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![]() ![]() あと1ヶ月ですが、個展のお知らせです。10月24日〜30日、東銀座煉瓦画廊です。 Willow Patternが西洋陶磁器に描かれてからもう200年にもなりますが、エキゾチックな夢を与え続け、コレクターも多いですね。亡くなったイラストレーターの安西水丸さんもコレクターでしたね。20年ほど前に雑誌でお部屋の棚が後ろに写っていたのを見た時は興奮したものでした。Willow Patternの食器というのは、百貨店で売られることはありません。たまにあるのは日本でずっとこのシリーズを作り続けているNIKKO陶器のものくらいです。アンティークショップや、フリーマーケット、ロンドンでもカムデンタウンのマーケットなどで掘り出し物を見つけたりするのが楽しいです。高価なウェッジウッドのものもあれば、銅板転写がズレズレになっている廉価なものまで、登録商標された模様ではないので、全世界的にいろんな商品が売られています。デフォルメされたモダンなものなど、新しいものもどんどん生まれています。 わたくしこの模様については研究しつくしているのであります。これをモチーフにした作品シリーズはいくつかあって、一つは2002年から始まった「柳ホテル」。架空のホテル「柳ホテル」はカトラリーもファブリックもブルーウィローなのであります。数年前からはウィロウ・パターンのお皿をイヤープレイトにした作品も作っています。昨年はお休みしちゃいましたが、また作りたい。そしてもう一つはSPODEがこの模様に関して後付けでつけた「悲恋物語」をそのまま紙芝居にした作品群です。これは2010年に国立の台湾カフェ併設のギャラリー「亀福」で展示し、バンド「ママクリオ」のメンバーに手伝ったもらいオープニングにはオリジナルの曲(歌)を演奏しながら紙芝居しました。これはかなり大掛かりで、やるだけやった!誰もこんなのやってない!って感じの良い展覧会だったと自負しています。 これらは最近は全然展示する機会がなかったのですが、数年前に東銀座の煉瓦画廊さんからお話をいただいた時に、あっこれも出せる!と膝をうったのでありました。煉瓦画廊のオーナーの竹内さんは柳がお好きで、名刺にも柳の絵が描いてありました。「ぜひ柳で個展してください!」と言われ、うわ〜〜それは嬉しい〜願ったり叶ったり!なのでありました。 仕事や展覧会がずっと詰まっている状態なので、非常に苦しい制作になっておりますが、ふたつの柳の物語とともに、Willow Patternに満ち溢れた素敵な個展にしたいと画策中です。 くわしい情報はサイトに作っておりますのでご覧ください。↓ http://www.satomin.jp/info/exhib/16renga.html DMにした作品は今年6月の「紳士録」展の時の最後に制作した作品です。ここ数年、柳→レース→カーテン→カーテンの内と外→男女→男、、、と作品のテーマは移り行き、また混じり合い、この柳模様のレースのカーテンが翻る部屋であしたの釣りを心待ちにしているオタクな男子に行き着いたわけであります。さて次はどこへ向かおうか。
by eggdance
| 2016-09-26 08:47
| 展覧会/schedule
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