ストロベリー・ムーンと「いちご白書」

6月は過ぎてしまったが、しばらく制作している『ストロベリー・ムーン』試し刷りやっと3枚目。まだできない。
6月に描き始めた恋の絵なのだが、7月に入ってこの絵の意味が自然と周りから固まってきて不思議だ。

7月頭に紅茶教室で「ボストンティーパーティ」の勉強をして、ネィティブアメリカンに少し思いを馳せた。

と思ったら知人のFBタイムラインに映画『いちご白書』が上がっていて、懐かしくてなんとなく最後のやりきれないシーンを見てしまった。

このサントラ「サークルゲーム」は大好きで、当時家のカーオーディオの中に何故かこれがあって細かいビブラートの真似をして良く車内で歌った。バフィー・セント・メリーはどうしているのか。社会活動家でもある。

そんな訳で即中古を探して買ったのが数日前に届いたので今日の制作のBGMはバフィー・セント・メリーのアルバム。ネィティブ・アメリカン(バフィーはカナダ人だけど)が6月の赤い満月を「ストロベリー・ムーン」と呼んだ。

バフィーの歌ったサントラでは『ソルジャーブルー』も有名だね。このアルバムにも入っている。この映画もやりきれなく、胸が苦しくなる。ネィティブアメリカンの悲劇。

当時のニューシネマといわれた物は「卒業」もそうだけど、行き場のない悔しさとか怒りとか絶望感とかがある。ベトナム戦争の頃だから。だけど、サントラはみんな素敵なんだよね。ロックやフォークが使われだした。

若い人は観てないかもしれないけど、観た方がいい。
絶望的であっても闘う若者の姿を見て欲しいな。
何もしないのが一番いけない。

(Facebookより転載です）

この絵はそろそろ完成予定。９月の展覧会で！！