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(Facebookよりの 転載、加筆です)夕方紅茶教室でサー・トーマス・リプトンについての講座を。 詳しくは書かないけれど、アイルランドからグラスゴーに渡った労働者階級出身。その後バイタリティ、好奇心、今でいうところの際立ったブランディング力で世界のリプトンとなりヴィクトリア女王から「サー」の称号をいただく。 感動するのは、それでも何でも根っこのところはスコットランドの労働者階級なんだなーというところで、スコットランド好きとしては「いいぞ!」と心の中で拍手するのでした。 アイディアが秀でている上に商才もあってセイロンに自社茶園を作り「茶園から直接ティーポットへ」が最大のコピー。 先日何気なくTVで『炎のランナー』をながら見していた。1924年のパリオリンピックの陸上スタジアム。ほらほら黄色の広告見てくださいね! 「Direct from Tea Garden to Teapot」って書いてあるんだよ〜 さらにわたしが「おお!」と思ったのは、リプトンさんフットボール大好きで、1930年に始まったワールドカップの前身ともいえる「サー・トーマス・リプトントロフィー」なる大会を1909年に開催している!しかも参加国はドイツ、イタリア、スイスとイングランドプロチームではなくて、イングランドのアマチュア鉱夫チームで参加してるんですねー。調べてみるとこの鉱夫チームは最強だったらしい。 わたしはヨーロッパサッカーが好きなので、今UEFAユーロ2020で寝不足な毎日なのですが、先日のイングランドVSスコットランドはなんとなくスコットランドに応援してしまいまして、底力だしてスター選手の多いイングランドと引き分けにできた。 リプトンさんが生きていたらきっと盛り上がって巨大チーズと紅茶を振舞ったに違いない。いや、どちらのチームにもそうしただろう。 帰りの電車の中で調べていたら面白くって、、「コパ・リプトン」というアルゼンチンとウルグアイだけの大会もあって(1905年から1992年までやっていた)これにもトロフィーを寄付している。 とかなんとかリプトンからフットボールに興味が移ってしまったが、さらには、英国が作ったスポーツ、スポーツ精神にまで電車の中で思いめぐらせ、感慨深かった。 スポーツは英国貴族が作ったものが多い。スポーツ(ルールがちゃんと決められたもの)というのは、時間(暇)とお金があったればこそのものだからだ。このスポーツにおけるスポーツマンシップや、ルール=約束を守る、ということがまさに英国貴族ならではのあり方だ。 英国は不思議な国だ。 何度も何度も修羅場をくぐっているけれど、なんだかんだ言っても負けてはいない国なのだ。わたしがこの国を思う時、そこには国民のタフさがある。ズタボロになっても決して負け無い、と思う時、やはり良く言われる上流階級の「ノブレス・オブリージュ」の精神があるだろう。それを国民も信じているのだろう。 ちょっと羨ましい
by eggdance
| 2021-06-21 11:07
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