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土曜日、銀座のスパッツィオ・ブレラ・ギンザ10階 Galleriaに高宮城都江さんの銅版画個展『空想瓶詰展/モルガナのお化けたち」を見にいった。
彼女はわたしが初めて広島のギャラリー・バザレで個展をした時に見にきてくれた人だった。大学の日本画専攻だった。その後東京で一度個展があって、見に行った。それからしばらく音沙汰もなかったけれど、昨年暮れの伊東屋での個展の時にまたしても現れて、わたしが使わせていただいている工房に入った、とのことだった。それはそれは、楽しみねえ、工房で会える日を楽しみに、と言っていたら、事情があって九州の実家へ数ヶ月後帰ってしまったのだった。と思ったら、1年もたたずして銀座の個展の案内をもらい、しかも今までよりも世界が力強くなっているように見え、とても楽しみに見にいった。 このギャラリーがとにかく驚きのギャラリーで、入り口がわからん・・・。セキュリティーがしっかりしていて(というか厳重)、受付の人がギャラリーへのエレベーターを操作しなければ勝手に上まで上れません。いいのか悪いのかよくわかんないけど。最上階のギャラリーは上がドームになっていて、光が燦々を入り気持ちがよい。ギャラリーを見学するだけでも楽しいわ、ココ。肝心の作品群は全部自宅でコツコツがんばって制作してきたもので、イマジネーションあふれる奇妙な動物たちが少し古めかしいオペラの世界に生きている感じでよかったなあ。わたしの好きな世界がちょっと重なっていて(たとえば鉱物とか)会えてよかったね、と話した。工房なんてものもない、版画道具専門店もない、そんな場所でもこんなに立派に制作している彼女が、とてもすばらしく思えた。古い星座のような版画のカードセットを(逆に)プレゼントされてしまいました。ドラゴンフルーツでも持っていけばよかった・・・(そんなかたちの動物がいたのでした)。 バザレの偉大な猫レオがつい先日大往生してしまったことを教えてあげた。この猫見たさにバザレに良く行った、と言っていたので。 銀座から外苑前へ移動。ギャラリーハウス・マヤで「L'innocente-文学にみる少年少女達の心のゆらぎ-」という企画展を見る。 21人が21の少年少女もの本に絵を描いている。「ミニヨン」もあった。ゲーテの。わたしの「卵ダンス」をするミニヨンとは全然違うものだった。タダジュンさんの黒い力強いタッチの「マンハッタン少年日記」がよかった。久しぶりに山口はるみさんの絵も見た。サガンの「悲しみよこんにちは」だった。ショート・カットのジーン・セバーグのイメージがやっぱりあるようだった。昔のスプレーの絵とは違ってサラッとしているけれど、やはり洗練されているなあと思った。「B&W」ができてから何度かマヤを訪れているけれど、いつもマヤさんには会えるもののレンさんには会えなかった。きのうやっと会えて、「B&W」が完成したことを喜んでもらった。思い出すわねえ、2002年の「柳ホテル」の個展・・と話すのでした。 そこからいつものコーヒー屋へ。ナガシマさんと相棒大橋嬢と会う。このコーヒー屋のご夫婦と鏡面のようになんだか似ているこの二人。この日も偶然に全員が黒い服で(コーヒー屋夫婦はいつもは黒っぽくないのに)、やっぱり気持ち悪いほど風情が似ているのでした。シフォンケーキのクリームが凄くおいしかったので褒めるが、やはりこれは手でホイップしてるかららしい。 ナガシマさんの尽力で前橋と高崎に「B&W」が置かれることになりました。凄く宣伝してくれて嬉しいなあ。聞けば、CDを聞かせたら買うと言ってくれた人が何人もいたらしくて、それが嬉しい。 前橋の「フリッツアートセンター」と高崎の「SLOW TIME」というところです。 ナガシマさんに言わせるとわたしは遊園地のジェットコースターで、最近はジェッツ、と呼ばれている。ナガシマさんは自分ではゆっくり回るティーカップだと言ってるけど、実は群馬のドンかも・・・ドンというのはゆったりしてるもんだ。 ブラブラと原宿を3人で散歩しながら話していたら、わたしの曲は不協和音があるせいか、それが耳について繰り返し頭の中を巡っていくのだそうで、それは何人かに最近矢継ぎ早に言われた言葉だった。「それはコードで作ってないからよ」と答える。これがどうもこの1年間で一番多く語ったことだったような気がしてきた。参加ミュージシャンの方達には、それがとても大変な作業に繋がったようで、苦労をおかけしたけれど、今年末のライブのために今リハをしている牧野くんと関島さん、二人ともそこでまた苦労している。だけど、だけど・・・・そこが大事なんだよ・・・実は。コードでは伝わらない1音が、一番わたしには大事な1音であることをわかって欲しい。先日のリハでは、このトリオはどうも「不条理」な感じ・・・の音、というのがキモになっていた。うるさくも静かでもなく、3人3様な響きが不条理でおもしろいような気がしてきた。それぞれがアイディアを出しています。これもなんだかアーティスティックな感じで、ちょっとおもしろくなるかも・・・。 バイバイしたあと、電車の中でフレイレフ・ジャンボリーの曲を聞く。1曲、繰り返し聞いていたのでイメージが固まり歌詞ができあがった曲がある。これは、ライブの時に言いますが、とっても曰くのある曲なんだよね〜。1月のフレイレフとのライブでは、彼らのオリジナル曲に3曲歌詞をつけて歌います。2曲はまったくの歌手として歌うのだっ!ギター無しで、というのは1回だけ経験があります。この時には、自分がギター無しでやれるんかい???とちょっと恥ずかしい気持ちもあったものの、やるからには成りきってやったるワイ、と結構楽しんでやったのでした。実際凄く楽しかった。歌手ってえのは気持ちの良いもんですねえ。今回もきっととても楽しいものになると思います。 てなわけで様々練習したり曲を作ったりしつつ過ごすきょうこの頃ですが、そうこうしながらも、銅の立体の緑青が・・・・な〜んか変なんで、ちょっと心配・・・。撮影まであと二日。緑青がきれいにつきますように〜〜〜。
by eggdance
| 2007-12-16 21:13
| 『B&W』Shopping
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