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伊東屋ミニギャラリー「the Joy of Christmas」25日までです!
寒くなってきましたね〜。 きょうはいよいよリアルに「プレゼントを選びたい・・・」と捜すお客さんがボチボチと。 ミニ額や江川渡子さんの版画入りのアクセサリーなど最適かと・・・・ コチラ「the Joy of Christmas」のインフォメーションです。 http://www.satomin.jp/info/exhib/11christmas.html きょうの一枚 「Get a present!」(100mm×140mm) ![]() 靴下についたボンボンを狙う猫ちゃん。 靴下についた骨を狙うワンコ。 ・・・てな作品です。 「プレゼントはこの手で奪い取るんもんじゃ〜」、という弱肉強食図でした。 骨がわかりにくりかしらねえ、、、、 これは凹凸版という刷り方です。版画はいろんな技法があって楽しいなぁ〜 エキップブログではほかの作家さんの作品も少しですが紹介中です。 http://eqip.exblog.jp/ あしたは13時ころギャラリーに行ってます。5時半くらいまで。ほか、山本佳奈枝さん、永島幸子(エキップ)が在廊しています。 そうそう、追加で書きます! 桑原弘明さんの「Scope」展をきょうは見てきました。見るというよりは「のぞき」です。 初めて見た時、クラクラしてしまい、ああこの中に入りたい・・・いや覗きというのが魅力なのだ、このモヤモヤがいいわ。と本を買って覗き見を楽しんでいた。美しい固まりの中の小さな宇宙。どこまでも緻密で、そして人の気配を感じる部屋や風景が完璧にちっちゃくちっちゃく作られている。実際にライトを係の人につけてもらって見なきゃ駄目なの〜〜よ〜〜作るのに凄く時間がかかるので、今度はいつ見られるのか。 ![]() #
by eggdance
| 2011-12-23 22:57
| 作品/art
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伊東屋ミニギャラリー「the Joy of Christmas」25日までです!
企画はEQIPです。松本と永島幸子と濱中大作がメンバーです。今回は女子部での企画でしたが、きょうは濱ちゃんも来てくれました〜ありがとう!今年は1月にポポタムでの蔵書票展「BOOKMETRO」を企画しました。また、来年3月も都内ギャラリーとの共同企画展が決まりました!これ、結構おもしろいです〜お楽しみに。 コチラ「the Joy of Christmas」のインフォメーションです。 http://www.satomin.jp/info/exhib/11christmas.html 今日の一枚 ![]() 『イヴのアリス』 イヴの日にうたた寝していると、おもちゃたちが動き出します。 赤いスカートのの人形が魔法の粉をふりかけたら、とろとろと眠くなってしまった。 「くるみ割り人形」ブーケを持ってプロポーズしにやってくる。腹話術の人形はアゴをガクガクさせてチュッパチャップスを舐めだした。木馬も頬ずりしにやってきたよー。鉛の兵隊がスカートにはしごをかけて登頂秘密作戦開始。ブリキの乳母車のねじが動きだし、ビックリ箱からダックスフントが飛び出した。 これは夢か現実か。 夢でもなく現実でもないのでした。 ではでは、わたしも眠ります。 何かが動いていても絶対に目は醒めません。だってくだびれちゃったんだも〜ん あしたは13時ころから伊東屋ギャラリーに行っております。 #
by eggdance
| 2011-12-22 00:30
| 作品/art
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the Joy of Christmas展
2日目が終りました。 朝早めにいって、少しレイアウトを変えました。ツリーにぶら下げたミニ額もよく見えるように手前に出したり、カード類など7人もいるので、わかりやすいように名前のシールをつけたり。 自分のシートがちょっとしか準備できていなかったので、昨晩遅く家で刷り増ししました〜〜〜〜 幸いその作品が売れたので、ホッ そのほかにクリスマスっぽい絵を少しファイルから出して、シートに入れてきました。 今回の新作は5点あります。その一つは「おしゃれ」です。 ![]() タイトルは描く前から決まってた。しか〜し。これはトナカイなのか、シカなのか、、え〜い、もうどっちにも見えないジャンカ〜、そうだ、こいつは犬だ! 犬だったのだ! というわけで、試行錯誤してこのようになりました。 きょうは素敵な夜。こんなにおしゃれしてるんだから、労働拒否だかんね。 サンタは一人でソリをひくのでした。 メリークリスマス! あしたは午後1時ころから5時半ころまでギャラリーにおります。 待ってまーす #
by eggdance
| 2011-12-17 23:10
| 作品/art
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<the Joy of Christmas>
きょうは、11時過ぎから5時くらいまでおります〜 詳細:http://eqip.exblog.jp 2011年12月16日(金)〜25日(日) 会場:銀座伊東屋 8Fミニギャラリー 月〜土/10:30am〜9:00pm 日祝/10:30am〜8:00pm *営業時間は変更になることがあります。銀座伊東屋サイトをご確認ください。 ・参加作家 アンドーヒロミ、永島幸子、松本里美、まなかふみこ、山本佳奈枝(以上銅版画)、宮越暁子(鉛筆画、木版画)、江川渡子(コラージュ、アクセサリー) #
by eggdance
| 2011-12-17 08:32
| 作品/art
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16日〜25日までの10日間は是非銀座伊東屋8階ミニギャラリーへ!
EQIPの女子部、松本と永島の企画でお送りする今年最後の企画展です。 ![]() 詳しくはエキップのサイトで。http://eqip.exblog.jp/ 7人のミニ額がツリーのオーナメントになっています。これらは1点ものなので売れたらおしまいです。尾お早めに! わたしのはこんな感じのです。 ![]() シートもあるんですよ〜 先日までポポタムでやっていた「小さな窓」展のシートをマットに入れて置いています。 ![]() そのまま飾れるのです。 きょう搬入でした。みんなの作品も楽しいものがいっぱいでした。 宮越さんは鉛筆画。絵本も置いています。 山本さんのサンタカードは黄金のパンツはいててかわいいですよ〜。 江川さんの版画の入ったアクセサリーやストラップはおしゃれです。 まなかさんの黒い黒いメゾチントは題材ラブリーなんでギャップがおもしろいです。 アンドーさんのはプレゼントがいっぱいです。 永島さんのは小さな小さなものがたくさんです。虫眼鏡置いてますのでジックリ見てくださいね! みなさんの作品は少しづつ紹介したいと思います。 あしたは松本、永島は11時から在廊しています。山本さんも午後から在廊です。 楽しいクリスマス展、はじまりま〜す! #
by eggdance
| 2011-12-15 23:33
| 作品/art
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![]() http://www.satomin.jp/info/exhib/11christmas.html ポポタム「小さな窓ー山ー展2011」と伊勢丹「松本里美銅版画カップ&ソーサー展」ドドドド怒濤のように終りました。 次は今年最後の展示になります。クリスマス企画です。またしてもギリギリガールッ!!大きい版の腐食を漸くしているので、ホっと一息ついてやっとブログ書くのズンズラ 小さな窓展は12点の10cm角額に納まるものを展示していました。小さいといっても作る気持ちも労力も大きいものとそう変わらないし、案外小さい方がジックリみるような気もするし、キチンと制作しました。そのためサッと作るというわけにはいかず、時間かかりました。わたしの作品は、1枚1枚激しい妄想の嵐!!ストーリーがギッシリ詰まっているので、考えている時間が長く、その間にもうヘトヘトになっているような気さえする。妄想しているところですでに「おまえはもう死んでいる」状態なのかもしれない。 いくつかが売れて、ポポタムでは1月の「BOOKMETRO/蔵書票展」、6月の「鯰絵展」、7月の「BOOKMETRO」の大阪巡回と続き、1年通してお世話になり、先日すべての精算も終えた。ありがとうございました!! また来年お世話になりそうです。今後ともよろしくぅ〜 伊勢丹カップ&ソーサー展のアート&フレーム売り場は以前と売り場が変わり、アートギャラリーの向かい側になったので、人の流れも良く、絵を見たい人がスルスルと来る場所になっていて、たくさんの人が来てくれて購入もしてくれたようで良かってです。伊勢丹のこの場所では何回かプチ個展をさせていただいているけれど、今回は担当の方が本当に力を入れてくださって、豪華なアンティークカップ&ソーサーを飾ってくれたり、わたしが書いているカップの模様についてのキャプションをわざわざ制作してくれて展示してくれたりしてくれたため、足をとめてくれるお客さんも多かったようです。やはり、気合いの入れ方は大事だ!今後ともよろしくで〜す ![]() 最後の日曜日にはわたしの母、姉夫婦、兄夫婦、ウチの家族全員が集まってワイワイガヤガヤ。7階の魯山人の店で会食をしたが、あまりにもうるさくて全員疲れ果てた。味もわからんのだった・・・・ナムサン 良い記念になりました。 最終日の6日、この日一日だけ7階のバンケットルームで「カップ&ソーサー逸品展」という展示をやっていて、終るころ案内していただいた。飾るためのものが多かったが、セーブルのディナーセットやミントンのトルコブルーのかわいらしいもの、ウィローパターンの珍しいものもたくさんあっておもしろかった。 西洋骨董の店の方直々に解説してもらって見たが、ウィローパターンについては完璧にわたしの方が詳しかった。そんなわけで、とあるコレクターの方に紹介していただけることになり、しつこくやってると良いことがあるものだなあ、と思うのだった。カップ&ソーサーはおもしろいのだ。次はどんな模様のにしようかな〜と捜すのが楽しいし、それをどうやって絵にするか考えるのも楽しい。 この展示で一番高価なものは1客700万円のセーブルのものだった。そのあと見たミントンが84000だったが、「安い〜」なんて、勘違いしちゃいそうで怖かったわ〜 こういったものは歴史を知っていると楽しい。ウィーン万博とロンドン万博のジャポニズムの影響が色濃く出ているものは特にわたしの興味をそそる。家紋がそのままついているものもある。西洋人にとってはそれは単なる模様にしか見えなかったのだろう。わたしが西洋中世の旗を見て、滅ぼした国の印が増えていく、というのを知ったのは随分あとのことだ。そんなもんだ。そして知ることは楽しい。 この二つの展示の反応がとても良かったので、嬉しかった。 嬉しいと同時に刷り増しが増えて、クリスマス展の作品が大幅にズレ込んでいるのでありまして、あと数日しかないのに、まだ新作は完璧にできているのは1点しかない!!!ってど〜よ! 現在15cmくらいのものが2点進行中。そして40cmくらいの大きめのものを腐食中。ええ〜〜!?そんなんで大丈夫なの?オレ いつもギリギリで自転車操業です。そしていつもちゃんとできるのだけど、今回は想定外のドタバタもありまして、そう簡単にできない状況なのであります。クリスマスの作品は手元にたくさんあるから、いざとなったらそれを、と思ったりもしていたけれど、やるだけやるし、出来る限りがんばります。企画者だからといって手を抜いてはいけないよね〜。 でもね、ほかのみなさんはわたしが知る限りみなさんシッカリすばらしい作品を作っています!どうぞ、たくさんのかわいらしい、そしてガッツリと真剣に制作した作品群を見にきてくださいませ!それぞれ個性的な作家さんたちです。 そして、この7人全員参加のカレンダーはもうできています。 こんな感じです。 http://eqip.exblog.jp/16755782/ EQIPのサイトで全部見られます。伊東屋でのおとり置き予約も受けつけていますし、遠方の方にはお届けもしていますので、ドシドシ連絡くださいませ。予約、購入の方もコチラでくわしく書かれていますので、ご覧になってくださいね。 <EQIPのクリスマス特設サイト> http://eqip.exblog.jp/ わたしはその他に伊勢丹で出した新作数点も展示する予定です。また、小さい小さいミニ額も数点出します。EQIP恒例のシート売りコーナーも作りますよん。わたしも小さめのものを出します。これらはマットをつけて出すつもりなので、そのままピンで飾れると思います。 なんてことは考えてますが、実際どれもまだ作ってな〜〜〜〜〜〜〜い では、みなさん一緒にドキドキして16日を待ちましょう! 南無三 #
by eggdance
| 2011-12-11 01:34
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伊勢丹とポポタムと二つ展覧会進行中なので、連続ブログ。
ポポタムにきょう行ってきました。数点売れてた!よかったです〜ありがとうございました。 もうあしたで終わりなんですね、、、悲しい。結構がんばったなぁ・・・・良い作品ができたと思ってます。 きょうご紹介するのは、「人」との関わりについてのもの。 ●「山もりの想い」 ![]() 突然ですが、「わたしだってこんなに想ってるんだよ!」と伝えたくなったのでこんな風なのを描いてみました。 普段家族や友人や、たくさんの人たちから愛をもらっているなあ・・・・しあわせなことだなあ・・・・と感じるきょうこの頃です。わたしはしあわせだなぁ、と感じているけれど、みんなはどうかなあ・・・・とフと考えてしまった。 わたしはそれに見合うだけのことしてるかなあ。してるかどうかはわからない。伝わっているかどうかはわからない。でも、確かにわたしはたくさんの想いを持っているよ!と伝えたいなあと思ったのでした。こう見えてもわたしは山もりの想いを持っているんだよ〜〜と言ってみたくなった。胸いっぱいです。 なんだか暖かい気持ちになって作りましたよ。 ●Stand alone ![]() ところがドッコイ、普段のわたしは基本精神はですねえ、一人でやれるだけやる。徒党を組まない。孤高に生きる。なんて感じなんですね〜。これじゃあ山もりの想いは伝わるわけはないかもしれないです。基本姿勢です。 このくらいの気持ちでなんでも取り組まなくちゃイカン。オリジナリティとはそうゆうもんだろう、と頑なに感じてます。が、しかし、普段の生活ではたくさんの人に助けてもらってるし、そんなに孤独でもない。というより楽しい。う〜ん、なんだろうか、コレは 個を大事にすればおのずと広い気持ちになるということに違いない。しかし、なにより志は高く、風に立ち向かうべし! ●連れてって ![]() とはいえ、俄然人に頼りたくなる時もある。もうどうでも良くなって身を任せたくなる時もある。気持ちの良い方へヘロヘロになってついて行きたい気分になる時もある。 氷山につかまって、ケ・セラセラ〜〜〜どこに流されていくのかしらん????わかんないけど気持ち良さそうだから一緒に行きたい〜〜〜、と鮹は言っております。 誰かと一緒にいたいよね。 これは3月11日の震災から多くの人が持った希望だ。3月11日から人に対する気持ちは随分と変わった。 地球最後の日が来たとしてサ、この3つを重ね合わせて、強くて弱くて頑なで柔軟でいれば、その日だって幸せかもしれない・・・なんちて #
by eggdance
| 2011-12-03 01:52
| 作品/art
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by eggdance
| 2011-12-03 01:13
| 作品/art
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引き続き伊勢丹5階でも「カップ&ソーサー展」やってます!
が、しかし今日も「小さな窓展」の作品のご紹介をします。期間短いのですぐやるのだ。 きょうは、映画、オペラ、西洋の頽廃・・・みたいなくくりにしてみた。 ●フィツカラルド/船は山を登る ![]() ベルナー・ヘルツォークの映画「フィツカラルド」が好きだ。 奇才監督と怪演俳優クラウス・キンスキー。それに絶世の美女クラウディア・カルディナーレが出ている。 南米(撮影はペルーだったと思う)の山奥、ジャングルにオペラハウスを建てようとする男フィツカラルド。山を大きな蒸気船が登っていく様子は狂気でもあるが、ダイナミックさに釘付けになった記憶がある。白いスーツを着た西洋人が、現地民に蓄音機でオペラを聞かせたりする。ジャングルに向ってだ。重労働を癒すためだったと思うが、この絵ヅラもまた狂気に満ちていて美しい。西洋文化を押し付けるという傲慢は、同時に虚しさに満ちている。が、しかし、彼は諦めない。 ●フィツカラルド/船登頂 ![]() ジャングルとオペラ。山と船。この発想があまりに魅惑的でクラッとしたものだ。そして、実際映像はクラクラグラグラしたのだった。なんとも不安定な思想。なんとも不安定な発想。 ●ラ・パロマ ![]() 「ラ・パロマ. La Paloma」スイス映画です、ダニエル・シュミット監督作品。 実はyoutubeでしか見ていない!見たいのだけどまだ見れてない。それでも、なんとなくなんやかやと読んだり見たりしているためわかったような気分になっている、というヒドイ話です。 でも、わたしが見たyoutubeのシーンはすばらしかった!それでいいのではないのか?と思っている。 スイスの山の上なのかどこなのかわからないが、とにかく普通のワンピースで登るような半端な山とは思えない山の山頂にいる二人。オペラ歌い上げます。その山の上を女(女神みたいに)がフワ〜〜リとゆっくりと横切っていきます。オーバーラップ。 富豪の息子イングリット・カーフェンと不治の病の娼婦の歌姫・・・椿姫みたいですね。なのでオペラチックなんですね。この山頂のシーンのイングリット・カーフェンを見ると、なんだかポッテリぼっちゃんで、オスカー・ワイルドみたいに見える。だからなのか、これもまた耽美で退廃的な雰囲気に満ちていて、わたしの心をグワシと鷲掴みにしたのでした。 物語りを読んでみると、やはりこれも西洋の頽廃と傲慢が含まれているように思える。映画を見たらまた違う感想も出てくるだろうけれど、この山頂のシーンと、とてもいい男とはいえないが怪演をしてそうなイングリット・カーフェンの様子だけで、いいような気がした。 山の上をゆったりと泳ぐように過ぎてゆく女、というのは魅力的だ。わたしが好きなエミール・クストリッツアは、「ジプシーの時」では大きな七面鳥をゆったりと空に飛ばせた。花嫁も死に際に宙に浮いた。「アンダーグラウンド」でも花嫁は宙を舞う。ベールが緩やかになびく様子といい、シャガール好きが良くわかる。 わたしも空を飛ぶ女を良く描いている。女も男も空を飛ぶ。 ただし、わたしのはちょっとスピードがあるんだよ。ロケットみたいにシュッと飛ぶ。 気がついた時には夢か現実がわからないくらいが良い。 #
by eggdance
| 2011-12-01 22:51
| 作品/art
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同時に伊勢丹5階でも「松本里美のカップ&ソーサー展」やってま〜〜す!
どちらもよろしくね。 「小さな窓展」の方が早く終ってしまうので、少しづつご紹介しようかと思います。 きょうは音楽ものをいくつか ●エメラルドの山びこ ![]() 82年にサボテンはレコードデビューしました。その中に入ってる曲のタイトルです。 ヘタなのにインストバンドだったサボテンですが、歌があった方がエエよ、と言われ、シブシブ作ったのが「ヘビ使いの歌」で、これは日本語恥ずかしいなあ〜ということでわたしが無理くりドイツ語で作った曲でした。これを歌っていたら、これもまた恥ずかしいんで、だったら日本語でも同じじゃん、というわけで最初に日本語で作った曲でした。詩も曲もわたしですが歌っているのはフーマさんです。わたしは「ヤッホ〜〜〜」とかコーラスとかはしています。超シュールな内容でありました、、、、今思えば。 しかし、当時はこの絵のようなイメージが良く浮かんでいたので、普通のことでした。 エメラルドの山はきれいだろう、80年代はダイヤモンドよりもおしゃれさんはエメラルドだったのよ。そしてこんなゴージャスな山々とツーカーになりたい!ヤッホーと言ったらヤッホーヤッホー!!!とお返事欲しいな、なんて思ったことよ。 このイメージは今も変わらず時々思い浮かぶ。ヒンヤリした山びこが返ってきて、胸が高鳴るのだ。 ●Foggy mountain break down ![]() Earl Scruggs アール・スクラッグスという50年代のブルーグラスのバンジョー弾き&作曲の方がおりまして、本当にうまい!!! バンジョー初体験は前にも書いたけど「じゃじゃ馬億万長者」で、このタイトルバックにFlatt & Scruggsとしての演奏が流れていた。日曜の朝はこのアホな一家のドラマで大笑い。その後ナターシャセブンがその雰囲気を持って演奏していて、馴染み深くなったのでした。 「山」を描く、ということですぐにこれが思い浮かんでしまったので、代表曲であり作曲者のアールさんを描くことにした次第です。 これがこの曲ですね。うまいでしょ〜 知合いにテンガロンハット被ってる人がいて演奏もしているというから「カントリーですか〜?」と聞いたらもの凄く強い口調で「ブルーグラスだよ!!!」と訂正されたことがある。あ、違うんけ・・・・と。そこで随分説明を聞かされたが、結局忘れてしまった。 バンジョーやウッドベースや「Oh!Brother」なんぞを見ると(この映画大好きなのだ)女子も大勢スカートはいて当時は演奏していて、多分その流れでジョン・レノンのお母さんもバンジョーが弾けたんでしょうね。 先日見たジョージの伝記映画で、最初ジョージがジョンに会った時、ジョンのギターには弦が4本しか張ってなくて、ジョンはギターも4本だと思ってた、という話(ま、有名なんだけどね、ビートルズ好きには・・・)もかわいらしくて好きです。 ●雪の降る街を ![]() これは「窓」をテーマに描いたもの。 子どものころボニージャックスで良く聞いたなあ。この曲は歌いあげるのが良いので、オペラ歌手(テノール)の立川澄人も良かった。余談だけど、これまた子どもの頃教育テレビでやっていたオペラ中継の「魔笛」で立川さんがパパゲーノをやっていて感動したのだった。これが初めて見た「魔笛」で、明るいテノールの立川さんは本当に当たり役だったと思う。「魔笛」が大好きになったのはこの時からだ。 で、アメリカのポップスのカバーが大流行りになるちょっと前は、日本はロシア民謡が広く歌われていたわけで、4、5歳ころのバレエの発表会の写真が残っているのだけど、「コサックダンス」スタイルのものがあるのが時代を感じさせる。わたしって、結構歳とってるぅ〜〜〜歴史感じる〜と思わずにいられません。 とはいえさすがに新宿の末広亭の向かいにあった「バラライカ」(あれ、「ともしび」だったっけ?)で肩組んで歌った覚えはありませんよ!!もうすでにそうゆうのは無くなってました。 そんなわけで、なんとなくこの「雪の降る街を」はロシア民謡だとずっと勘違いしていたのだ。大人になってからあの中田喜直大先生であると知った。 この曲の寂しさが好きだった。そしてエンディングがマイナーからメジャーに緩やかに変わり明るく大袈裟なところもグッとなって好きなのだ。歌詞とピッタリだ。 「だれも分らぬ わが心 この空しさを この空しさを いつの日か祈らん 新しき光ふる 鐘の音 」 どう考えても教会の尖塔のある街しか思い浮かばない。わたしの頭の中では、終わりの歌いあげきったところで「ゴーンゴーン」と教会の鐘がなってもらわないとならない。いや、そう決まっているのだ。 新しき光に向うのだ。 #
by eggdance
| 2011-11-30 21:43
| 作品/art
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