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4月に行われた故松本清志『WONDER LIFE SCORE/音とオブジェー表現の王国展』が終ってから4ヶ月たってしまいました。
展覧会の前もてんてこ舞いだったけれど、終ってからもずっとてんてこ舞いな状況のため、未だにお世話になった方々や、来てくださった方々にお礼のひとつも言えないままです。本当に申し訳ありません! 来られなかった方たちにも是非内容をもっと詳しくお知らせしたかったので、写真を載せたりブログに書いたりしたかったのですが、それもままならず、本当にだらしないったらない! ところが、お世話になったビデオアーティストの津村克史さんが、全体の写真をスライドショーにしてわざわざサイトを作ってくれたのでした。是非みなさまご覧になってください! ![]() http://www.ts-visual.com/2014matsu/index.html
中の様子、展示物の写真、いろいろ見る事ができます。ちょうど来ていた美術ジャーナリストの村田真さんも写ってました。わたしはストレス太りで生まれてから一番のデブになってますが、そこんとこは見ないようにね!大倉山記念館でいつもアルパのレッスンをしたりコンサートをしている峰岸桂子ちゃんが毎日在廊してくれていて、本当に助かりました。 たくさんの展示物が見られますので、是非ご覧になってくださいね。 寄せ書きコーナーまで作ってくれてました。 兎に角たくさんの方にお世話になりました。 松本氏のバンド「ヒクイヤマ」のメンバーの関口孝さんと峰岸政春さんの奥さん桂子さんにまずはお礼を。このサイトを作ってくれた津村くんとカメラマンの竹澤宏さんと同じくカメラマンの高島史於さんからは70年代80年代のアート、音楽シーンの貴重な写真をたくさん提供してくださいました。写真から当時の熱い様子がうかがえて、当時を知らない方にとってもおもしろかったと思います。 その写真を大判に格安でプリントしてくださったのは青山にあるECMレーベルすべて網羅!の喫茶店月光茶房の原田さん。ご夫妻は搬出まで手伝ってくださって、もう〜〜涙〜ありがとうございました! 編集者で細密画の三品隆司さんは親友で、本当にずっとずっとマツキヨと良い関係でいてくれた。告別式の時の言葉は忘れない。そしてチラシにもすばらしい文章を書いてくれた。ありがとう! 展示にはマツキヨの作品、わたしの作品のほかに友情展示がいくつかありました。まずはエンジニアの藤田育夫さんと佐藤さん。展示前にマツキヨの音の出るオブジェの修理もしていただきました。亡くなる日に実はお二人とも家にお見舞いに来てくださっていて、一緒に昔のアルバムを見たりしたのでした。藤田さんは万博ほかでも活躍されていた方ですが、小杉武久さんの片腕でもあり、ちょうどこの展覧会の時に小杉さんの展覧会もあったりということで、実は会期中に小杉さんからも電話をいただいた。マツキヨは過去のチラシもほとんどファイルに納めていて、小杉さんの名前があるものをお送りすることになっているのだが、今だにまだ整理ができておらず申し訳ありません!マツキヨは美学校の小杉さんの生徒でした。その小杉さんの音楽教場の第一期生の中に演出家でありヴァイオリンを弾いていた服部達朗さんやギターの今井和雄さんがいて、お二人も来てくださった。ありがとう。今井さんにも約束したことがあったのにこれもまだできてない!すみません。 NRQのギターの牧野くん、パスカルズのチェロの三木さんも来てくださって、マツキヨのフリーマッケットコーナーから牧野くんはお子さんのためにウクレレとエフェクターを、三木さんはバイオリンを作る道具類を持っていってくれた。知ってる人に使ってもらえるのは嬉しい!ありがとう 友情展示では、サボテンのいづみちゃんの「白いジャコメッティ」も展示された。グンジョーガクレヨンのドラマー宮川氏と息子のハジメくんと3人で搬出も手伝ってくれた。アリガト!ハッキリ言っていづみちゃんの方がマツキヨとは古い。最初に会ったのはサボテンでマツキヨと一緒にやろう!という話しになって会ったのだ。そのあとはクロコダイルやらなんやら随分一緒にライブをした。 友情展示のもう一人は美術家の加藤義郎さん。昔っから好きだったが、やかんをつぶした作品が特に好きだったのでリクエストしてたくさんのやかんぶっつぶし作品を持って来ていただいた。その中のひとつは今わたしのスタジオの窓辺にある。 会場となった大倉山記念館には雰囲気のあるホールがあり、コンサートも行った。第一部はアルパの峰岸桂子ちゃんとパーカッションの田中まさよしさん、次はサティのピアノ弾き島田璃里さんの「幕間」「スポーツと嬉遊曲」「グノシエンヌ」。「幕間」はマツキヨと初めて一緒に演奏した時の曲目とのことだった。璃里さんのご主人はパフォーマーの浜田剛爾さんです。70年代からずっと多くのパフォーマンスでマツキヨはチェロで参加していました。カッコいいパフォーマンスの写真がたくさん残っています。次はhikuiyama。ヒクイヤマに建築家の村松くんの尺八が加わりました。村松くんはそのほかにもたくさん手伝って貰っちゃいました、アリガトー! それから、展示の手伝いをしてくれた大森画荘の鶴谷さんにも感謝します。大森画荘はわたしが通っている25年来の地元画材屋さん。大倉山記念館のギャラリーはハッキリ言って美術館並みに大きく、個人でやることはまず無い。だいたいはグループ展。しかもマツキヨ展は写真、オブジェ、スライド等々展示物が多種多様だったので搬入,展示はかなり大変な作業でした。鶴谷さんとウチの長男K太郎と3人きりで大変すぎる展示に泣きそうになってたところに奥様であり地元でいつもお世話になっているギャラリーファーストライトのオーナー水越さんも搬入に駆けつけてくれて、嬉しかったです。遠くの親戚よりマイルドヤンキー とはいえ、三回忌、と銘打っていたので親戚の方々も来てくださいました。お姉さんたちや甥、姪も来てくれました。みなさん「キヨシがやってたこと全然理解できなかったんだけど、こうやって作品をみて、写真を見て、ようやくわかったよ〜〜よかった!!」と口々に言ってくれた。わたしがやりたかったのはコレだ!!コレだったんです。 お葬式も大事だし、お経を読んでいただくのもありがたい。でも、本当はもっと故人のことを知って欲しいし、法事というのは単にみんなでご飯を食べるだけではなくて、故人のことを思い出して知る場であって欲しい、とわたしは常々思っていたのだ。だから、展覧会という形をとったことはマツキヨのように表現活動していた人にとっての最良の法事なのだ。 先日、多摩霊園にお散歩仲間4人で行ってきました。岡本太郎一家のお墓はオブジェが立っていて、川端康成の岡本一家礼讃の石碑が建っていて、すばらしいものでした。ほかにも略歴が刻まれた墓石があるお墓も多い。墓地に葬るというのは、もうすでに誰でもが来ることを前提としているという意味で、これはもう現世の家よりももっと開放的なものだと考える。死んだ人の事を語ろう!死んだ人の墓石を見ながら語ろう!作品を見て語ろう!これってすばらしいことだとわたしは考えている。墓所は暗いところではなく、現世と死者を繫げる場であれば良いではないか。我々はあちこちと見て回りながら、知ってる人でも知らない人でも現世でどんな生活をしてきた人なのか妄想してみた。 死者と共にわたしたちも生きよう。 このマツキヨ展へは、マツキヨのことを全然知らない方たちもたくさん来てくれた。それぞれの立場でナニカシラを感じてくれたようでやった甲斐があった。例えば、同時代を生きていた人たちは、口々に前衛の時代を語る。マツキヨが良くパフォーマンスをしていた西武関連、スタジオ200など、の写真を見ながら、あの西武の時代を語る人はとても多かった。サボテンもあそこで演奏したことがある。とても自由な場所だったと思う。百貨店でこうゆうアートや音楽がやれていた時代はやる側にとっても見る側にとっても幸いなるかな。まったくこんな世界を知らない人にも目に触れやすい場であるし、知ってもらえる可能性を秘めた場だった。今はまったくこうゆう場所は無くなり、ネットの時代になったらさらに世界は狭くなった。ネットの世の中は知ろうとする人にしか開かれないからだ。 世の中常におもしろいこと考えてる人がいて、どこかでなにかしらおもしろいことが行われているけれど、なかなか知ることができない人たちがいるし、わたしのように毎日ネットを見ている人間だって楽しい情報を見逃すことはとても多い。やはり、外へ出なくちゃ駄目なんだろうな〜、人と話すことで、「こんなおもしろいことやってるよ!」って情報が入って来る。話しているうちに新しい発見があり、新しい事を思いつき、新しい人と人との繋がりができてくる。 マツキヨの活動していた時代はまさにそうゆう繋がりによって熱い青春を送ってきていたことを、この展覧会の展示を毎日見ながら確認していた。大切なのは人と人だ。 たくさんの友情に感謝だ。 そして、これからもどうかわたしもよろしくね〜 ***とりあえずみなさまへの感謝を伝えたくてブログをUPいたしました。スライドショーでは本当にたくさんの展示物を見ることができますが、これから写真の整理を少しづつして、文章の中に挟んでいく所存であります。でも、きっとまたズルズルやれないかも・・・・時々見てやってくださいませ。変化するブログ〜
by eggdance
| 2014-09-11 16:23
| 松本清志
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