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2月11日ジェオグラフィカでの特別講座『The Willow Pattern Love Story銅版画紙芝居と銅版転写を巡る旅』にお越しいただいた皆様、ありがとうございました! 楽しい講座になりましたよ〜 ![]() 講座の後半にお出ししたお茶とお菓子。 参加者お一人様セッティング もちろんケーキ皿もカップ&ソーサーもウィローパターン これは、日本製「ニッコー陶器」の「山水」です。現在は「SANSUI」に変わり、カップの内側の金も模様が1本線になりました。多分カップ&ソーサー以外は製造しなくなったと思いますので、今後ケーキ皿などはなかなか手に入らなくなるかもしれませんね。すでにティーポットは滅多に見かけなくなりました。 でも、昭和のお家には今も食器棚の奥にあるんじゃないかなあ、良くおばあちゃんの家にあったからあげる、などと言われ、ホイホイいただいているので、びっくりするほど我が家には増えちゃってるんですが、、、 それと、今回わたしが作った英国菓子と選んだ紅茶のメニューカードをつけました。 表紙は「ヘンリー8世」がメイズ・オブ・オナーを食べて、美味しくて飛び上がっている銅版画作品よん ![]() ![]() 完全版は、劇伴音楽付きですがなかなか難しいので2回しかやった事ありません。1回目はmamaclioに手伝ってもらった国立『ギャラリー亀福』での個展でのイベント。 全10曲。 2回目は新宿区のイベントで一人でエレキギターを持ちながら数曲だけ。 ほぼ画集&CD「Bronze&Willow」からの曲となっています。 ![]() ![]() 上のはビュランと言います。これを使った技法を「エングレービング」と言います。 シルバーポットなどに施されている豪華な模様は、熟練の彫刻師さんが 丁寧に一つ一つ彫っています。 下のはニードルと言います。 これを使う技法が「エッチング」です。 これは、腐食液によって溝を作っていくもので、 力はいらないので「彫る」という言葉は使いません。「描く」または防食剤を「剥がす」が当たっている。 銅版の左側は、そのままの銅版で、溝がついていますね。ここにインクを詰めていきます。 右側の濃い茶色のものは、銅版に「グランド」と呼んでいる「防食剤」を塗った状態のものです。 ここにニードルで描画していきます。 ひと通り終わると銅版画の技法と銅版転写がどうやって作られるかを道具をお見せして、使い方を実際にやりながら説明。当時の英国社会事情などと合わせて、銅版画についても語ります。 産業革命の時代の功罪を語ればキリがないけれど、やはり英国におけるこの革命時期は面白いのだ! その中の交通機関の発展とともに、陶磁器の発展、印刷技術の発展があり、組み合わされていく歴史のダイナミズムにワクワクしてしまうわたしです。 学生時代もこの時代の世界史が大好きだったな〜今あの世界史の教科書をもう一度読み返したい、と思うのよね、、、実家の天袋にまだあるかなあ。 わたしはいつも銅版画からおこした『銅版転写』のお皿の絵を見ると、当時の職人に想いが飛んでいきます。 上手なのもあれば、下手くそなのもあります。 スポードが発明した銅版転写の最初のパターンだった「Willow Pattern」。 同じくスポードの最も有名なブルーイタリアンは50年後くらい後に完成しましたが、その銅版画の技術的クオリティは比べものになりません。ただ、絵の内容やパースペクティブ無視のヘンチクリンならではの愛おしさが、わたしをWillow Patternラブ!にさせているのです。 これがきっと世界中の沢山いるファンの共通認識ですね💕 今後もライフワークとして愛し続ける所存でございます。いつかちゃんとまとめないとねー もっとちゃんとブログに書いていけばいいんだろうけど、なかなか難しい今日この頃です。 ![]() 今回ジェオグラフィカさんからは、私が作った英国菓子を私が淹れた紅茶と共にいただく講座、との依頼だったため、前日2種類のケーキを作りました。 ヴァレンタイン月に因み「ギネスチョコレートケーキ」とヘンリー8世愛してやまない「メイズ・オブ・オナー」。ほぼ一人でセッティングせねばならないので、ギネスケーキの方はいつもと変えてカップケーキタイプにしました。 紅茶はチョコレートに合う「ウヴァ」が一杯目。今回のウヴァは特有のサルメチールが驚くほど効いていて美味しい。二杯目はアッサムセカンドにしました。こちらもコクがあってお菓子にピッタンコでした。 ![]() 次の日のティータイムもこんな感じでした お茶とお菓子があると、参加者同士のコミュニケーションも広がっていい雰囲気になるし、楽しいお茶会となりました。 スタッフの皆さんにも本当にお世話になりました! この日の夜は渋谷「公園通りクラシックス」で、ギターの佐藤紀雄さん、ヴァイオリンの原田亮子さん、朗読清水紘治さん、写真高木真希さんのコンサートへ滑り込み。「『ロルカ夢幻紀行』高木真希の写真と朗読劇と音楽」です。 真希ちゃんはジパングレーベルでいつもお世話になってます。素敵な写真ばかりでした。次は写真展かな?生の清水紘治さん、、ファンです。 BAR希望、でジパングレーベルY会長や音楽家の方達とワインを飲みながら音楽の話三昧でした。 良い一日でした! 久しぶりにちゃんとブログ書きました!またがんばりまーす
by eggdance
| 2023-02-15 12:17
| willow pattern
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