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と行きたいところですが、次の個展のための新作を数点制作中で、また忙しい。今回の個展は「B&W」を中心にする予定なので、前年の伊東屋さんでの個展をふまえたもの、という予定でした。でもねえ、やっぱりギリギリドドンパ娘としては、この期に及んでイメージがブハッと膨らんでしまいまして、数点頭の中を駆け巡りました。きのうは工房で新作に手をつけ、刷り増しを1点。新作といってもあと1週間ないのにねえ・・・いつまでこんなことしてるのか・・・でも、できれば嬉しい。途中仕事の打ち合せに出て、もの凄くポジティブな女性と話す。ここでさらにイメージが膨らんだものがあり、ああ、時間が欲しい、時間があればあと2作できるのに、と悔しい気持ちになってしまった。夕方は伊東屋さんに行き、昨年めでたく売れた「ヒバリ/Sing alone」と「一緒に行くかい?」の額を注文。伊東屋さんのみなさんに3月1日の発売記念コンサートの宣伝をする。これを見なくては!と力説する。帰宅後、名古屋で買った味噌煮込みうどんを調理。おいしいがね〜 28日のライブを終えて、いつも来てくれるもりえニャゴローZさんと千駄木くんと一緒にほとんど終電で帰宅。二人とも楽しんでくれたようで良かった良かった。フレイレフはみんなを楽しくさせますね。そういえば、少し前にまだフレイレフの「空飛ぶ円盤」の歌詞を作ってる最中に千駄木くんとわたしはジプシー映画を一日に3本見たのですが、その時に「少年マガジン」のグラビアみたいな歌作ってるのよね〜、と話していたのでした。で、MCで瀬戸さんがまさにそうゆう気持ちで作った曲だというので、ビックリしてしまったのですが、本当にタイトルと曲調だけで、あの空想リアルイラストレーションのことしか思い浮かばなかったのでした。伝わるものですねえ〜、不思議だなあ。 この日すでに疲れてましたが、翌朝10時にはまた吉祥寺に出向いて2台の車に分乗して名古屋いりなのでした。 わたしと野田っちとはずっとパーカッションの池田さんの運転する車に。車の運転の上手な女はかっこいい。ガソリンをセルフでチャッチャと入れられる女はかっこいい。わたしもタイヤ交換とチェーンつけは経験があるので運転はうまくないけど、案外かっこいい。 この日は先日まで大森のギャラリーFIRSTLIGHTで二人展をされていた常滑の人形作家さんがご夫婦で来てくれていて、終わった途端ステージ前まで来てくれて「カッコよかったです〜、シーナみたい〜」と言ってくれたのでちょっと嬉しかった(シーナ&ロケッツは昔よく聞きましたが、大分違うと思いますけど、ま、いいか)。都合のよい性格なので、褒められたことだけ覚えているわけだけど、1stセットが終わったところで、楽屋に戻ったら、フレイレフのヴァイオリン奏者で、「朝の月」「Wonder in Winter」を一緒に演奏してくれた山口涼子ちゃんが「最後の『ヒバリ』、本当にすごく好きです・・・」と宙を見つめて滲みじみ言ってくれたのがとても印象的でした。それどうゆう歌なのか、いつもこうゆうスタイルなのかなど聞いてくれたことも嬉しかった。リョーコという名前の子は回りに数人いるけれど、みんないい女だ。涼涼は大阪ではクラシックのオーケストラでも演奏されている方で、美人だけど男前な性格がとてもかわいらしいとわたしは思ってる。どうもありがとー。 こうゆうクラシックをやってる人にも、先日の「詩と思想」の新年会に来ていたお父さん詩人さんや若い女詩人さんにも「ヒバリ」はいい詩だと言われたのがとても励みになっている。わたしの曲の中でも、この曲は尖ったものだと思うのだけど、自分自身でもこの歌詞、曲両方とも込めた気持ちは重たいものなので、やはりそうゆうものはどんな人にも伝わるものなのかもしれない、と思い、この曲を褒められると勿論うれしくなりますが、もっと違う気持ちにもなる。それは、これを好きだ、と言う人のことをわたしは好きになってしまうのでした。いや、それともちょっと違うかもしれないなあ。その人のことを大事に愛おしく思うんですねえ、何故か。多分、孤独感だろうと思います。その人の孤独感が愛おしい。媚びるような曲は今までいっさい作ってないつもりで、そうやってきて本当に良かったと思える一瞬でもあります。CDでは、今井和雄さんがわたしと一緒にギターを弾いてくれています。何度聞いても不思議な音がどこかから聞こえてくる。録音されたものなのに、音はいつまでも生きて動いている。また宣伝しますが、3月1日のコンサートでは、CDと同じように、「ヒバリ」は今井和雄さんのギターとわたしのヴォーカル&ギターオンリーで演奏いたします。この日もきっと、音は浮遊して胸騒ぎして全体を包むと思います。本当に楽しみです。 終わってから野田っちに「ちくさ正文館」の古田ワンワン一晴さんを紹介された。さっそくビールで乾杯。この書店で「B&W」は売ってます。名古屋のみなさま、よろしくお願いいたしまっす!いい書店だ!行ってないけど。 古田ワンワンさんとは何故かいきなりICPの話なんぞしてしまい、おもしろかった。名古屋の本屋さんが連携してイベントをしている話などもおもしろい。今本屋さんは古本屋も一般書店も垣根がなくなってきているように思う。お互いの個性を尊重してみんなで本屋を盛り上げようとしている。この古田ワンワンさんに「うまいギタリストはたくさんいるけど、おもしろい人はそうはいない。あなたのギターはおもしろいね〜」と言われたのがこれまたこの日はとてもうれしいことでした。なによりの褒め言葉だと思ってます。ありがとうございました。「B&W」を聞いてもの凄くロックでかっこいいと思ったそうで、「あなたはロックの人なのだと思った」とおっしゃるので(ドドンパ娘とも言ったくせに)、勿論そうだ、とお答えした。 ここで大阪にそのまま帰るフレイレフ・ジャンボリーの面々と別れることに。本当に楽しい2日間、そして前日のリハでした。リーダーの瀬戸さんはいつも一生懸命で、すべてをしきっていながらも演奏し曲を作りしゃべり、凄い集中力だなあと思います。メンバーの方たちも信頼しきっているのだと思います。とてもイキの合った楽しくてノリが良くて、そしてうまいっ!バンドだと思います。バルトークも良かったし、わたしが好きだからと、クストリッツア映画から2曲もやってくれたのですが、モルダビアンソングはいつ聞いてもじんわりといい曲ですね。大好きです。「モリー・ゴングの一生」のアレンジをしてくれた河村さんもありがとうございました。あんなファンキーなのになるとは思ってもみなかったですが。途中池田さんのパーカッションのみをバックに歌うところが、ヴォーカリストなんだわ〜わたし〜と思えてくすぐったくも気持ちよかったです。愉快なわたしの左隣のサックス&トランペットダンサーチームにずいぶんリラックスさせていただきました。ありがとう。瀬戸さんの曲では最初は「Rag」が一番作りやすくて好きだったのですが、苦しみながらも最後には良い詞になったと思う「Orstrich Jump」が気に入ってます。そして、少年マガジングラビアまたは円谷風「空飛ぶ円盤」は、全編とても楽しい完成されたエンターテイメント作品に仕上がったと思います。いつかまた、一緒にこれらが演奏できるといいなあ、と思っています。何かあったら呼んでくださいね!ダチョウのようにジャンプして馳せ参じますよ〜 みなさんと堅い握手をしてお別れしました。古田ワンワンと野田っちと得三へ向かう。ここで地元の方たちとご飯&打ち上げ。と、そこに腹をすかせたピカリちゃんが。ピカリさんが熱心に歌詞のことを聞いてくれるので、嬉しそうにわたしの妄想話をするのでした。大阪の通天閣の下の商店街が昔トラウマで、あの将棋道場の引き戸から曲を作ったことがあるとかなんとか・・・。ほとんど他人には理解できないわたしのトラウマ話ばかり。豊橋のお稲荷さんがこれまた小さい頃のトラウマだったことがあり、赤い鳥居をくぐれなくなった話をしたら、今ならもう大丈夫かもしれないから、行ってみるとよい、と地元の方に言われる。やっぱり想像しただけで今でも怖いですけど。そうこうしているうちに、野田っちの体力もついに尽き果て、うたたねしだしたので素敵なホテルに東京組の我々は引き上げることに。演奏してる方は、終わったあとにはカタルシスがあって、疲れているとはいえハイな気分が続いているけれど、その回りで働いている人は、終わったと言ってもカタルシスの質が違うわけで、ドンヨリとした疲れが残るだろうと思いますねえ。野田っち、打ち上げ以来本当にお疲れさまでした!!いつもありがと〜 そして、フレイレフ・ジャンボリーのメンバーの皆様、曲を作る作業もライブもツアーもどれもとても楽しかったです。そしてたくさん助けていただき、ありがとうございました。これからもがんばってください!わたしの友人達もファンになったみたいですよ。なによりよかったです。 そして、ホテルでわたしは変な映画(Hなんじゃないよ。だらしないロンドンのバンドの映画みたいだった)を見ているうちに寝てしまいました。 実は次の日がライブツアーよりも恐ろしく過酷な一日になるとは、我々知る由もなく・・・・眠りつづけたのでありました。 では、つづきはまたあした。 1月29日(火)@名古屋 58月(ゴヤムーン) <1st set> 1 Weeping Willow (松本里美ソロ) 2 化石を見たかい? (松本里美ソロ) 3 まぶしいチョコレート (松本里美+太田ピカリ) 4 Eel Pie Island Song (松本里美+太田ピカリ+河村光司+瀬戸一成) 5 朝の月 No. 5 (松本里美+山口涼子+藤沢祥衣) 6 Wonder in Winter (松本里美+山口涼子+藤沢祥衣) 7 モリー・ゴングの一生 (松本里美+フレイレフ・ジャンボリー) 8 ヒバリ (松本里美ソロ) <2nd set> 1 NIHAVENT ORIENTAL (フレイレフ・ジャンボリー) 2 NIPPON KLEZMER (フレイレフ・ジャンボリー) 3 バルトークの「2つのヴァイオリンのための44の二重奏曲」より、36番 (フレイレフ・ジャンボリー) 4 空飛ぶ円盤 (フレイレフ・ジャンボリー+松本里美) 5 Ostrich Jump (フレイレフ・ジャンボリー+松本里美) 6 Moldavian Song (フレイレフ・ジャンボリー) 7 熊狩り (フレイレフ・ジャンボリー) 8 アントニオの卵 (松本里美+フレイレフ・ジャンボリー) 9 Wedding Tune (松本里美+フレイレフ・ジャンボリー) En. Rag (フレイレフ・ジャンボリー+松本里美)
by eggdance
| 2008-02-02 20:52
| music
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