに「あまちゃん」具合を反省すること、おそらくあまちゃんを通して誰かと共有したいと思う気持ちもあったような気がする。 そそそ、そんなこんなであの日は2時まで焼き鳥屋で話し朝帰りとなった。 さっきツイッターを見たら、京都のチケットも完売したそうで、よかったよかった!
by eggdance
| 2013-10-08 20:26
| music
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||