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![]() 個展二日目を終えました。ジェオグラフィカに引き続き来てくださる方も多くて嬉しいです!! また、ウィローパターンに魅せられている方や、わたしのせい(?)で興味を持つようになった方なども多く、わたしはウィローパターン伝道師(!!)」として、知ってることはなんでも話しています。好きなことなので、いくらでも話せます。 <One Day 銅版画ワークショップについて> スタジオで行っているワークショップについても質問が結構あるのですが、みなさんにお伝えしているのは、「プロの方(銅版画をすでにやっている方)に教えることは何もないのでプロの銅版画家はお断りしております」、という事(実際やりにくいから)と、面識のない方は失敗した(アトリエといえども自宅と同じだから)ことがあるのでお断りしています。こう見えてわたしは怖がりなので、急に奇行に走ったりする方だったりしたらと思うと、怖くて無理〜〜なんです。 要望があったので始めたのですが、基本的にわたしは教えるつもりは最初はなくって、たくさん持っているティータイム用の食器や美味しい茶葉を使ったアフタヌーンティーがしたいだけでして。人が数名集まればできるな〜との思惑でした。 しかし本当に奥が深くておもしろい銅版画のことを伝えたい、という想いは本当なので、その両方をやりたい、ということなのです。絵を見るのは好きだけれど、それが一体リトグラフというものなのか、シルクスクリーンというものなのか、木版なのか?実は大抵の人はわからないまま見ていることが多いことを話していて実感するようになりました。 けれども、実際に制作を一度でもしてみると、「なるほど〜ここがこうなっているものは銅版画だったんですね!」とか「あの表現はこうゆう技術でできていたんですね!」とか、絵を見る時の幅が広がり、美術館で見る楽しみは圧倒的に大きくなりますよね。それはとても楽しいことですよね。だから、絵を描いている人ではなくて、絵を見るのが好きな人とやりたいんです。そして、もう一つ、お茶が好きな人。これが条件です。ゆるいんです。ゆるくしかやりたくないんです。だって、楽しくないでしょ、ガシガシやっても <NHK文化センター青山校『ゼロからの銅版画教室』について> 銅板を磨くところから、文字通り「ゼロ」からちゃんと教えているのはこちらの教室でやっています。第2第4木曜日です。2時間なので少々短いですが、慣れてくると段取り良く制作できるようになります。現在いらっしゃっている生徒さんの中にはすでに銅版画をやっていた方もいらっしゃいますが、そうゆう方にはアドバイスをしながらやっています。プレス機が小型のものなので、B5サイズくらいまでになります。ご自分で銅板を用意、または9×12センチの銅板を用意しています。あまり時間が無い方、でも、続けたい、という方におすすめです〜 現在生徒さん絶賛募集中ですので、ぜひいらしてください! では第二回の作品紹介を始めます。 きょうは音楽を題材としたものなどです。 no.7『タミーノ、タミーナの美しい絵姿を見てしばし我を忘れる』 モーツアルト「魔笛」から 1993年とサインがあります。この年にわたしは銅版画を始めました。この作品が始めてから3作目です。 それまで百貨店の大きなウィンドウディスプレイなどの立体制作や音のでるキネティックアートなどをやっていたのですが、なんだか体力的に疲れてしまって、「デスクワークしたい...」と思うようになりました。もともと細い線のイラストも好きで、たまに仕事もしていたので、究極の細くて説得力のある線を求めてたどり着いた先に銅版画はありました。 細い細い線。しかし、存在感はわたしにとってはどの表現方法よりもあると思っています。時々この頃の作品を引っ張り出して、太くなってきた線をまた少し戻したりしています。 ![]() no.8『パパゲーノ、嘘をついて罰を受ける』 モーツアルト「魔笛」から 1993年の上のと同じ時期のものです。 パパゲーノのキャラクターが好きです。「鳥刺し」とは一体何なのかわからないままの小学生の時にNHKの教育テレビで見た日本のオペラ公演が忘れられない。 この時のパパゲーノは立川澄人さんが歌っていました。この方は明るいテノール歌手で、テレビでも活躍していましたね。ピッタリだと思いました。 口に錠前をつけられてしまっています。それはどうゆう状態なのかよくわからないのですが、絵ですから、どんな不条理も許されますね。これを引っ張り出して「鬼滅の刃」の女の子みたいだなあ、とビックリ! no.9『夜の女王、涙で語る』 モーツアルト「魔笛」から 1993年の上のと同じ時期のものです。 映画「アマデウス」でも「魔笛」はクライマックスを不気味に進行させる重要なファクターになっていました。 夜の女王の歌い方とあのモーツアルトの音符の作りは、クラシク音楽を超えてアートだなーと良く思います。「表現」とはそうゆうものだな、と。「声」のインパクトってなんて素晴らしいのでしょう。ソプラノ歌手の方はきっとだれでもこの役が夢なのじゃないかなあ? 嘘つきなのか真実なのか、よくわからない目つき。 この3枚のあと、タミーナとザラストロの下絵を描いていたけれど、力尽きました。やはり「魔笛」は手強い!!でもいつか・・・ ![]() no.10『牧神の午後の紅茶』 95×95mm 2017年に大森の葡萄屋の1階でひょんなことから3年間ティールームをやることになった時、紅茶の缶につけるラベルを制作。 「牧神の午後」はドヴュッシーの曲。そして、ニジンスキーがこのような衣装でエロティックに踊り、センセーションを巻き起こしたバレエリュスでもありました。 紅茶のペットボトル「午後の紅茶」とひっかけてこんなタイトルにしたのですが、気がついてくれる人は案外少なくてガッカリでした。 後ろの女神たちはカップ&ソーサーを持っています。 ![]() no.11『葡萄棚の下の恋』 280×350mm 同じく2017年の葡萄屋ギャラリー喫茶室が始まる時に、誘ってくれたギャラリーオーナーの水越さんにプレゼントするために描いたものです。 わたしが「葡萄」で連想するものはギリシャ神話だったので、牧神を中心に喫茶のコンセプトを考えた記憶があります。、木と石の造りの葡萄屋さんの壁には、もともと鹿のレリーフがはめ込まれたいたし、和風の造りではあるけれどどこか神話的なイメージがありました。 ブランコは実は若いころ通っていたセツモードセミナーのテラスのイメージです。あそこには小さな葡萄棚があって、セツ先生はそこの葡萄を使ってこっそりワインを作っておられました。少量でしたけどね〜。そのテラスは楽園のようでした。無くなっちゃって寂しいな。 では、きょうもみなさま良い一日を! きょうは13時ころから在廊いたします。 額付きの価格(額によって変動いたします。) no.7 23,540,- no,8 23,540.- no.9 23,540.- no.10 18,700 no.115 41,800.-
by eggdance
| 2021-04-03 11:09
| 作品/art
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