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在廊している時に、銅版画をされている方から技法の質問などいただいたりすることは結構多く、できる限り説明しております。経験者だと、作品を見る目線も違ってくるもので、つい作品の内容よりも「どうやってココんところ作ってるのかなあ」「2版刷りかしら?手彩色かしら?」「どんなインク使ってるのかしら?」など気になるのはわたしも同じ。 また、本の挿絵であれば、「締め切りに間に合わせるのは大変でしょうね〜」「1枚どのくらいの時間でできるのですか?」「直しがあったらどうするのですか?」「どの部分を描くかは誰が決めるのですか?」などの質問もあります。 そんなわけで、最終日の21日は17時からトークを行います。トークは前半は昨年出版された『太陽と月の大地』(福音館書店)のスペイン語翻訳をし、この本をスペインで見つけてこられた宇野和美さんのお話です。内容は、この本の舞台になっているスペインの南「グラナダ」について、そしてスペイン史におけるイスラムの存在の意味、イスラム教とキリスト教の関係など、とても興味深いお話をしてくださいます。わたしはこの本を読むまでは、アルハンブラ宮殿は単にエキゾチックな美しい宮殿だ、タイルきれい〜くらいにしか思っていなかったし、スペインからある時イスラムの人々が国外退去させられた事実も知らなかった。 大好きなモンティ・パイソンの有名なコント「スペイン宗教裁判」では大笑いしていたけれど、これは実はイスラム教の人たちがキリスト教に改宗させられた時代の過酷な裁判の話であった!!!こともやっとこの本を読んで知った次第です。これはショックでした〜〜知らないことだらけじゃ〜〜ん 遠く離れた国のお話ではもうないですよね、こういった問題は。現実の問題。ぜひ聞きにいらしてください。本をもう読み終えた方にとってはさらに楽しめることになるでしょうし、読んでない方にも世界を知る話になるはずです。 わたしも宇野さんに質問したりしようと思います。で、後半は銅版画の話、銅版画で挿絵の仕事をするということはどうゆう困難さがあり、どうゆう楽しさがあるか、などなどなど、お話したいと思います。銅版画に興味のある方、銅版画をされている方、本の関係の方など無料ですので、どなたでもいらしてくださいね! 18日8日(木)はポポタムはお休みです 19日(金)20日(土)はポポタム開いております!(松本は在廊しておりません。すみません) ゆっくりご覧くださいませ 21日(日)13時より松本在廊しております。 17時よりトーク。無料。ゲスト宇野和美(スペイン語翻訳者&スペイン語の子どもの本専門ネット書店店主、スペイン語講師) 宇野さんはスペイン語の本のネット本屋さんもやっています ミランフ洋書店 ポポタム
by eggdance
| 2018-01-18 09:49
| 展覧会/schedule
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Comments(2)
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