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![]() ![]() 上の写真のように、作業台の前の壁にはいつも何枚も制作中の絵が貼り付けられています。刷り方の注意事項とか色とか細かく書き入れます。すっかり終わるとひっぺがえしてグチャグチャにしてポイッ!しますが、今回は本番のお祭りが終わるまで貼ってました。 最終日のきょうは「PASSIONS/Baroque meeting」柄のTシャツを着て出かけました。一番大変だったかなーこの作品。何が大変かって、クラシック音楽の祭典にやってくる人たちに「これ違うよ〜、こんな楽器ないよ〜、こんな服装のわけないよ〜、こんな持ち方しないよ〜」等々の指摘をさせたくない!いや、されたくない!という気持ちがぁ〜 ロックバンドですが、若い頃から音楽をやってきた者として、また、クラシックも少なからずやっていた者として、聞いている者として、知っている者として、このお仕事をいただいたので、しっかりやりとげたい!という思いがあったのでした。 ただそれはプレッシャーというのでは全然ないのでした。「松本だったらできる」と期待されていることも、わたし自身がこの「お題」をメチャクチャ楽しめる!ということも、とっても幸せなことよね。 何が楽しいって、多分音楽に関われることが世の中で一番楽しいことだと思っているので、現在ほぼ音楽活動はしてないわたしだけれど、絵でこうやって参加できることが嬉しいんですね〜。両方やれるのが一番。思えば比重は度々変わったけれど、ずっとそうだったものね。 音楽家たちと一緒に参加できている、という感じが本当に嬉しい制作期間でした。そして、ゴールデンウィークの3日間でした。フォーラムの担当のかたには本当にお世話になりました!音大出身の方なので、お話をいただいた時何冊もの参考資料を貸していただいたのでした。その本の中には学生時代の書き込みもあって微笑ましいし、音楽祭のお仕事に関わっていることにはきっと自信も自負もおありだろうと。それはわたしとちょっと似た立場にも思えてきて、一緒にどんなものにしようか、と相談するのも楽しかったのでした。音楽用語を使うのはどうかな、バロックだったらやはりこの作曲家でしょ〜、と意見を交換したりするのはもう仕事というかなんというか・・・ホントにありがとうございました! デザイナーの方にも感謝でいっぱい。というのも、いつも思うのですが、銅版画を印刷物にする場合、油膜が邪魔になったりすることが多いと感じてまして、そうゆう細かなところをうまくバランスよく整えるのは難しいハズなんですよね。たくさんの注意書きをポストイットにしまくって渡したので、きっと苦労されただろうな、、、と考えると、足を向けて寝られない〜 ![]() ![]() ![]() ファイルやハガキなど、10日までアートギャラリーに置かれているそうなので、 お近くへお越しの際は是非お寄りくださいませ! そうそう、二日目はよみうりホールに『SPARK』を見にいきました。ドイツの5人組でリコーダーが二人、チェロ、ピアノ、ヴァイオリン。ナイマンほか現代の作曲家のものを演奏していました。コントラバス・リコーダーという巨大なオブジェみたいなリコーダーがあって、リコーダーはそのまま固定されてて、人間がその位置に合わせて座って演奏。終わってから自ら片付けにご本人たちが現れたので、わたしも前の方に行って質問する人、答えるリーダーらしい彼の話を聞いてしまいました。有名なリコーダー制作会社の製品だそうです。楽器っておもしろい。そしてどうしてもその音を出すために変な楽器を作ろうとする人間がおもしろい。 ![]() 最終日の今日はバッハの「音楽の捧げ物」を歌だけでやってしまう、という前代未聞のものを見ました。「ヴォックス・クラマンティス』というグループです。会場の外からグレゴリオ聖歌を歌いながら登場。「音楽の捧げ物」の中の6曲を歌うのですが、曲間はグレゴリオ聖歌が入る。そして、元々器楽曲なので、そのグレゴリオ聖歌の歌詞を使って歌うのでした。ミサ曲の編成にどうやらのっとっていたようで、キリエ、クレド、サンクトゥス、アニュス・デイと順番に続いていました。例の「蟹のカノン」にも歌詞がのっていて、ピアノだと入り組んでしまう音の重なり、流れも、男女13人(だったと思う)全員がやはり声は違うから、どんな風に重なっているのか一人一人見ているとよーく聴き取れる!というおもしろさがあったのでした。アンコールもあって、良かったですよん! 2013年には勅使川原三郎のダンスと一緒にやったのを見たのだった。(忘れてた・・・!) ![]() ではでは、また来年!
by eggdance
| 2015-05-04 23:23
| art&music
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