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1月26日〜2月24日まで、目黒通りの大きなアンティークショップ「ジェオグラフィカ」の紅茶フェアで個展があります。最初の週は大森葡萄屋ギャラリーでの地元3人展と重なっております。が、展示作品はまったく違うので、お時間ありましたら、また、ご興味ありましたら両方よろしくお願いいたします! ジェオグラフィカさんは、紅茶好きな方、英国好きな方には知らない人はいない!というほど有名なアンティークショップ。地下1階、地上3階。ヴィクトリアン家具もあれば、フランスのかわいい雑貨もあります。一角には額のコーナーもあるし、古いカードや雑誌のページを切り取ったものなど、探すときりがありましぇん〜 紅茶も置いてます。が年に1回大きな紅茶のフェアがあるのです。今年、このイベントに展示させていただけることになってすご〜く嬉しい!! 柳の模様の作品がDMの絵です。わたしはこの「ウィローパターン」についてはかなり研究してるので、今回この作品を選んでいただけてさらに嬉しいのであります! 内容は「TEATIME STORY」。 わたしの作品の中にはお茶をしているシーンがとても多いので、そのあたりを選んでいます。また、カップ&ソーサーのシリーズからも数点。それから、今年の紅茶フェアが「英国文学の中に出てくるティータイム」がテーマということなので、アリス、ポアロ、マープル、ホームズ、ドリトル、セーラなどを描いているシリーズも出すことにしました。 一番思い出深いのは、20代にほとんど読み漁ったアガサ・クリスティの小説のポアロシリーズの何かに出てきた「ラプサンスーチョン」ですね〜 奥様の調子が悪い、というか塞いでいる状態だったか・・・メイドが「ラプサンスーションをお持ちしました」と部屋に入ってくる。ラプサンスーチョンってどんなお茶なのかしらん??というのが20歳ころのわたしの疑問。紅茶好きだったわけではないけれど、気になって仕方なく、その後様々なラプサンスーチョンを買い求め、イベントまでしたほどだ。昔は紅茶は「薬」扱いだった。なんてことは勉強をするようになって知ったことで、紅茶を良く知るようになった今、もう一度全部読み返してみたいと思うのであります。 「小公女セーラ」での一番印象に残っているシーンは屋根裏部屋でのティーパーティ。隣家からインド人がサプライズで豪華なティーセッティングをしてセーラを驚かす。小さかったわたしにそれは星がきらめくような夢を与えてくれた。英国文学はティータイムがどこかしらで描かれていて、それが少女時代から「素敵な夢」を与えてくれていたのだなあ〜〜と今思えば西洋への憧れは、わたしにとってはそのあたりにあったのかもしれない。 というわけで、わたしの作品の中で紅茶のシーンがある場合、それはわたしの少女の時からの憧れのシチュエーションってことなんだな〜 英国文学では推理小説以外ではオスカー・ワイルドが多分一番好きだ。それとヴァージニア・ウルフ。この二人のものに「夢」を感じていたわけではない。この二人からは「美」と「苦悩」を。この二つがなければやはり文学はおもしろくない。 (厳密に言えば、ワイルドはアイリッシュだよね。アイリッシュまで含めるとしたら、ベケットも入れたい。それと、キアラン・カーソン)
by eggdance
| 2019-01-21 20:53
| 展覧会/schedule
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