カテゴリ
全体 作品/art music art&music foods 展覧会/schedule works 版eqip画展示企画ユニット willow pattern movie MaskingMask 単なる日記 NHK文化センター 紅茶/Tea 『B&W』Shopping 英国 松本清志 その他 BOOKS 検索
最新の記事
フォロー中のブログ
エキサイトブログ向上委員会 a+ discovery 「英国と暮らす」 R.ECHO帽子製作所 Hello from P... ハナトモのベルギー→スウ... 亀福物語 Antiques&Jun... ギャラリー・バザレ / ... Kirinji-KeiK... クリスチの栗捨てる日々 mamaclio more orange… EX LIBRIS BO... 最新のコメント
以前の記事
2024年 09月 2024年 08月 2024年 05月 2024年 04月 2024年 03月 2024年 01月 2023年 12月 2023年 11月 2023年 09月 2023年 08月 more... ライフログ
出版してます
銅版画
CD
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
新作は10点あったのですが、いくつかをここで紹介しています。 『雨降茶壺』 紅茶好きですので、この中の「茶」は日本茶でも中国茶でもなくてあくまで「紅茶」です。 昔は紅茶は高級品だったので鍵つきのボックスに入れたんですよね〜。そして鍵は女主人様が持つことが多いのでした。 この壺は有田焼の設定です。17世紀、18世紀ころににヨーロッパに渡った日本の陶磁器ですが、輸出用のものはその要望に答えてどんどん大型になっていったようです。 ヨーロッパの貴族はお屋敷の大きな部屋にこうゆうものを飾りたがったからで、日本家屋とは違って巨大邸宅ですからね〜 さらにキラキラしたのが好きだから、金で脚をつけたり、デコレーションしたりしたものが多く残ってます。 わたしが描いた壺もそんな風に青の染付の有田焼の壺にあとから土台と鍵の細工を施したものにしました。 『壷中の天』という中国の言葉があります。そんなことはすっかり忘れていたのですが、FBで詩人のSさんがこの言葉のコメントを書いてくださって思い出しました。 ある商人の露天。壺がぶら下がっていて、1日の商売が終わるとこの商人がシュッと壺の中に入ってしまうのです。 壺の中ではたいそう楽しげに酒宴が行われていて、現実とはまったく違う楽しみが溢れている、というものです。 実は毎年お墓まいりと共に松本氏の実家のある下田の突端の弓ヶ浜に行ってますが、海岸沿いに「壷中の天」というホテルがあるんです。このあたりは民宿がほとんどなので、この立派なホテルが建った時には「へえ〜弓ヶ浜っぽくないな〜」と思ったものでした。実家があるのでもちろんここに足を踏み入れたことはない。 ホテル名が変わっているので昔調べたことがあったけれど、すっかり忘れていた。 で、わたしの壺は、中身は紅茶が入っているだけですが、青の染付の絵柄が不思議な雨降りの絵になっている、というものにしたのでした。 竹林を挟んで向こう側に太鼓橋があり、その上にレディが一人。 竹林の影に佇む男はこのレディに会いに来たのでしょうが、多分、きっと、この二人はただ見つめ合うだけなのでしょう。会いたいけど会えないのね〜 悲恋、ってことで。 この壺はどこに置いてあるのでしょう。それは『柳ホテル」の・・・・あ、妄想が!! 次の絵にその場所描こうかしら それは置いといて、その場所から移動させようとすると、あたりが水浸しになるのです。ザーザーザー っていうのはどうでしょう。どこに持っていっても土砂降り。 それは二人の涙かしらん 悲しい〜 問題は、中の紅茶が湿ってないかしらん??????ってこと! ジャンジャン 今週は金曜日13時ころ〜16時ころ 最終日の28日日曜日に在廊いたします。
by eggdance
| 2021-02-24 11:50
| 作品/art
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||